
岡田さん

ミランダ
確かに、「アイザック」なら「ザック」、「チャールズ」なら「チャック」のような定番のニックネームは多いわね。

岡田さん
そうなんですね!ちなみに、日本人の名前も英語のニックネームにすることはできるんですか?

ミランダ
できるわよ!日本人の名前には、外国人の方からすると呼びづらいものもあるから、海外に長期滞在する場合には英語用のニックネームを付けておいても良いかもね。せっかくだから今日は、英語のニックネームについてみていきましょう!
英語のニックネームで距離を縮めよう!
アメリカのドラマや映画を見ているとき、登場人物たちがニックネームで呼び合っているのを見たことはありませんか?ニックネームは、日本では「愛称」や「あだ名」とも言われていますが、海外では日本よりもニックネームの文化が浸透しており、仲の良い友達同士だけでなく会社仲間の間でも幅広くニックネームが使われます。ニックネームを使うと名前を覚えてもらいやすくなりますし親近感も高まるので、日本人の方も海外に長期間滞在する場合は英語のニックネームを考えておくと良いかも知れません。
この記事では、英語のニックネームの法則に触れながら、様々な英語の愛称をご紹介していきます。「アイザック」であれば「ザック」、「ロバート」であれば「ボブ」のような定番のニックネームは、是非覚えておきましょう。
英語のニックネーム一覧:短縮系①(最初の音節)
最もよく使われる愛称(あだ名)の付け方は、最初の音節に短縮して呼ぶ方法です。日本語の愛称で言うと、「はるかちゃん」を「はるちゃん」と呼ぶような感覚に似ています。以下がアメリカなどでポピュラーな短縮系の愛称一覧です。
短縮系の愛称一覧(最初の音節)
・Alexandra(アレクサンドラ)/Alexander(アレクサンダー)→Alex(アレックス)
・Christopher(クリストファー)→Chris(クリス)
・Michael(マイケル)→Mike(マイク)
・Nicholas(ニコラス)→Nick(ニック)
・Matthew(マシュー)→Mat(マット)
・Samantha(サマンサ)→Sam(サム)
・Benjamin(ベンジャミン)→Ben(ベン)
・David(デービッド)→Dave(デイブ)
英語のニックネーム一覧:短縮系②(最後の音節)
短縮系の愛称(あだ名)には、最後の音節を取った付け方もあります。例えば「アイザック」であれば前を取るよりも後ろの「ザック」を取った方が響きが良いなど、呼びやすさや響きの良さで、音節の前を取るか後ろを取るかを決めます。最後の音節を取った愛称一覧をみてみましょう。
短縮系の愛称一覧(最後の音節)
・Anthony(アントニー)→Tony(トニー)
・Isaac(アイザック)→Zac(ザック)
・Elizabeth(エリザベス)→Beth(ベス)
英語のニックネーム一覧:y, ie, in系
語尾に「y」や「ie」をつけることで、親しみを持った愛称(あだ名)にすることもできます。名前はそのままで語尾だけを「y」や「ie」に変える場合や、名前を短くしてから「y」や「ie」をつける場合の2パターンあるので、それぞれ一覧でご紹介します。
「y, ie, in」系の愛称一覧
・Sophia(ソフィア)→Sophie(ソフィー)
・Fredrick(フレデリック)→Freddie, Freddy(フレディー)
・Leonard(レオナルド)→Lenny(レニー)
・Jennifer(ジェニファー)→Jenny, Jennie(ジェニー)
・Suzan(スーザン)→Suzie, Suzan(スージー)
・Charles(チャールズ)→Charlie(チャーリー)
・Andrew(アンドリュー)→Andy(アンディー)
・Amanda(アマンダ)→Amy(エイミー), Mandy(マンディー)
・John(ジョン)→Johnny(ジョニー)
英語のニックネーム一覧:2段階変化
日本語では想像しにくいのですが、外国人の愛称(あだ名)には2段階で変化するものがあります。この場合、本名と愛称が全く似ていないこともあり、一見違う人の名前のように聞こえます。よくある愛称を一覧でご紹介するので、覚えておくといいかもしれません。
2段階変化の愛称一覧
・Charles(チャールズ)→(Charly)→Chuck(チャック)
・Richard(リチャード)→(Rick)→Dick(ディック)
・Robert(ロバート)→(Rob)→Bob(ボブ)
・William(ウィリアム)→(Will)→Bill(ビル)
・Elizabeth(エリザベス)→(Beth)→Betty(ベティー)
日本の名前を英語のニックネームにするには?
ここまで、外国人の愛称(あだ名)を法則に基づいてご紹介してきましたが、日本の名前を英語のニックネームにするにはどうしたらいいのでしょうか?日本人の名前には、外国人の方からすると発音しづらいものもあるので、あらかじめ呼びやすい英語の愛称を持っておくと便利です。
例えば「アミ(Ami)」という名前は、英語では、「a」を「ア」と発音することがないため、外国人の方にとってとても呼びづらい名前です。この場合、「a」を「エイ」と発音して「エイミー」という愛称にすれば、外国人の方にとってはとても呼びやすくなります。
ここでは、外国人の方でも呼びやすく覚えやすい愛称の作り方をご紹介すると共に、よくある日本人名の英語の愛称を一覧でご紹介していきます。
名前の一部を使う愛称
まずご紹介するのは、自分の名前の一部を使って愛称を作るパターンです。前半部分だけを残したり、語尾に「ty」や「lly」をつけたり、できるだけ呼びやすい音にするのがポイントです。
・Masato→Masa
・Hiroki→Hiro
・Nanami→Nana
・Keiko→Katy
・Sayaka→Sally
・Sumire→Susan
・Satohi→Sam
名前と全く異なる愛称
アメリカなど海外に行った際には、自分の名前と全く関係のないアメリカンネームを使うことも可能です。自分の好きな俳優や女優の名前、響きが気に入った名前など、なんでも使ってしまって大丈夫です。ただ、長くて呼びづらいものではなく「ジミー」や「ザック」など呼びやすい名前を使うことをおすすめします。
日本名のままでも問題ない場合
外国に行く際には呼びやすい愛称を作っておくことをおすすめしますが、外国人の方が発音するにあたって難しくない名前や短い名前であれば、あえて愛称を作る必要はありません。例えば以下のような名前は、外国人の方でも発音が難しくない上にアメリカなどでもよく知られている名前なので、日本名のままでも何ら支障ありません。
・Ichiro
・Ken
・Yoko
英語のニックネームまとめ
この記事では、英語のニックネームについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?アメリカで生活しているとどの名前がどういうニックネームになるのか大体分かってくるので事前に覚えておく必要はありませんが、知っておくと便利ですよ。
今回一覧でご紹介したニックネームはほんの一部なので、興味を持った方は是非他にどんなニックネームがあるのか調べてみて下さい。「この名前がこのニックネーム?」と驚くようなものもあるので、調べてみると意外と楽しいですよ。
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アメリカの映画やドラマを見ていると、英語の名前に対して定番のあだ名があるように感じるんですが、実際どうなのでしょうか?