
岡田さん

ミランダ
英文法を勉強するならおすすめの参考書があるわよ。

岡田さん
本当ですか!何ていう参考書ですか?

ミランダ
「総合英語Forest」という文法書よ。イラストが豊富に使われていて、説明もわかりやすいのよね。せっかくだから今日は「総合英語Forest」の効果的な使い方も教えてあげるわね!
英文法は「総合英語Forest」で学ぶ?
みなさんは、英文法書「総合英語Forest」をご存知ですか?Amazonでこの教材を調べてみると、幅広い世代から人気のある、評価の高い参考書であることがわかります。
この記事では、そんな超人気参考書「総合英語Forest」(最新版「総合英語Forest 7th Edition」)の使い方を徹底的に解説いたしますので、是非学習に役立ててください。
「総合英語Forest」販売終了
人気の高い「総合英語Forest」ですが、「総合英語Forest 7th Edition」を最後に販売を終了しています。そのため、現在書店で購入することはできません。
Amazonなどのネットショッピングでは中古品を入手できますので、どうしても「総合英語Forest」で学びたいという方は、ネットショッピングを利用してみてください。
「総合英語Forest 7th Edition」の構成と内容
まずは、「総合英語Forest 7th Edition」の構成と内容についてご紹介します。
「総合英語Forest 7th Edition」の構成と内容
「総合英語Forest」は、基本的に以下の3つのStepで構成されています。
Step1(これが基本)
ただ文法のルールを覚えるのではなく、文法項目の本質を理解するためのステップです。例えば、「なぜ関係詞という文法が存在して、それを学習する必要があるのか」などを理解します。
各章ごとに、これから学ぶ文法事項の意味がカラーのイラストや図で説明されているので、イメージしやすく、スムーズな学習に繋がります。
Step2(理解する)
各文法事項の基本的なルールを理解するステップです。どの文法事項も、まずは例文と日本語訳が掲載され、その後に分かりやすい説明や注意事項が書かれています。また、例文の文法事項に関わる部分は緑色の字になっていますので、どこに注目すればいいかが一目でわかります。
Step3(深く知る)
Part2よりも高度で、発展的な文法項目が記述されています。
その他
随所にTips for youという名前のコラムがあり、句や節などの英語の構造に関する知識が得られます。また、付録のページには、動詞の活用、群動詞、群前置詞、英文中で使われる主な記号と表記法などについて書かれています。受験では必須の知識ですので、付録もしっかり見ておくことをおすすめします。
「総合英語Forest 7th Edition」の使い方①文法事項の核を理解する
ここからは、「総合英語Forest」の使い方についてご説明していきます。前述した通り、「総合英語Forest」は英文法を「暗記」するのではなく、「理解」することに力点を置いています。つまり「総合英語Forest」を使えば、英文法の核を学ぶことができるのです。
では、具体的な学習方法を見ていきましょう。
①イラストと図で文法事項の大枠を理解する
まずは、Step1に掲載されているイラストを見ながら説明を読み、学習する文法の大枠を理解します。もし、学校で文法事項を習いたてで、例文の表す概念をまだよく理解していないと感じたら、以下のようにStep1にあるイラストを授業用ノートや問題集用ノートにメモ程度に写しておくと良いです。
②文法事項を理解し、身に着ける
Step1で文法の大枠がつかめたら、以下のように進めましょう。
- Step2の例文と説明を読んで理解する。
- 本当に理解できたかを、Check問題を解いて確認する。
- Check問題で解けなかった部分は印をつけて、再度Step1やStep2の説明を読み直す。
- 印がついた部分は翌日、1週間後に見直す。
「総合英語Forest 7th Edition」の使い方②例文暗記
「総合英語Forest」には、豊富な例文が掲載されていますので、例文暗記の教材としてもうってつけです。
文法の勉強をする際、「be able to=~できる」や「take (人) to (場所)=(人)を(場所)へ連れて行く」などのように、その文法表現だけを切り取って覚えても、どういう文脈で使われるのかが理解できていないため、実際に使うことができません。
そうならないためには、例文を活用することが大切です。例文で覚えれば、どういった文脈で使われるかがしっかり理解できるため、各文法事項をどういう時に使えばいいかを身につけることができます。
ここでは、「総合英語Forest」の効果的な例文暗記の方法をご紹介していきます。
例文暗記の方法
- 例文の英語を下敷きやノートで隠す。
- 日本語訳を見て、英文に直す。
- 答え合わせをする。
- 意味を考えながら、英文を3回音読する。
また、上記のステップを一度実施しただけでは忘れてしまいますので、定期的に見直すことが大切です。おすすめの頻度は、初めて学習した日の翌日とその1週間後です。このように見直しを実施すれば、同じ内容を3回は繰り返すことになるので、定着率も高まります。是非、参考にしてみてください!
「総合英語Forest 7th Edition」の使い方③辞書として使用する
「総合英語Forest」は、他の参考書に比べて非常に説明が丁寧で、イラストを効果的に使うことによって文法のイメージがしやすいように工夫されているのが特徴です。それに加えて、文法事項の網羅性も申し分ありません。この一冊で難関国公立大学レベルまで対応しているので、わからない文法があるときは辞書的に使うことも可能です。辞書として使ったあとは、以下のようにして知識を定着させるようにしましょう。
- 調べた箇所は日付を書いた付箋を貼っておく。
- 調べた翌日に見直すようにする。
- 定期的(1ヶ月に1回など)に見直しをし、十分理解できた部分は付箋をはずす。
- 付箋がなくなるまで、繰り返し見直す。
「総合英語Forest」の使い方まとめ
この記事では、「総合英語Forest」の使い方についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
イラストと図による説明があって、ここまで分かりやすい英文法書は他になかなか見つかりません。書店で購入できなくなってしまったのは非常に残念ですが、文法の核を理解をしたいという方は、ぜひ「総合英語Forest」を入手して勉強してみて下さい。
「総合英語Forest」の使い方まとめ
- Step1で文法事項の大枠を理解する
- Step2で文法事項の詳細を確認する
- Check問題を使って理解度チェックをする
- Step3で理解を深めておく
- 例文を暗記して、使い方を身につける
- コラムや付録も活用する
- 辞書として活用する
- 定期的な見直しをして文法事項の定着を図る
英語の参考書っていっぱいあるので、どれを選んだらいいか悩んでいます。