英語の比較級の文法解説|最上級との違いも例文付きでレクチャー!

英語の比較級の文法解説|最上級との違いも例文付きでレクチャー!

英語の比較級には、規則的な活用をするものから「good」や「well」のように不規則な活用をするものまで様々あり、実はしっかり理解できていない人もいるのではないでしょうか。この記事では、例文や一覧表を用いて英語の比較級について詳しく解説していきます!

岡田さん

岡田さん

実は私、英語の比較級がいまいち理解できていないんです。

ミランダ

ミランダ

比較級は最上級と用法が似ていたり、「good」や「well」のように不規則に形が変わるものもあるから難しいわよね。

岡田さん

岡田さん

そうなんです。色々とごちゃごちゃになってしまって、、。

ミランダ

ミランダ

それじゃあ、今回は比較級についてじっくりみていきましょう!

英語の比較級について学ぼう!

2つのものを比べる図です。(筆者作成)

突然ですが、皆さんに問題です。上の図は男性2人を表した図で、Aさんは身長が166cm、Bさんは178cmです。この2人のうち、どちらが背が高いですか?

そう、正解はBさんですね。では、「BさんはAさんより背が高い」は英語の文法ではどう表現するのでしょうか?

この記事では、英語で「AはBと比べて〜である」という時の文法表現「比較級」について例文を交えて解説していきます。比較級は規則的な活用をするものの他、「good」や「well」など不規則に活用するものもあるので、この機会に整理しておきましょう。

そもそも英語の比較級とは?

比較級の概念を示す図です。(筆者作成)

比較級とは、主に2つのものを比べて「AはBよりも〜である」と述べる文法表現です。例えば「AはBよりも大きい・小さい」、「高い・低い」、「早い・遅い」などを言い表すことができます。比較級には、規則的な活用をする「規則変化」の形と、「good」や「well」など規則が当てはまらない「不規則変化」の形があります。

英語の比較級と最上級の違い

比較級と最上級の概念図です。(筆者作成)

英語でものを比べる時の文法表現には、比較級の他に最上級があります。この2つの表現は文法の形がよく似ているので、しっかり区別できるようにしておきましょう。

比較級は先程もご説明した通り、「AはBよりも〜である」と、何かと何かを比べる表現です。それに対し最上級は、比較対象の中で「一番のもの」や「最も〜なもの」を言い表すことができます。

基本的な英語の比較級の形

基本的な比較級の図です。(筆者作成)

比較級は、名詞を修飾する「形容詞」や名詞以外を修飾する「副詞」の語尾に「-er」を付けるのが基本の形です。

例)
tall→taller

fast→faster


そして、比べる対象は「than」を使って繋げます。

He is taller than the boy. 
彼はその男の子より背が高い。
Mary is smarter than her sister. 
メアリーは彼女の姉より頭が良い。
This house is older than that building.  
この家はあの建物より古い。

「more」を使って表す比較級の形

more thanのイメージ図です。(筆者作成)

一部の形容詞・副詞は、語尾に「-er」をつけて比較級を表すことができません。例えば、「beautiful」は「beautifuler」とは言えません。このような時は、頭に「more」をつけます。

例)
beautiful→
more beautiful


では、どのような時に「-er」ではなく「more」を使うのでしょうか?「more」を使って比較級を作るときの条件と例文を一覧にまとめておきます。

条件 例文
aで始まる形容詞、
分詞形容詞(※)
afraid、worried、moving I'm more afraid of the disease than the death.
-ful/-less/-ish/-ousなど接尾辞がついているもの useful、useless、selfish、famous This tool is more useful than that.
3音節以上の単語 elegant→e/le/gant  This dress looks more elegant than that one.
「形容詞+ly」の形の副詞 quickly(形容詞+ly) Time passes more quickly than you think.
(※分詞形容詞とは、動詞が形容詞化して形容詞として使われているもののことで、人の感情を表す言葉が多い。)

不規則な比較級の形

不規則に並ぶ箱
Photo byninita_7

「good」「well」「bad」などの一部の形容詞・副詞は、「-er」「more」どちらも使わず不規則な形の変化をします。原級・比較級・最上級まとめて一覧にしたので、この一覧を使って暗記してしまいましょう。

原級 比較級 最上級
good/well better best
bad/ill/badly worse worst
many/much more most
little(量) less least
little(程度) lesser least
far(距離) farther farthest
far(進捗) further furthest
late(時間) later latest
late(順序) latter last

「good」や「well」の比較級である「better」などは、「ベター」として日本語でも正しい意味で浸透しているので、意外と覚えやすいかもしれませんね。

比較級の強調表現

強調を表す「stress」と書かれた人形
Photo byjohnhain

比較表現では、「AはBよりもずっと〜である」のように、比較の差を強調することがあります。比較級を強調する単語と例文を一覧にしてまとめておきます。

強調する単語 例文
still The solution is still more sophisticated.
even That will get even better.
much Jet planes fly much faster than propeller planes.
far(by far) Gold is far heavier than water.
a lot, lots This river is a lot deeper than the other.
a good deal(a great deal) The birth rate is a good deal lower than in the last decade.

最上級にも強調表現があるので、同様に一覧でまとめておきます。
強調する単語 例文
very This dictionary is the very best.
by far It was by far the best film I had ever seen.
much This is much the best of all.

疑問詞を使った比較級の疑問文

比較級の疑問文の例です。(筆者作成)

最後に、疑問詞を使った比較級の疑問文について解説しておきます。

「AとB、どちらの方がより〜か?」

疑問詞を使った比較級の疑問文で代表的なのは「AとB、どちらの方がより〜か?」の表現です。

Q: Which one is taller, A or B?
A: B is taller than A. 


Q: Which one is shorter, A or B? 
A: A is shorter. 

「どちらがどれだけ〜か?」

疑問詞を使った比較級の疑問文では、「どちらがどれだけ〜か?」という表現もあります。重さ、長さ、高さなど、数値の比較で使われることが多いです。

例えば2人の男性がいて、どちらがどれだけ身長が高いのか聞くときなどに使われます。

Q: How taller is the blue man than the red man? 
A: He is 12cm taller than the red man. 


Q: How shorter is the red man than the blue man? 
A: He is 12cm shorter than the blue man. 

英語の比較級まとめ

女性がペンと紙を持っている
Photo byrawpixel

今回は英語の比較級について例文や一覧表を使って解説してきましたが、いかがだったでしょうか?英語学習者にとって、正しい英文法を身に着けることはとても重要です。是非ご紹介した例文や一覧表を使って、比較級をマスターしてみてください!


参考文献:
・綿貫陽、宮川幸久、他、「第8章 比較」徹底例解ロイヤル英文法改定新版旺文社、pp.347-360.

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