
岡田さん

ミランダ
「ある程度」の英語表現は知っておくととても便利よ。今日は「ある程度」を表す様々な表現を教えてあげるわね!

岡田さん
お願いします!
英語で「ある程度」って何て言う?
日本語でよく使用する、「ある程度」という表現。はっきりとした数字を示さなくても、共通認識や常識で大体の数や量を表せるとても便利な表現ですよね。
では、英語で「ある程度」はどのように表現したらいいのかご存知ですか?「ある程度」という表現は曖昧さがあるだけに、様々な場面で使える便利な表現です。
この記事では、「ある程度」の英語表現を使用場面ごとにご紹介していきます。便利な英語表現を身に着けて、伝える力を鍛えましょう。
「ある程度」のイメージは「一部」
日本語で「ある程度」という表現を使用するとき、その量や数の大小はあれど、その言葉の持つイメージは「全部ではなく一部」です。
日本語の「ある程度」が持つ「一部」という意味合いが、英語で表現する際にも活きてきます。そのイメージを念頭に置いて「ある程度」の英語表現をみていきましょう。
「ある程度」の英語表現①「to a certain extent・to some extent」
「ある程度」の英語表現として、もっとも一般的でよく使われるのが以下の2つです。
- to a certain extent
- to some extent
- to a certain degree
- to some degree
例文)
英文:What she said is correct to some extent.
和訳:彼女が言ったことはある程度正しい。
「ある程度」の英語表現②「sort of・somewhat」
「ある程度」の持つ「一部」という意味合いを更にカジュアルに表現したのが、以下です。
- sort of
- somewhat
例文)
英文:I sort of (some what) believe what she said.
和訳:私は彼女の言ったことをある程度は信じます。
「sort of」と「somewhat」は、先にご紹介した「to a certain extent」「to some extent」「to a certain degree」「 to some degree」よりもよりカジュアルな表現になります。
アメリカではビジネスの場面でも使用する人はいますが、特にメールなど文字にする場合で「失礼になるかな」と気になるならば、使用を避けたほうがいいでしょう。逆に、友人同士の気軽な会話では、「sort of」「somewhat」のほうが、より親しみやすく自然に聞こえます。
「sort of」と同じくらい使用されるのが、「kind of」という表現です。「kind of」も「ある程度」の意味合いを持った表現ではありますが、こちらは日本語の「まあまあ」のニュアンスにより近い英語表現です。

英文:Do you see what I mean?
和訳:言ってることわかる?

英文:Kind of (sort of).
和訳:まあまあ。
「ある程度」の英語表現③形容したい時の使い方
「ある程度」は、名詞を形容して「ある程度の〇〇」のように使われることもよくあります。「ある一定の数や量になった〇〇」という意味ですね。
始めにご紹介した表現、「a certain extent」の「a certain」を使えば、「ある程度の〇〇」を表すことができます。
よく使われるのは以下のような表現です。
- a certain age ある程度の年(お年頃)
- a certain amount of money ある程度のお金
まとめ
この記事では、「ある程度」の英語表現についてみてきましたが、いかがだったでしょうか?
はっきりとした数字を出さずに曖昧さを残しながら説明できるこの表現は、日本語同様英語においてもとても便利です。是非、使用するシーンごとに表現を使い分けてみてください。
こちらの記事が、皆様の英語学習の一助になれば幸いです。
「ある程度」の英語表現
- 「to a certain extent・to some extent」フォーマルな場面でもOK
- 「sort of・somewhat」カジュアルな会話で自然
- 「a certain+名詞」で「ある程度の〇〇」
数字や量がはっきりしない時などに「ある程度」という言葉をよく使いますが、英語で「ある程度」は何と言いますか?