「these」と「those」の違いとは?「this」「that」の複数形の用法を知る!

「these」と「those」の違いとは?「this」「that」の複数形の用法を知る!

この記事では、「these」( thisの複数形)と「those」( thatの複数形)の違いと使い方をご紹介します。また、「these」と「those」の使い方の例外「these days」「those days」についてもご説明します。

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  1. 1「this」と「that」の複数形、「these」と「those」とは?
  2. 2「these」「those」の用法
  3. 2.1「these」「those」 の意味
  4. 2.2「these」 の用法
  5. 2.3「those」の用法
  6. 2.4「those」(thatの複数形)と「they」(itの複数形)の違い
  7. 3例外の用法「these days」「those days」
  8. 4「these」「those」の用法まとめ

「this」と「that」の複数形、「these」と「those」とは?

カラフルなアルファベットが洗濯バサミで止められ、壁に飾られている写真です。

なんだか綴りがよく似ていて見分けがつきにくい「these」と「those」。みなさんはこの2つの使い分け方をしっかりと理解できていますか?使い方があやふやなまま放置してしまっている英語学習者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回はこの2つの用法の使い分けについて詳しく解説していきます。

「these」「those」の用法

テーブルの上に紅茶が入ったソーサーとカップ、お花、英語の本が2冊おいてあり、1冊は人の手が添えられている写真です。

まずは、意味や使い方について説明していきます。

「these」「those」 の意味

「these」 は、「this」(これは)の複数形で「これらは」、「those」は、「that」(あれは) の複数形で「あれらは」という意味です。

these/this 」(これらは/これは)は、近くの人や物を指し、「those/that 」(あれらは/あれは)は、遠くの人や物を指します。どちらも、物理的だけではなく精神的・時間的に近いことや遠いことも指すことができます。

指示代名詞「these/this」「those/that」

このように人や物を指す「these/this」「 those/that」のことを指示代名詞と呼びます。

these :これらは(近くの複数を指す)
this    :これは(近くの単数を指す)
those :あれらは(遠くの複数を指す)
that    :あれは(遠くの単数を指す)

では、例文で詳しく用法を見ていきましょう!!

「these」 の用法

「these」は、上記でもお話したとおり、「近くの複数(二人以上、二つ以上)」を指します。例えば、自分の近くに複数のりんご(2個以上)がある場合は、

These are apples.
これらは、(二つ以上の)りんごです。

となります。人の場合も同じように使えます。
テニス部の仲間達と道を歩いていて、自分の母親とばったり会ったときは、このように仲間を紹介することができます。

These are my tennis club's mate.
こちらは、テニス部の仲間達です。

「those」の用法

次に「those」(thatの複数形)の使い方を見ていきましょう!「those」は「遠くの複数(二人以上、二つ以上)を指します。例えば、遠くのほうに数個りんごが置いてある場合は以下のように表現します。

Those are apples.
あれらは、(2個以上の)りんごです。

「those」(thatの複数形)と「they」(itの複数形)の違い

ここで少し、「those」(thatの複数形)と「they」(itの複数形)の違いについてご説明します。この2つの単語は同じような意味ですが、文法的に違うので注意が必要です。

先ほどお話した通り「those」(thatの複数形)指示代名詞ですが、「they」(itの複数形)人称代名詞なので使い方が異なります。

人称代名詞とは「I,we,you,he,she,it,they」のことを指し、一度文章に出てきた名詞の繰り返しを避けるために使う代名詞のことです。「Shoko」の代わりに「She」を使ったり、「Kenji」の代わりに「He」を使ったり、一度出てきた名詞は、人称代名詞で代用されます。

一方、「this/that」「 these/those」は指示代名詞であり、一度も文章に出てきていない名詞であっても、それを指して、「これ」「あれ」などのように使うことができます。これが、指示代名詞「those」と人称代名詞「they」の大きな違いです。

例外の用法「these days」「those days」

白チョークで黒板に書かれた絵の前に電球が置かれている写真です。


 

次に、「these」「those」の例外的な用法「these days」「those days」についてお話します。下記の通り、「these」と「those」は、「days」が後ろにつくと全く別の意味になります。

these days : (昔と比較して)最近は、近頃は、この頃は
those days : (今と比較して)当時は、その頃は

では、例文で使い方を見ていきましょう!

these days

昔より最近忙しいというとき、

I'm very busy these days.
わたしは、最近とても忙しいです。

those days

昔とても忙しかったというとき、

I'm very busy in those days.
私は当時とても忙しかったです。

「these days」「those days」という表現はよく使われるので、覚えておきましょう。

「these」「those」の用法まとめ

黒板にABCと白チョークで書かれ、手前にある机にチョーク2本と本2冊が置かれている写真です。
Photo byStockSnap

ここまで、「these」(this の複数形)と「those」(that の複数形)についてご説明してきました。とても細かい部分ですが、こういうちょっとした疑問を一つずつクリアにしていくことであなたの英語力は着実に向上していきます。

最後に本日のポイントをまとめましたので、チェックしてみてください!

「these」「those」まとめ

  • these : これらは(thisの複数形)
  • those : あれらは(thatの複数形)
  • those (that) は「指示代名詞」、they (it)は「人称代名詞」
  • these days : 最近は、近頃は
  • those days : 当時は、その頃は
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25歳の時、7ヶ月間ロンドンへ語学留学しました。海外旅行も大好きです。英語、海外が好きでやり直し勉強中です。みなさんと一緒に成長できたらと思っています。よろしくお願い致します。


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