英作文の添削サービスとは?
英作文の練習をしているとき、英語で日記を書いてみたとき、自分が書いた英文が本当に合っているのか、誰かに確認してほしいと思ったことはありませんか?書きっぱなしではなく誰かに添削してもらえる方が、英作文のスキルがアップすることはもちろん、モチベーションを維持する上でもとても良いですよね。
この記事では、おすすめの英作文添削サイト・アプリを3つ紹介していきます。無料で利用できるものもあるので、良いと思ったものがあれば、是非使ってみてください。
世界中の人と相互添削できるサイト「Lang-8」
まず最初におすすめするのは、Lang-8というサイトです。
語学の学習をしながら英語を使って海外の友達も作りたいと思う方もいらっしゃいますよね?そういう方にLang-8はとてもおすすめです。こちらのサイトは相互添削型のサービスで、あなたが作った英作文や日記を世界の誰かが添削するだけでなく、あなたも世界の誰かが日本語で書いた文章を添削することが出来ます。
英作文の相互添削で世界中に友達を作ろう!
このLang-8というサービスは、英作文や日記を添削してもらうだけでなく、添削をしてくれた人と友達になれるというSNSの一面も兼ね備えています。
英作文の添削を通して交流を深めたり、あるいは日本語を学びたい外国人の方のお手伝いをすることで、英語学習に対するモチベーションを高めることができます。
もし日本語を学びたいと考えている外国人を見つけたら、まずその方の日本語作文や日記を添削してみましょう。まず自分が添削することで、あなたの英作文を添削してもらえる確率がぐんと上がります。
また、プロフィール欄にSkypeIDなどを載せておくと、添削してくれた人とコンタクトが取れるようになります。会ったこともないけど世界のどこかにいる友達、そんな友達とSkypeを通してコミュニケーションを図るなんて、なんだかわくわくしませんか?
Lang-8を利用することで、英語のライティングだけでなくスピーキングやリスニング能力も鍛えることが出来るかもしれません。
私が実際に相互添削を利用してみて
私が実際にこちらのサービスを利用していたとき、フィリピン人とオーストラリア人の方と相互にライティングの添削をしていたのですが、こちらが添削を英語で行っていただくのに対して、向こうの方の日本語作文や日記に対しては、日本語で添削するのではなく、英語を使わなければなりません。
日本語のニュアンスの違いや自然な文章の書き方というのを英語で説明するのは、とても難しく苦戦しましたが、そういった経験はなかなかすることができないのでとても貴重な経験でした。
Lang-8の使い方・料金
Lang-8を使うためには、まずアカウントの作成が必要です。twitterやFacebookアカウントで認証することも可能です。
自分の母国語(日本人であれば日本語)と学習中の言語(英語)を決めて、使用開始です。無料ユーザーは1つだけ選ぶことが出来ますが、有料のプレミアムアカウントだと、複数個選択可能になります。
より多くの添削をもらうためには、プロフィールを充実させることがポイントです。
「Lang-8」は無料で利用できる!
ここまでLang-8の機能について説明してきましたが、なんとこれらのサービスは基本無料で使用することが出来ます。前述の通り、有料のプレミアムアカウントもあります。(月7ドル、年間63ドル)
プレミアムアカウントに入会すると、自身の投稿の優先順位が上がり、添削されやすくなります。もし投稿した英作文になかなか添削がつかない、多くの添削を見比べてみたい、という方はプレミアムアカウントに入会してみるのも良いかもしれません。
業界最安値の添削サイト「IDIY」
次におすすめするのは、「IDIY(アイディー)」というサイトです。
こちらは有料の英作文添削サービスとしては業界最安値のサイトです。日記のような簡単な英文から上級者のビジネス英作文まで対応してくれるので、とても便利です。
英語教育のプロフェッショナルが24時間英作文の添削サポート
IDIYは、世界中で活躍する翻訳家の方や、通訳、教員、校正者など英語教育のプロフェッショナルの方々が、協力しあって運営しているサービスです。様々な国の講師が活躍しているため、24時間の添削サービスが可能になっています。
微妙なニュアンスも汲み取って添削してくれる!
IDIYでは、英文だけでなく日本語文まで照らし合わせて添削してもらうことができます。英語で表現するのが難しい文でも、日本語文から微妙なニュアンスを汲み取って添削してもらうことができます。また、「フォーマルに」「カジュアルに」など、細かくシチュエーションを設定できるので、より適切な表現にすることができます。
独自システムが可能にするマンツーマンサポート
利用者の添削履歴はデータベースに記録されているため、講師は担当する生徒のライティングの弱点や特徴を把握することができます。そのため、一回一回的確なアドバイスを受けることが可能になります。
IDIYの使い方・料金
IDIYの料金体系は大きく分けて2つあります。1つはポイント支払い、そしてもう1つは定額支払いです。
ポイント支払い
IDIYでは、英文の単語数、添削方法(解説あり・なし)、英文の種類によって、添削価格が変わります。それにより、1単語当たり0.8~1.5ポイント(約7円~13円)の幅があります。
添削方法は利用する都度選択することができます。また、無料見積もりフォームを利用して、消費するポイント数を見積もることもできます。
定額支払い
定額支払いとは、添削定期券を購入する支払い方です。添削定期券を購入してから30日間は、1日1回毎日添削サービスを利用することができます。
毎日英語で書いている日記を添削してほしい、海外の取引先とのメールのやり取りが頻繁にある、というような方はこちらの方が良いかもしれません。
1回添削166円〜と、料金も破格です。
アプリの利用でより効率的な学習を!
IDIYには、公式アプリが存在します。原稿の入稿や添削結果の受け取りなどをアプリ上で行うことができるので、大変便利です。これから更に便利な機能の追加を予定しているそうなので、IDIYを利用する場合には是非アプリのインストールをおすすめします。
人工知能?瞬時に英作文を添削してくれるサイト「PhrasePhraseMe」
最後におすすめするのは、PhrasePhraseMe(フレーズフレーズミー)です。
こちらは、「瞬間添削」と「文法理解」、「反復練習」の3ステップで、英文のライティングスキルを高めることが出来るオンライン学習サービスです。
Lang-8やIDIYと違い、自分が書いた英文を添削してもらうというサービスはありません。出題された日本語を瞬時に英語にし、それを添削してもらう、ということを繰り返すことで、アウトプット力を高めていくトレーニングができます。
瞬間添削、文法理解、反復練習とは?
3つのステップについて具体的にどういうものなのか紹介しておきます。
①瞬間添削
書いた英文を、瞬時に添削して返してくれます。
②文法理解
改善点がある場合には、どこをどう直せばいいのかや、良い英文を書くために必要な知識まで詳しく解説してくれます。
③反復練習
反射的に英語が出るようになるまで何度も練習します。
PhrasePhraseMeの特徴
あっという間の瞬間添削機能搭載
このサイトの最大の特徴は、入力した英文がWEB上で瞬時に添削されるところです。まさか英語の先生が常時待機しているということはないでしょうから、おそらく人工知能のようなもので添削しているのでしょう。
ライティング力だけでなくスピーキング力の向上にも効果的!
このサイトを使い、短い日本語をみて瞬時に英文を作るという練習を繰り返すことで、文章を組み立てる力が飛躍的に伸びます。このトレーニングでは、ライティング力だけでなくスピーキング力も高めることが出来るので、とてもおすすめです。
PhrasePhraseMeの使い方・料金
こちらのサイトは、アプリにも対応しています。登録にはFacebookアカウントかメールアドレスが必要です。
無料会員だと添削が1日5回までと制限されていますが、レギュラー会員やプレミアム会員になると、瞬間添削が無制限で受けられます。また、間違えた問題や犯しがちなミスを教えてくれる「学習管理機能」を利用することもできます。
料金はレギュラー会員が月額980円、プレミアム会員は月額2,980円となっています。
おすすめの英作文添削サイト・アプリまとめ
この記事では、おすすめの英作文添削サイト・アプリを3つ紹介してきました。今回ご紹介したもの以外にも、添削サービスを提供しているサイト・アプリは複数あるので、興味があれば是非調べてみてください。
添削サービスには無料のものから有料のものまで幅広く存在しますが、もちろんどのサービスも、それを使ったからと言って急激に英作文が上達するということはありません。
毎日のたゆまぬ努力が英作文上達への1番の近道ですので、今回紹介したサイトやアプリをうまく利用しながら、是非毎日継続することを大切にしてみてください。