
岡田さん

ミランダ
岡田さん知らなかったの!?日本の温度は全て摂氏で表すけれど、アメリカやヨーロッパでは、温度を華氏で表すのよ。

岡田さん
摂氏と華氏か、、。聞いたことはあります。

ミランダ
しょうがないわね。英語の温度表記について教えてあげるわ。
日本と異なる、英語での温度表記とは?
いきなりですが、みなさん今日の天気予報はチェックしましたか?
天気予報では、気象予報士の方の「本日の気温は○度です。」というセリフをよく耳にしますが、これを英語で言うとどのような表現になるのでしょうか?
日本と海外で異なる温度表記
そもそも日本と海外では、温度の単位が異なります。
日本では、気温も水温も体温も温度は全て摂氏で表しますが、アメリカやヨーロッパなどの海外では、温度を華氏で表します。
この違いを知らないと、海外に行った際現地の天気予報を見て、異常な温度に驚いてしまうかもしれません。
この記事では、摂氏・華氏の違いに触れつつ、英語の温度表記や読み方をご紹介していきます。
日本語の「摂氏」と英語の「華氏」
英語の温度表記や読み方をご紹介する前に、摂氏と華氏の違いについて確認しておきましょう。
摂氏
摂氏とは、水温の凝固点を0℃、沸点を100℃として、その間を100等分して定めた温度目盛りのことです。スウェーデンの天文学者セルシウスが考案したものであるため、正式名称は「セルシウス温度」ですが、「℃」の略表記で表されることがほとんどです。
英語では、「degree Celsius(発音:ディグリー・セルシウス)」と表します。
華氏
華氏とは、水温の凝固点を32℉、沸点を212℉として、その間を180等分してして定めた温度目盛りのことです。ドイツの物理学者ガブリエル・ファーレンハイトが考案したものであるため、正式名称は「ファーレンハイト温度」ですが、「℉」の略表記で表されることがほとんどです。
英語では、「degree Fahrenheit(発音:ディグリー・ファーレンハイト)」と表します。
英語の温度表記:気温・水温・体温
英語で「温度」は、「temparature」と言いますが、ここでは「気温」「水温」「体温」それぞれの表現をみていきましょう。
気温
「気温」は英語で「air temperature」ですが、「air」を省略して「temperature」と言うことがほとんどです。いくつか例文をみてみましょう。
摂氏
It's zero degrees Celcius in Sapporo city, Hokkaido.
北海道札幌市の気温は零度です。
※0度であっても「degrees」と複数形にします。
In Japan, the average temperature in August is thirty-five degrees Celcius.
日本の8月平均気温は35℃である。
華氏
The temperature in California is forty-two degrees Fahrenheit.
カリフォルニア州の気温は42°Fです。
最高気温・最低気温
最高気温は「maximum temperature」、最低気温は「minimum temperature」と言います。
水温
「水温」は英語で「water temperature」です。いくつか例文をみてみましょう。
摂氏
Water boils at 100 degrees Celcius.
水は100℃で沸騰する。
It's 20 degrees Celcius in the swimming pool.
プールの水温は20℃だ。
華氏
Sea water ices at 32 degrees Fahlenheit.
水は32°Fで凍結する。
体温
「体温」は英語で「body temperature」ですが、「body」を省略して「temperature」と言うこともあります。いくつか例文をみてみましょう。
摂氏
My temperature is 36.5 degrees Celcius.
私の体温は36.5℃です。
華氏
Normal body temperature is 98.6 degrees Fahrenheit.
平均体温は98.6°Fです。
摂氏・華氏対応表
最後に、摂氏と華氏の対応表をご紹介しておきます。最近は簡単に変換できるジェネレーターなどのツールがありますが、生活の上で出てきやすい温度の数値は暗記しておくと便利ですよ。
摂氏・華氏対応表
摂氏 | 華氏 |
0℃ | 32.0 °F |
5 °C | 41.0 °F |
10 °C | 50.0 °F |
15 °C | 59.0 °F |
20 °C | 68.0 °F |
100 °C | 212.0 °F |
摂氏華氏計算サイト
摂氏を華氏に、華氏を摂氏に一瞬で変換してくれるサイトがあるので、こちらも合わせてご紹介しておきます。
英語の温度表記まとめ
この記事では、英語の温度表記と読み方についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
摂氏と華氏の違いについて覚えられないという方も、日本と海外で温度の単位が異なるということだけは最低でも覚えておきましょう。
最後に、温度表記と読み方をまとめておきます。
温度表記と読み方まとめ
- 摂氏温度=degree Celcius(略記「℃」・発音「ディグリー・セルシウス」)
- 華氏温度=degree Fahlenheit(略記「°F」・発音「ディグリー・ファーレンハイト」)
この前アメリカに行った時気づいたのですが、日本とアメリカでは温度の表記が違うんですね!