
岡田さん

ミランダ
確かに、ライティングの勉強をする機会って意外とないわよね。今日はライティングの勉強法を教えてあげるわね!

岡田さん
ありがとうございます!お願いします!
英語ライティングの独学上達法はある?
英語のスキルには、「Speaking・Listening・Reading・Writing」の4技能がありますが、これらすべてのスキルをバランス良く上げていくのはなかなか難しいものです。英語学習者の方は、これらの中から自分が特に必要とするスキルを優先的に学習していることと思いますが、この4技能の中で最も学習を疎かにされがちなのが「writing」です。
英語の資格試験などにおいてライティングセクションを設けているものは少なく、ビジネスシーンにおいてもリスニングやスピーキング技能を求められることの方が多いため、ライティングを優先的に練習しているという方はあまり多くありません。
しかし、ビジネスシーンや大学の試験などにおいて、英語のライティングスキルが必要になることはありますよね。
この記事では、英語のライティング勉強法が分からないという方のために、独学でライティングスキルを上達させる方法を例文を交えてご紹介していきます。
英語ライティングの独学上達法①基本の書き方を知る
ライティングする上でまず必要なのが、英文の書き方を知ることです。決められた型に準じて書いているかどうかによって、読みやすさだけでなく書きやすさも随分変わってきます。
日本語でも、ビジネスメール、論文、エッセイ、それぞれ書き方が異なるように、英語でも何を書くのかによって文の構成は異なります。まずは自分が書きたいものは何なのか、それはどういう書き方で書くべきなのかを把握しましょう。
ここでは、エッセイなどアカデミックライティングの基本の書き方をご紹介しておきます。
アカデミックライティングの書き方
アカデミックライティングは、以下の3つのパートで構成されます。
①Introduction:エッセイのテーマや、そのテーマについてどういった側面から考察するのかを明確にするパート
②Body:具体的なアイディアを展開するパート
③Conclusion:要点をまとめるパート
それぞれのパートの中にはパラグラフが存在し、パラグラフの中にも3つの役割を持った文が存在します。
①Topic Sentence:パラグラフの目的を提示する文
②Supporting Sentence:Topic Sentenceを具体例や体験談などを用いて論証する文
③Concluding Sentence:パラグラフをまとめる文
パラグラフは、1パラグラフ1メッセージを意識して書きます。
このように、英語のライティングをする際には、エッセイでもビジネスメールでも、まずはそれぞれの基本の書き方を知らなければ何も始まりません。
英語ライティングの独学上達法②まず主語を決める
英文を書く際には、まず主語を何にするのかを決めましょう。主語が決まらなければ、どういう文型で文を組み立てればいいのかが定まりません。主語を決め文の骨格をはっきりさせることで、随分英作しやすくなります。
何を主語にするのかによってどういう文型で書くのかは大きく変わってくるため、主語選びはとても大切です。例えば「そのスーパーにはリンゴがたくさんあった。」という文を、主語を変えて何通りか英作してみましょう。
例文① I found many apples in the supermarket.
例文② The supermarket had many apples.
例文③ There were many apples in the supermarket.
主語次第で様々な書き方ができますよね。自分が書きやすい主語を選んで書く練習をしておくと、ライティングスキルを向上させることができます。
英語ライティングの独学上達法③センテンスは短くする
日本語でも、句読点を何個も使った長い文章はすごく読みづらいように、英文でも、文が長ければ長いほど分かりづらい文章になります。1文は意識的に短くするようにしましょう。
例文)
There is 20 people attending the meeting.
⬇
20 people attend the meeting.
上記例文のように、できるだけシンプルな英作を心がけることで、読みやすい文章を作ることができます。
また、「1センテンス1メッセージ」を意識することも、ややこしい文を作らないためのおすすめの方法です。
英語ライティングの独学上達法④良い文章を真似する
ビジネスメールを書く際、「ご連絡いただきありがとうございます。」などの決まった言い回しは、ネットで検索してそのまま使用しますよね。このように決まった表現や良い文章を真似して書くのも、ライティングを上達させる方法の1つです。
1度真似ただけで自分のものにすることは難しいですが、何度も真似して書いているうちに、その表現を自然と使えるようになってきます。
英語ライティングの独学上達法⑤アウトプットだけで終わらない
独学でライティング練習している方に多いのが、書いたら書きっぱなしにしてしまうというパターンです。せっかく文章を書いても、間違えている部分や微妙な表現をそのままにしていては、それ以上ライティングスキルが上達することはありません。
英語のライティングスキルを上達させたいのなら、ライティング練習において「①書く→②見直す(フィードバックを受ける)→③修正する」という3つのサイクルをしっかりと回すことが重要です。
②の「見直す」フェーズでは、英語の先生などにフィードバックをもらうのがベストな方法ですが、それができない場合は自分で見直しましょう。見直す際には、以下の観点でチェックすることをおすすめします。
-構成がおかしくないか
-理解しにくい文章がないか
-細かいミスがないか(時制、三単現のs、複数形のs、冠詞の漏れ、スペルミスなど)
最近は、英文の添削をしてくれるサイトやアプリもあるので、そういったサービスを利用する方法もおすすめです。
英語ライティングの独学上達法 まとめ
この記事では、英語ライティングの独学上達法を例文も交えながらご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
英語のライティングはとにかく練習あるのみですが、ただやみくもに書いているだけでは上達しません。是非今回ご紹介したような方法も意識しながら、日々練習していただければと思います。
英語で日記を書くなど、無理なく続けられる方法でコツコツ続けていくのもいいですよ。
英語ライティング独学上達法
- 基本構成を知る
- まず主語を決める
- センテンスは短くする
- 良い文章を真似する
- アウトプットだけで終わらない
英語のライティングってどうやって勉強すれば良いんでしょうか?今まで英語のライティングを勉強したことがないので、勉強法が分からなくて、、。