英語で「説明」は何て言う?「説明を受ける」「解説する」「説明会」など関連単語も!

英語で「説明」は何て言う?「説明を受ける」「解説する」「説明会」など関連単語も!

英語には「説明」を表す単語がいくつかあります。時と場合によって使い分けたいけれど、あまり自信がないという方のために、この記事では、「説明」の英語表現についてご紹介します。「説明を受ける」「解説する」「説明会」などの関連表現もご紹介するので、是非ご覧ください。

岡田さん

岡田さん

海外サイトで買い物をするとき、商品説明のことを英語で「product description」と書いてあるのをよく見ます。「説明」といえば「explaination」だと思っていたのですが、「explaination」と「description」は一体何が違うのでしょうか?

ミランダ

ミランダ

いい質問ね!実は、「説明」には色々な英語表現があって、シチュエーションによって使い分けることができるのよ。

岡田さん

岡田さん

なるほど!日本語では同じ「説明」でも、英語では使い分けが必要なのですね。使い分け方を是非教えてください!

ミランダ

ミランダ

もちろんよいいわよ。

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  1. 1英語で「説明」は何て言う?
  2. 2英語で「説明」を表す3つの基本単語
  3. 2.1「説明する」の基本英単語①explain
  4. 2.2「説明する」の基本英単語②describe
  5. 2.3「説明する」の基本英単語③demonstrate
  6. 3英語で「説明」の関連表現①「説明を受ける」
  7. 4英語で「説明」の関連表現②「解説する」
  8. 5英語で「説明」の関連表現③「説明会」
  9. 6英語で「説明」を表す単語まとめ

英語で「説明」は何て言う?

英単語が書いてあるたくさんの付箋

みなさんは、英語で「説明」や「説明を受ける」などの単語を使おうとして困ったことはありませんか?あるいは、いつも「説明」=「explain」を使ってしまっていませんか?

この記事では、英語で「説明」を表す単語や、「説明を受ける」「解説する」「説明会」などの関連単語をご紹介しますので、ぜひ表現の幅を広げてください!

英語で「説明」を表す3つの基本単語

イギリスの公園のベンチでネイティブが遠くで何やらおしゃべりをしている様子の写真です。

英語で「説明する」と言いたいときによく使われる表現は、大きく分けて3つあります。シチュエーションに合わせてこれらを使い分けることで、表現の幅がぐんとアップしますよ!
それでは3つの単語とその使い方について、順番に見ていきましょう。

「説明する」の基本英単語①explain

まずは、「説明する」で最もポピュラーな英単語「explain」のご説明をします。「explain」は、原因や理由を説明するときによく使われます。

以下に例文をいくつかまとめてみましたので、使い方を確認しましょう。

英文:Can you explain why you were late?
和文:なぜ遅刻したのか話して(説明して)みて?


解説
こちらは、遅刻したと言う結果に対してなぜそうなったのか理由を話しなさい、といった表現です。

英文:Hang on! Let me explain!
和文:ちょっと待って、説明(言い訳)させてよ!


◯解説
こちらの例文のように、言い訳をしたり言い逃れるような場面でも使われます。

英文:What was her explanation for why she said we had to stay here?
和文:彼女は僕たちがここに残らなければいけない理由について何て言ってた(説明してた)?


解説
このように、どうしてそうなったのか、そうしなければならないのか、「(何かを人に)わかりやすく説明する」というときに使います。日本語でいう「釈明する」や「明らかにする」といった意味が含まれます。

英文:Give me an explanation of how it works?
和文:(それで / そうすると)どうなるのか説明してみてくれる?


◯解説
名詞の「explanation」を使った表現では、動詞の「give」と一緒に使うことで「説明しなさい」という表現になります。

「explain」という動詞を直訳するとどれも「説明する」といった内容になりますが、少し掘り下げて原因を明らかにする際などに使うのが自然です。会話の中でよく出てくる単語ですので、覚えておきましょう。

「説明する」の基本英単語②describe

続いては、同じく「説明する」という意味の動詞「describe」です。

「describe」は主に、色や形、それがどんな印象だったのかなど、何かを見たり聞いたりしたときに感じたことについて説明する際に使います。自身が体験したことや実際に見たものなどについて、身振り手振りで友達に話すシチュエーションをイメージして考えるとわかりやすいですね。

例文をいくつかあげますので、「explain」との違いを意識しながら読んでみましょう。

英文:I could describe her that she was shy and a bit reserved.
和文:彼女はおとなしくて少し控えめな印象でした。


解説
実際にその女性に会って感じた印象をそのまま誰かに、自分の思ったように伝えている様子ですね。

英文:I described to the police how the accident happened.
和文:私は(目撃した)その事故の状況を警察に説明しました。


解説
事故を目撃し、何が起こっていたのか状況を説明しています。すなわち、こちらも同様で実際に見たことを伝えているシーンです。

英文:Watch the video description for our products!
和文:私たちの製品について、ビデオでご説明します!


◯解説
商品の仕様を紹介するので、ビデオを見て実際に色や形をあなたの目で確かめてみてくださいね、というニュアンスが含められた表現なので、こちらも「describe」が適切な単語となります。例文では名詞の「description」が使われています。

「describe」は、人物やモノの外見、例えば身長が高い、細い、丸い、白いなどを自分の感じたように説明するときに使う英単語です。「商品説明」などの表記は、それがどんな物であるのか、見た目や使い勝手など実際に誰かが体感した物についての説明表記なので「product description」と表現することが出来ます。

「説明する」の基本英単語③demonstrate

次に、よく日本語でも耳にする「デモンストレーション」について見ていきましょう。デモンストレーションは英語で書くと「demonstration」となり、名詞です。動詞だと「demonstrate」になります。

この単語は、実際に何かを動作で見せながら説明するときに使います。例えば、みんなの前で実際に調理をしながら作り方を説明しているときに使うことができます。早速いくつか例文を見てみましょう。

英文:Tom demonstrated the proper form of how to swim.
和文:トムは正しい泳ぎ方を(実際に見せて)説明してくれました。


解説
実際にどうやって泳ぐのがを、やって見せることにより説明したという表現ですね。

英文:She gave me a demonstration of her new mobile phone in use.
和文:彼女は私に新しい携帯電話の機能を(見せて)説明してくれました。


解説
「説明」に動作などが加わった場合にこの表現をします。携帯電話を実際に操作しながら機能を見せるという場合の表現です。

英文:Give me a demonstration.
和文:(実際にやって見せて)説明してください。

◯解説

「demonstration(名詞)」を使った表現をする場合は、動詞の「give」と一緒に使うことで、「説明してください」と表現することができます。

英語で「説明」の関連表現①「説明を受ける」

机の上に本とノートが開かれた写真です。
Photo bylil_foot_

ここまでは、「説明する」を表す3つの基本的な単語について見てきました。ここでは、「説明を受ける」「説明を受けた」のように、受け身の表現が必要な場合についてご紹介します。

英文:Have you received an explanation?
和文:説明はもう受けましたか?


解説
こちらは「説明」という単語の名詞「explanation」を使った表現です。「受ける ・受け取る」という意味の動詞である「receive」を使って「説明を受ける」と表現するのが一般的です。

英文:I got the explanation last time. 
和文:私は前に説明を受けました。


◯解説
同じく名詞の「explanation」を用いて「説明を受ける」という場合に、動詞の「get」を使うことも可能です。こちらはカジュアルな表現になりますので、友達同士や親しい知人との会話では使えますね。

英語で「説明」の関連表現②「解説する」

英単語やフレーズの書かれたポストイットが貼られたノート

続いて、「解説」を表す単語をご紹介します。

「説明」と「解説」は何が違うのだろうかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、何らかの専門知識をもとに「説明する」ことを「解説」と言います。

英文:She expounded her theories in detail.
和文:彼女は彼女の持論について詳しく解説しました。


解説
学説などの詳細な解説をするときに使う表現です。「expound(動詞)」や「exposition(名詞)」を使って「解説」するという表現ができます。少しかたい表現なので日頃の会話ではあまり使いませんが、文書などで見ることがあります。

英語で「説明」の関連表現③「説明会」

ロンドン・校外での英語授業風景。お花のじゅうたんの上で先生を囲んでの授業の写真です

最後に、「説明会」を表す単語についてご紹介します。

英文:I went to the school information session.
和文:私は学校の説明会に行きました。


解説
企業や学校が開催する簡潔な報告や要旨などの説明会は「session」を使います

英文:An orientation meeting was given to the new staff.
和文:新人スタッフには事前ミーティングに参加する機会が与えられました。


解説
新入生・新入社員などに対する事前説明会には「orientation」が使われます。

英文:They will find some new employees at the job fair.
和文:彼らはその就職説明会で、新しい人材を見つけるでしょう。


解説
一般的に、就職説明会のことを「job fair」と表現します。

一言に「説明会」と言っても、場面によって違った表現ができることがわかりましたね。

英語で「説明」を表す単語まとめ

イギリス・ロンドンの赤い電話ボックスの写真です。

この記事では英語で「説明」を表す基本的な単語や、「説明を受ける」「解説する」などの関連単語についてもご紹介してきましたが、いかがでしたか?

「説明」と一口に言っても様々な単語を使って表現することができますので、場面や状況に合わせて柔軟に使用できるようにしましょう!

Yuki.U

Yuki.U

28歳になって海外行きを決めました。憧れのイギリスへ行くために、直前にフィリピンで英語学校に4ヶ月、そしてイギリス・ロンドンへ渡ってから4〜5ヶ月間語学学校へ行きました。学校へ行った期間はそれだけでしたが、自分で常に学習を続けていた成果があり、アクセントも含めて身につけ今ではスラスラと英語で話すことができるようになりました。今後もずっと勉強を続けていこうと思っています。私の勉強法を共有できれば幸いです。よろしくお願いいたします。


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