英検1級リスニング対策|問題の傾向と解法のコツを知って超難関を突破!

英検1級リスニング対策|問題の傾向と解法のコツを知って超難関を突破!

英検1級と聞けば「超難関試験」をイメージする人が多いと思いますが、実際どうなのでしょうか?この記事では、英検1級の中でも特にリスニングパートについて、過去問などを参考にリスニング問題の傾向と解法のコツをご紹介していきます。英検1級受験を考えている方、必見です!

うどん

うどん

アメリカへの語学留学経験と、同じくアメリカへのホームステイの経験があります。 少しでも見やすい、分かりやすい記事を書けるように気をつけます。 宜しくおねがいします。

岡田さん

岡田さん

英検1級に合格するのはTOEICで満点を取るよりも難しいと聞いたのですが、本当ですか?

ミランダ

ミランダ

英検1級は専門的なジャンルの語彙力も求められるから、確かにTOEIC満点より難しいかもね。特にリスニングは文量も多くて大変よ。

岡田さん

岡田さん

やはりそうなんですね!そんなに難しい試験でも攻略法はあるんですか?

ミランダ

ミランダ

ええ。英検1級は確かに難しいけど、問題の傾向と解法のコツを知ってしっかり対策すれば突破することは可能よ!

岡田さん

岡田さん

英検1級リスニングの攻略法、教えてください!

記事の目次

  1. 1.英検1級のレベルってどのくらい?
  2. 2.英検1級はなぜそんなに難しいの?
  3. 3.英検1級リスニング問題の構成は?
  4. 4.英検1級リスニングPart1:問題の傾向と解法・対策
  5. 5.英検1級リスニングPart2:問題の傾向と解法・対策
  6. 6.英検1級リスニングPart3:問題の傾向と解法・対策
  7. 7.英検1級リスニングPart4:問題の傾向と解法・対策
  8. 8.過去問や参考書を使って練習しよう!
  9. 9.英検1級リスニング対策まとめ

英検1級のレベルってどのくらい?

コルクボードに「Test」と書いてある
Photo bygeralt

近年では、英語試験と言えばまずTOEICを思い浮かべる方が多いですが、英検も未だ受験者数年間約360万人を誇る人気の高い検定試験です。そんな英検の中でも、「超難関」として有名なのが、英検1級です。

ところで、超難関とは具体的にどのくらいのレベルなのでしょうか?TOEICやTOEFLなど有名な英語試験のスコア目安表でみてみましょう。

各資格・検定試験スコア目安表

各資格、検定試験の難易度を比較したものです。出典: http://4skills.jp/qualification/comparison_cefr.html

※TOEIC L&R/ TOEIC S&Wについては、TOEIC S&Wのスコアを2.5倍にして合算したスコアで判定

この表を見ると、TOEICで満点を取るよりも英検1級を取得するほうが難しいということが分かります。今回は、そんな英検1級に合格するために、リスニングパートの問題の傾向と解法のコツをご紹介していきます。

英検1級はなぜそんなに難しいの?

英語の文章のイメージです。
Photo byannekarakash

英検1級が難関試験だということは分かりましたが、一体なぜそんなに難しいのでしょうか?その理由をご説明します。

①専門的な英単語知識

英検1級に出題される問題には、日常生活ではまるで使わない専門的な英単語や、見たことのない英単語が次々と出てきます。例えば下記をご覧ください。

  1. veto 
  2. fraudulent 
  3. overrun 
  4. ransom 
  5. astute 
それぞれ意味はこちらです。
  1. 拒否権を行使する
  2. 詐欺的な
  3. はびこる
  4. 身代金
  5. 抜け目のない
この5つの中で意味の分かる単語はありましたか?「拒否権を行使する」なんて、弁護士などの専門職ではない限りまず使わない単語ですよね。ですが、英検1級ではこのような専門的な単語や難しい単語がざらに出てきます。

英検1級に合格するためには、10,000語以上の英単語を覚える必要があると言われています。求められるボキャブラリー力の高さは、英検1級が最難関たる所以の一つです。

②幅広いジャンル

英検1級に出題される問題は、リーディングもリスニングも、芸術、文化、歴史、教育、科学、自然・環境、医療、テクノロジー、ビジネス、政治など本当に幅広いジャンルから出題されます。そのため、ただ英語を読めて聞けるだけでは、あまり意味が理解できないときがあります。このような問題を解いていくためには、普段からニュースや新聞に目を通して世間一般の知識などを得ておく必要があります。
 

③リスニングの文量の多さ

英検1級リスニングは、他の試験に比べて音声スピードが圧倒的に速いのかというと、そんなことはありません。では何が難しいのかというと、読まれる文量が多いということです。特にPart4のインタビュー問題に至っては、英語のインタビュー音声が約3分間流れます。このリスニングの文量の多さが、英検リスニングの難易度を上げている要因の一つです。

英検1級リスニング問題の構成は?

リスニング問題の構成に対するイメージの画像です。
Photo by472301

英検1級のリスニングを対策する上で必要不可欠なのが、問題形式を理解しておくことです。英検1級のリスニング問題は、Part1〜Part4の4つのパートに分かれています。いずれのパートでも、音声は1回しか放送されません。それぞれのパートでどのような問題が出題されるのかしっかりと理解しておきましょう。

英検1級リスニング問題形式

英検1級リスニングの4つのパートについて、それぞれ問題形式をみていきましょう。

Part1(10問)

Part1では、会話を聞いて質問に答える問題が出題されます。会話文なので比較的シチュエーションを想像しやすく、1級リスニングの中では解答しやすい問題です。

Part2(10問)

Part2では、説明文などのパッセージが読まれて、それに関する質問に答える問題が出題されます。話の内容が専門的であることもあるので、Part1と比べて難易度がアップします。

Part3(5問)

Part3では、日常生活の一場面で流れるようなアナウンスを聞き質問に答える問題が出題されます。実生活の中でどのくらい英語が使えるのかを試す問題となっています。

Part4(2問)

Part4では、長いインタビューを聞き、それに関する質問に答える問題が出題されます。このインタビュー問題は、音声速度が他の問題に比べて早いことが多く、更に文量も多いため、英検1級リスニング問題の中で1番苦手とする人が多いパートです。

英検1級リスニングPart1:問題の傾向と解法・対策

リスニングpart1会話問題のイメージです。
フリー写真素材ぱくたそ

Part1の問題は、会話を聞いてその会話の内容に関する質問に答える問題です。具体的な問題の傾向と解法・対策について見ていきましょう。
 

Part1 問題の傾向

Part1では、会話を聞いて質問に答える問題が10問出題されます。短い会話が多いですがやや長い会話も1〜2問出題されるので油断しないようにしましょう。Part1ではどのような問題が出題されるのか、過去問を見てみましょう。

No.1
A:You know, if we sold our house in California, we could buy three in Utah.
B:Great, but do we need three houses?
A:We could rent out the other two. The monthly income would cover our mortgage, and we'd probably help build up a nice little nest egg.
B:Hmm. Interesting idea. I wonder if I could find a decent job out there. I suppose it's worth exploring.

過去問:2018年度第2回英語検定試験1級のリスニング問題(Part1,No1より)

この問題では、2人の登場人物の短い会話が繰り広げられています。話の内容としては不動産投資についてですが、みなさんはどの程度理解できたでしょうか?Part1では、このようないたってシンプルな会話問題が出題されます。Part1は英検1級のリスニング問題の中では、比較的点が取りやすいパートです。ここでできるだけ問題を落とさず確実に点を取ることが、合格への近道です。

part1 解法・対策

それでは続いてPart1の解法・対策についてみていきましょう。
 

Part1を解くコツ①問題の選択肢を先読みする

これはPart1に限らずどのパートにも共通することですが、問題の選択肢の先読みは正答率をあげるコツの一つです。選択肢の先読みを何のためにするのかというと、問題文の大体の内容を予測しておくためです。

選択肢の中にある単語を見れば問題文の内容をある程度予測することができるので、いざ問題文を聞いたときにその内容が頭に入ってきやすくなります。事前に得られる情報はできるだけ得ておくことが大事です。

Part1を解くコツ②前後の文脈から予想する

先ほどご紹介した過去問の中で出てきた「mortgage」と言う単語ですが、みなさんはこの単語の意味が分かりましたか?この単語の意味は、「住宅ローン」ですが、もしこの「mortgage」の意味が分からなかったとしても、諦めてはいけません。前後の文脈から十分意味を推測することができます。

英検1級のリスニングでは、絶対に分からない英単語が出てきます。普段から、分からない単語がでてきても前後の文脈から意味を推測する癖をつけておくことで、本番でも慌てることなく対応することができます。

Part1を解くコツ③質問の種類を見分ける

Part1の会話に関する質問は、大きく2種類に分けることができます。会話文全体を理解していないと答えることができないような包括的な質問と、会話の一部だけ聞き取れていれば答えることができる部分的な質問です。

部分的な質問であれば、全体的によく理解できていなかったとしても、ある部分だけ聞き取れていれば問題に正解することができます。全然聞き取れなかったとすぐに諦めず、質問をよく聞いてみましょう。

英検1級リスニングPart2:問題の傾向と解法・対策

リスニング問題part2の文章に関するイメージです。
Photo byStockSnap

Part2では、説明文などのパッセージが読まれて、それに対する質問に答える問題が10問出題されます。1つのパッセージに対して質問は2つずつです。具体的な問題の傾向と解法・対策について見ていきましょう。

Part2 問題の傾向

Part2でどのような問題が出題されるのか、過去問を見てみましょう。

The Fight Against Malaria
 Malaria is a disease that kills hundreds of thousands of people every year. It is caused by the Plasmodium parasite, which is spread by mosquitoes. Finding a way to prevent malaria from being transmitted to humans has long been a goal of scientists.
 (以下省略)

過去問:2018年度第2回英語検定試験1級のリスニング問題(Part2,Aより)

この問題では、ある論説文が問題文になっています。この論説文の内容に関する質問が2つ出題され、その質問に適した答えを4つの選択肢の中から選びます。

 

Part2 解法・対策

Part2の解法と対策についてみていきましょう。

Part2を解くコツ①幅広いジャンルの英単語を広く深く

過去問を見たら分かる通り、Part2では幅広いジャンルの論説文が出題されます。これらの論説文では、日常生活ではまったく使わないような英単語が出てきます。例えば、上記の過去問は「マラリア」についての論説文ですが、もし「Malaria」の意味が分からなければ、何についての話なのか理解するのに苦労するでしょう。Part2を攻略するには様々なジャンルの英単語を勉強しておくことが大切です。

また、英検1級における英単語の知識は、広さだけでなく深さも求められます。例えば上の過去問では「transmit」という単語が出て来ますが、この単語をどう訳しますか?多くの人は「transmit」=「送る・伝える」の意味で覚えていることが多いですが、この問題文での「transmit」の意味は「伝染する」です。この程度の意味の違いであれば、「伝染する」を知らなくてもそんなに困ることはありませんが、普段と全く違う意味で使われる単語もあります。基礎単語に関しては、よく使われる意味を知っているのは当たり前です。よく使われる意味とは違う意味でも使われるのが、英検1級です。

Part2を解くためのコツ②気持ちを切り替える

Part2では、1つの問題に対して2つの質問が出題されます。仮に1つ目の質問に対する答えが分からなかったとしても、そこで躓かず気持ちを切り替えることが重要です。もし分からないと思ったら、潔く諦めて適当に回答しておきましょう。1番最悪なのは、「答えを考えているうちに次の質問が流れてしまって聞き逃し、2つ目の答えもわからなくなってしまった」というパターンです。英検1級ともなると分からない問題はざらに出てきます。そこでどう気持ちを切り替えて次の問題を取りに行けるかがポイントです。

 

英検1級リスニングPart3:問題の傾向と解法・対策

リスニング問題part3の日常生活、電話に関するイメージです。
フリー写真素材ぱくたそ

Part3では、日常生活の一場面で流れるようなアナウンスを聞き、それに関する質問に答える問題が5問出題されます。具体的な問題の傾向と解法、対策について見ていきましょう。

part3 問題の傾向

Part3は、Part1・Part2とは大きく問題の形式が変わります。​​​​​​それぞれの問題文が放送される前に、問題冊子に記載してある「situation」と「question」を読む時間が与えられるのです。

Part3 解法・対策

Part3の解法と対策について見ていきましょう。

Part3を解くためのコツ①必要な情報をピックアップ

Part3の問題は「電話」や「アナウンス」の題材が多く、より話す英語がリアルになっています。早口で喋るところもあれば強調して喋るところもあり、聞き取るのが難しい部分が出てきます。そのような状況でも的確に回答するためには、重要な部分だけ聞き取ることが重要です。一見とても難しそうなことのように聞こえますが、そのように「意識する」だけでも効果があります。

アナウンスなどでは、重要な部分が必ずあります。「そこだけは聞き逃さない」という気持ちで重要な情報だけをピックアップしましょう。「流れる英文を最初から最後まで聞き取ろうとしてすべてが中途半端になり、結局どの部分も正確に聞き取れなかった」という事態だけは避けましょう。

Part3を解くためのコツ②事前情報を最大限利用する

Part3は、事前に得られる情報が多いパートです。先に「Situation」と「Question」が分かっている点を最大限利用して、不要な情報は上手く聞き流しながら必要な情報だけをキャッチして解答しましょう。特に「Situation」を読むときは、何となくさらっと読むのではなく、頭の中で箇条書きのように情報を整理しながら読むのがコツです。とは言え、この「Situation」と「Question」を読む時間は10秒しか与えられないので、悠長に読んでいては間に合いません。速読を意識して素早く読む必要があります。

英検1級リスニングPart4:問題の傾向と解法・対策

リスニング問題part4のインタビューに関するイメージです。
フリー写真素材ぱくたそ

Part4では、長いインタビューを聞き、それに関する質問に答える問題が出題されます。インタビューは2つ流れ、それぞれに対して質問は2つずつです。Part4は、全リスニングパートの中で最も難しい、まさしく最難関の問題です。具体的な問題の傾向と解法、対策について見ていきましょう。

Part4 問題の傾向

Part4のインタビューの長さは大体3分程度で、問題数は2問ですがかなりの集中力が必要となります。インタビューはとてもリアルに再現されており、どもった部分など聞き取れないところがいくつかでてきます。

Part4 解法・対策

それでは最難関Part4の解法と対策について見ていきましょう。

Part4を解くためのコツ①インタビューの質問に注目

Part4のインタビュー内容は、仕事や職業に関するものが多いです。インタビューの中では、インタビュアーが多くの質問を投げかけます。例えば仕事のインタビューであれば、下記のような質問です。

  • なぜその職業についたのか?
  • その仕事をやる上で大切なことは何か?
  • その仕事のメリットとデメリットは何か?
質問を聞き逃してしまうと何について答えているのか全く分からなくなってしまうので、インタビュアーの質問に要アテンションです。もし途中で話がよくわからなくなっても、次の質問で話が切り替わるので、そこから気持ちも切り替えて頑張りましょう。

Part4を解くためのコツ②最初の文に注目

インタビューの最初には、これが何のインタビューなのか説明が入ります。ここをしっかり聞き取れると聞き取れないでは、インタビュー内容の理解度が大きく変わってくるので、最初から集中して聞きましょう。「This is an interview with 〜」のように、インタビューを受ける人の名前や肩書きが紹介されます。

過去問や参考書を使って練習しよう!

本
フリー写真素材ぱくたそ

英検1級リスニング問題の傾向と対策をご紹介してきましたが、これを読んだだけで本番に挑んでももちろん合格はできません。過去問や参考書を使ってしっかりと練習する必要があります。英検の過去問や参考書はたくさんありますが、私がおすすめする参考書は、「最短合格!英検1級 リスニング問題 完全制覇」です。

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おすすめの理由②オリジナル問題

もう一つのおすすめ理由は、最新傾向を反映したオリジナル問題が収録されているという点です。こちらの参考書の問題は、過去5年分のデータを徹底分析し、その結果をもとに作成されています。あくまでも過去問とは違い、過去問をもとに作成された「予想問題」になるので、過去問をすべて解いてしまったという方はこちらの参考書を是非使ってみてください。

英検1級リスニング対策まとめ

英検1級 受験に対するイメージ。
フリー写真素材ぱくたそ

この記事では、英検1級のリスニングパートについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか?知れば知るほど難しそうな英検1級ですが、しっかりと問題の傾向を知り対策を講じれば、合格することはできます。今回ご紹介した点を踏まえた上で、過去問や参考書を使って練習してみてください。

英検は一度取得してしまえば失効することはないので、未来永劫「英検1級保持者」でいることができます。是非挑戦してみてはいかがでしょうか?

参考URL:
・「英語4技能試験情報サイト」
http://4skills.jp/qualification/eiken.html
・「英検公益財団法人 日本英語検定協会」
http://www.eiken.or.jp/eiken/


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