英検リスニング対策の決定版|今すぐ実践できるコツをご紹介!

英検リスニング対策の決定版|今すぐ実践できるコツをご紹介!

英検のリスニング対策には一体何をしたらいいのでしょうか。この記事では、英検リスニングで合格点を取るためのコツをご紹介していきます。英検3級、英検準2級、英検2級に分けてリスニング対策を解説していくので、受験される方は是非ご覧ください!

Naoko Araki

Naoko Araki

日本の高校を卒業後、そのままアメリカの大学へ進学しました。ビジネス学位を取得後、日本へ帰国し、日本のベンチャー企業や、オーストラリア人が上司の職場等を経験し、今現在は、米語、英語、オーストラリア英語が交じり合った環境で週末を過ごしています。

岡田さん

岡田さん

今度英検2級に挑戦しようと思うんですけど、リスニングが不安です。

ミランダ

ミランダ

確かに英検のリスニングは難しいわよね。でも岡田さんの実力なら、しっかりコツを掴んで対策しておけば合格点を取れるわよ!

岡田さん

岡田さん

英検リスニングのコツ、教えてもらえませんか?

記事の目次

  1. 1.英検のリスニングは難しい?コツはある?
  2. 2.リスニング対策:英検3級
  3. 3.リスニング対策:英検準2級
  4. 4.リスニング対策:英検2級
  5. 5.英検の合格点の基準、英検CSEスコアとは?
  6. 6.まとめ

英検のリスニングは難しい?コツはある?

黒のヘッドフォンの写真です。
Photo byPexels

英検に対して「対策方法がよく分からない」と悩んでいる方をよく見かけます。英検の対策は意外とあまり知られていないので、TOEICなどに比べ合格点を取るのが少し難しいと感じている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、英検にももちろん対策方法は存在します。今回は、英検の中でも特にリスニングについて、解答のコツをご紹介していきます。英検3級、英検準2級、英検2級の級毎に分けて、それぞれの概要と解答のコツを過去問も用いて解説していくので、受験予定の方は是非ご覧ください。

リスニング対策:英検3級

赤いコードの黒いヘッドフォンが机に乗っている写真です。
Photo bySplitShire

英検3級のレベルは中学卒業程度とされています。生活の中で出てくるような英語を理解し、使用できるかが問われます。レベルが中学卒業程度なので、英検3級を持っていると高校入試で優遇されることがあります。

英検3級リスニング試験概要

英検3級のリスニング問題は3つの部に分かれています。

第1部 会話の応答文選択 会話の最後の発話に対する応答として最も適切なものを補う。(放送回数1回、補助イラスト付き)
第2部 会話の内容一致選択 会話の内容に関する質問に答える。(放送回数2回)
第3部 文の内容一致選択 短いパッセージの内容に関する質問に答える。(放送回数2回)

英検3級リスニング対策

英検3級に合格するための3つのポイントをご紹介します。過去問を使いながら練習し、コツを掴みましょう。

1. 選択肢の先読み

第1部から第3部まで共通して、イラストや設問をできる限り先読みしてしまいましょう。いきなり一発勝負で聞くと難しいと感じる英語の音声も、先読みして内容について少しでも手がかりが掴めていると、落ち着いて解答することができます。選択肢の先読みはよく聞く対策方法ですが、即効性がありますので是非試してみて下さい。

■第1部「会話の応答文の選択」
第1部では、補助のイラストが問題用紙の中に用意されています。どんな人がいるのか、その人の動き、場所、周りに用意されているものなど、イラストから得られる情報をできるだけ多く読み取りましょう。

■第2部「会話の内容一致選択」・第3部「文の内容一致選択」
第2部と第3部では、選択肢の先読みをして選択肢の共通項を見つけましょう。時についてなのか、場所についてなのか、人についてなのか、何に集中して聞けば良いのかが分かります。実際の過去問では、この様な選択肢がありました。

No.20
1  At 3:00.
2  At 5:00.
3  At 5:30.
4  At 7:00.

2018年度第2回検定試験(3級)過去問

この選択肢の場合、共通点は時間ですね。時間について話している部分に特に集中して聞けば良いことが分かります。

2. 疑問詞に意識を向ける

■第1部「会話の応答文の選択」
第1部では会話の応答に相応しい選択肢を選ぶため、回答の直前の疑問詞に特に集中しましょう。第1部では、2往復目の応答が問題になるので、1人目の発言者の2回目の発言が最も重要です。冒頭の疑問詞を聞き取ることに注力しましょう。実際の過去問も見てみます。

No.5
I'll make lunch today.
Great, thanks.
What do you want to have?

1. Something hot.
2. I've never eaten it.
3. It sounds good.

2018年度第2回検定試験(3級)過去問
 

「What」が聞き取れれば、解答は「1. Something hot.」が相応しいことが分かりますね。

■第2部「会話の内容一致選択」・第3部「文の内容一致選択」
第2部と第3部でも、Questionに、疑問詞があれば要注目です!何を答えれば良いのかを理解することができなければ、正解はできません。

実際の英会話の中でも、疑問詞を聞き取ることは重要です。それを聞き取れるようになると、コミュニケーションがスムーズになりますよ。

3. 2回の放送を用途を分けてしっかり活用する

第1部は放送回数は1回のみですが、第2部と第3部では、音声が2回放送されます。1回目の放送と2回目の放送では、それぞれ聞くときのポイントがあります。

■第2部「会話の内容一致選択」・第3部「文の内容一致選択」
1回目:最後に流れるQuestionを確実に聞き取る。全体の流れを簡単に把握する。
2回目:聞き取った質問の答えを、全体の会話やナレーションの中から探し出す。

最初から全て聞き取ることができればもちろん良いですが、なかなかそうもいきませんよね。そういう方は、2回流れるということを最大限利用してください。

リスニング対策:英検準2級

シルバーのヘッドフォントと黒のスマートフォンの写真です。
Photo bykaboompics

英検3級までが英語の基礎力を試すものだったのに対し、英検準2級からは応用力が試され始めます。英検準2級は高校中級程度のレベルとされており、センター試験対策にもなります。

英検準2級リスニング試験概要

英検3級同様、英検準2級のリスニング問題も3つの部に分かれています。ただ英検3級と違い、英検準2級ではリスニングの英文が全て1回しか放送されないのが難しいところです。それも踏まえた上でリスニング対策をしていきましょう。

第1部 会話の応答文選択 会話の最後の発話に対する応答として最も適切なものを補う。(放送回数1回)
第2部 会話の内容一致選択 会話の内容に関する質問に答える。(放送回数1回)
第3部 文の内容一致選択 短いパッセージの内容に関する質問に答える。(放送回数1回)

英検準2級リスニング対策

英検準2級のリスニング対策をご紹介します。コツをしっかりと押さえればそんなに難しいことはありません。合格点取得を目指してしっかり対策していきましょう。

メモを取りながら聞く

先程もご紹介した通り、英検準2級では英語の音声が1回しか流れません。1度聞き逃したり内容を忘れてしまうとアウトです。そこで、音声を聞きながらメモを取ることをおすすめします。TOEICでは問題用紙へのメモは禁止されていますが、英検ではメモを取ることが禁止されていません。

ただ、何から何までメモを取っていると音声に置いていかれてしまいますので、下記のような重要な部分だけささっとメモを取るようにしましょう。あくまでもメモを取ることではなく音声に集中することを忘れないでください。

・数字
・時間
・場所
・誰

メモを取りながら聞く方が難しいという方もいらっしゃるので、メモありとメモなしで過去問を解いてみて、自分にどちらの方法が合っているのかを試すことをおすすめします。英検は、自分に合った解き方を見つけることもコツの1つです。過去問を活用して、自分の力を最大限発揮できる解き方を見つけておきましょう。

リスニング対策:英検2級

黒板と教卓と椅子がある教室の写真です。
Photo byWokandapix

英検2級は、高校卒業程度レベルとされており、日常英語に留まらず、社会生活で必要な英語を理解し使用できるかが問われます。これまでの級に比べて難しいですが、英検2級は入試や留学で優遇されるだけでなく、就職や転職の際の自分の英語力のアピールにもなるので、是非取得しておきたい資格です。

英検2級リスニング試験概要

英検3級や英検準2級の問題は3つの部に分かれていましたが、英検2級は2つの部で構成されています。英検準2級と同様、リスニングの英文は1回のみ放送されます。

第1部 会話の内容一致選択 会話の内容に関する質問に答える。(放送回数1回)
第2部 文の内容一致選択 短いパッセージの内容に関する質問に答える。(放送回数1回)

英検2級リスニング対策

英検2級のリスニング対策として、2つのポイントをご紹介します。英検2級のリスニングともなるととても難しいイメージがありますが、しっかりとコツを掴めば合格点を取ることはできます。

1. 選択肢の先読み

英検3級対策でご紹介した先読みですが、こちらはどの級においても重要です。英検2級のリスニングでは、第1部、第2部共に選択肢が用意されています。先読みをする際に大事なポイントは、共通項を見つけることと、どういう状況なのか手がかりを掴むことです。実際の過去問を見てみましょう。

No.6
1 She did not enjoy the food.
2 She did not have a ver good time.
3 She stayed in an old part of the city.
4 She was too tired to go sightseeing.

2018年度第2回検定試験(2級)過去問

この場合、放送される英文の中で登場してくるであろう女性の行動や心情に注目するのは、一目瞭然ですね。また、「enjoy the food」「have a ver good time」「stayed in an old part of the city」「too tired to go sightseeing」などのフレーズから、どこか旅行に行ったときの話なのか、イベントに行ったときの話なのかなど、ある程度何についての話なのかの手がかりを掴むこともできます。

英検のリスニングで先読みをするタイミングは2回あります。1つ目のタイミングは、リスニング試験が始まる前です。英検の問題冊子は、筆記試験もリスニング試験も1冊にまとまっており、筆記試験終了の時間になるとそのままリスニング試験が始まります。そのため、筆記試験を早めに終わらせることができれば、リスニング試験の選択肢を先読みすることができます。2つ目のタイミングは、音声が流れる直前です。英検2級リスニングの解答時間は10秒です。解答時間の10秒は、解答だけでなく先読みにも時間を割きましょう。解答先読み→音声に集中→すぐ解答→解答先読みのリズムを掴んで解いていけるとベストです。

2.分からなければ諦める

英検2級リスニングでもう1つ重要なのが、分からなかった問題は潔く諦めるということです。英検2級のリスニング問題は、高校卒業レベルとだけあってそれなりに難しいです。どれだけ対策をしても、本番で聞き取れない問題は必ずあります。そのときどのように対処するかは、合格不合格の明暗を大きく分けます。


分からない問題があったとき最も良くないのは、最後の最後まで粘って次の問題の先読みもできず、それどころか次の音声の冒頭を聞き逃してしまうというパターンです。一度このパターンにはまると、その連鎖がどんどん続いていきます。よく聞き取れなかった問題は、10秒考えたところで答えを導き出すことはできません。難しいと思ったら適当にマークシートを塗りつぶし、次の問題の先読みに時間を割きましょう。

英検の合格点の基準、英検CSEスコアとは?

カラフルな風船の上にYEAH!!と青で書かれた白い紙を持った手がある写真です。
Photo byrawpixel

英検CSEスコアとは?

英検では現在、合格点の基準として英検CSEスコアを用いています。英検CSEスコアとはどういうものなのか少しご紹介しておきます。

技能ごとにスコアを均等に配分

英検は技能ごとに問題数が異なりますが、問題数に関係なく各技能にスコアを均等に配分しています。そのため、技能ごとに1問あたりのスコアへの影響が異なります。例えば、リーディングよりリスニングの方が問題数が少ない場合、リーディングを1問間違えるよりもリスニングを1問間違えるほうがスコアへの影響が大きいということです。ただし、同じ技能内の問題はどの問題もスコア配分は一律です。

同じ正答数でも回次によりスコアは異なる

各回の全答案採点後に、統計的手法(Item Response Theory*)を用いてスコアを算出しているため、正答数だけでスコアを算出することはできません。

※「Item Response Theory」とは、テストにおける受験者の応答パターンを用いて、形式や難易度が異なるテストの結果を比較するための理論

合格するためには技能のバランスが必要

英検CSEスコアでは、各技能にスコアを均等に配分しているため、各技能バランス良く合格点を取らなければ合格することはできません。例えば以前の計算方法では、合格点を80点とした場合、リーディングで40点リスニングで40点取得できていれば、例えライティングが0点でも合計80点で合格できていました。しかしCSEスコアで合格点を取るには、全技能バランスの良い力が必要となります。

まとめ

サムズアップをしている写真です。
Photo bysweetlouise

今回は、英検リスニングの解答のコツをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?こういったコツは、実際に何度も過去問を解いて自分のものにしなければ役に立ちません。英検の公式サイトにも過去問と解答が載っているので、是非何度も解いてから本番に挑んで下さい。

英検のリスニングは、TOEICと違って筆記試験の後に行われるため、集中力を切らさないことが大切です。また試験本番では、難しい問題があっても慌てず焦らず解いていきましょう。時には潔く諦めて、取れる問題を確実に解答していくことが合格のコツです。

しっかりと対策し、合格点を掴み取ってください!


参考サイト:
http://www.eiken.or.jp/eiken/

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