簡単な英語だけで英会話は成り立つ?!必見、日常会話の質問フレーズ集付き

簡単な英語だけで英会話は成り立つ?!必見、日常会話の質問フレーズ集付き

英語は難しいから私には英会話なんてできない!と考えていませんか?実は英会話はポイントさえおさえていれば、簡単な英語だけで成り立ちます。ここでは英会話が簡単な英語で成り立つ理由と、日常の英会話でつかえる簡単な英語の質問フレーズを紹介していきます。

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  1. 1アメリカ人も簡単な英語しか使わない?
  2. 2ジェスチャーでさらに簡単な英語に
  3. 2.1感情はジェスチャーで表現する
  4. 2.2簡単な英語でいい理由はメラビアンの法則ある
  5. 3良い質問をすることが簡単な英語での英会話の秘訣
  6. 3.1疑問詞を覚えて簡単な英語で質問しよう
  7. 3.2疑問詞の種類
  8. 3.3その他の質問フレーズ
  9. 4会話のきっかけになる簡単な英語の質問フレーズ
  10. 5相手のことをよく知るための簡単な英語フレーズ
  11. 6相手の意見を聞くための簡単な英語の質問フレーズ
  12. 7英語のレベルよりもやる気が大事
  13. 7.1簡単な英語だけでインタビュー
  14. 7.2失敗を恐れない
  15. 8まとめ

アメリカ人も簡単な英語しか使わない?

女の子二人がジャンケンをしている写真。

簡単な英語だけで英会話は本当に成り立つの?と半信半疑でこの記事をご覧になっている方もいるかと思いますが、答えは「YES」です。十分に成り立ちます。英語を第一言語として使用している国(アメリカ合衆国、イギリス、オーストラリアなど)で育った人の中で、大学を卒業していない人で20,000単語、大学を卒業した人で40,000単語英語を知っているといわれています。しかし、毎日の日常会話のなかで反復的に使用するのはたったの5,000単語だといわれています。ここで、みなさんの日本語での日常会話について考えてみてください。たくさんの人と様々な会話をするにも関わらず、毎日反復的に使用している単語やフレーズの数は非常に少ないことに気がついてもらえると思います。英語も日本語と同じで、日常会話に使用している単語やフレーズは非常に少ないです。英会話をするには高レベルの難しい単語やフレーズを覚える必要は一切ないのです。

簡単なレベルの英文とフレーズを覚え、英会話のコツをつかめさえできれば、あなたも英会話ができるようになります。

ジェスチャーでさらに簡単な英語に

女の子が飛び上がっている写真。

まず、英語のレベルや英文の話をする前に、ハンドジェスチャーや声のトーンについて少し紹介します。

 

気がついたことがある人もいると思いますが、英語を話す人たちは日常会話のなかでハンドジェスチャーをとてもよく使用します。日本人はあまりハンドジェスチャーを使用しないので、使い始めるときは難しく、少し違和感があるように感じるかもしれません。しかしハンドジェスチャーを使うことによってスムーズに英会話を進めることができる場合があるので、少しだけでも日常会話に取り入れられるように意識するようにするといいです。

また、単調な日本語に比べると、英語はイントネーションやトーンが非常に重要な言語です。話している内容に合わせて声のトーンを変えることができるようになると表現がさらに広がります。

感情はジェスチャーで表現する

ハンドジェスチャーを日常会話のなかで使用することにより、話し手の発言の裏にある意図やメインポイントをより理解しやすくなります。また、ハンドジェスチャーはその場の雰囲気作りや話し手のイメージに深く関わるだけではなく、話し手の感情も理解しやすくする効果があります。ハンドジェスチャーを自然な形で使用できるようになると、コミュケーション手段が増えるので、自然な流れの英会話を行うことができるようになります。

感情を上手く伝えるのは日本語でさえ難しいことがよくあります。コンプレックスな感情を英語で伝えるのはなおさら難しいです。ジェスチャーを通して、感情を伝えることに成功すれば、難しい表現や細かい言葉を使わずに済むということになります。

しかし、感情と意見は別物であることをしっかりと知っておく必要があります。感情をジェスチャーで伝えることができても、自分の意見をジェスチャーで伝えることはできません。言いたいことがあるときは、ジェスチャーだけで伝えることに頼らず、しっかりと言葉を使って伝えるようにしてください。

簡単な英語でいい理由はメラビアンの法則ある

 

メラビアンの法則はハンドジェスチャー、声のトーン、表情などの非言語的コミュケーションの重要さについての法則です。人とコミュケーションをとるとき、視覚的情報, 聴覚的情報、言語的情報が交換されているのですが、それぞれの情報がそれぞれ何の割合で人に影響を与えているかをメラビアンの法則は解きました。以下がメラビアンの法則が説いた割合です。

 

・視覚的情報(ハンドジェスチャーや顔の表情) :55%

・聴覚的情報(人が話をするトーンや声) :38%

・言語的情報(話している情報) :7%

 

これから分かるように、人は話している情報よりも、ハンドジェスチャーや顔の表情に大きく影響されています。言葉だけではなく、ハンドジェスチャーや顔の表情などでもコミュケーションをとることを意識すると、簡単な英語だけでさらに相手と意思疎通ができたコミュケーションをとることができるということです。

しかし、ここでハンドジェスチャーや表情の大切さについて少し説明しましたが、話をしないと英会話は成り立たないので、しっかりと話ができるように日常会話のなかでよく使う簡単な英語のフレーズや英文をチェックすることを忘れないようにしてください。

 

良い質問をすることが簡単な英語での英会話の秘訣

犬と女の子が遠くを眺めている写真。

会話は基本的に二つの要素が重なってできています。その一つ目の要素がコメントです。人が言ったことを聞いて、自分の似た経験をシェアしたり、相手の発言に対しての自分の意見を言うことです。また自分が知っている情報もコメントとして分類されます。もう一つの要素が質問です。相手の発言に対しての疑問やさらに知りたいことについて質問をします。

円滑に英会話を進める上でもちろんコメントはとても重要ですが、いい質問をすることがスムーズな会話をする大きなポイントです。質問は会話の土台になるだけではなく、コメントができなくなった状況に息を吹き込むことができます。さらに質問によって1人の人がずっと話しているという一方的な会話にならないための対策にもなります。

疑問詞を覚えて簡単な英語で質問しよう

質問を英語でするのは難しそうと感じる人がいるかもしれませんが、実は非常に簡単なのです。英語は日本語と同じ疑問詞を使って質問するので、簡単な単語を数個覚えるだけなのです。難しい英文やフレーズは必要なく、ポイントの疑問詞を覚えるだけで簡単に質問ができます。日常会話で使う疑問詞は中学校で勉強したレベルのもので十分です。

疑問詞の種類

疑問詞は5W1Hとして日本語でも表現することがあります。ここで少し5W1Hの疑問詞が具体的にどういう意味なのかを紹介します。並びに基本レベルの英文も紹介します。

・Who: 誰が

 Who ate this cookie? 
誰がこのクッキーを食べたの?


・When: いつ

When did you eat this cookie? 
あなたはいつこのクッキーを食べたの?

・Where: どこで

Where did you find this cookie? 
あなたはどこでこのクッキーを見つけたの?

・What: 何を

What did you eat?
あなたは何を食べたの?



・Why: なぜ

Why did you eat my cookie? 
あなたはなぜ私のクッキーを食べたの?


・How: どのようにして

How did you find my cookie?
どのようにしてあなたは私のクッキーを見つけたの?


この6つの疑問詞さえ覚えていれば、日常会話で使うほとんどの質問ができます。
自分が毎日使う質問を思い起こすと、この疑問詞だけでほとんどの質問についての答えが見つかるということに気づいてもらえると思います。

その他の質問フレーズ

質問をする場合、上記の疑問詞がメインとなりますが、質問をするフレーズは他にもたくさんあるので、基本的なレベルのものを脳裏においておくと便利です。ここでいくつか例を紹介します。

・Can you~?: ~できますか?

Can you play knit?
あなたは編み物ができますか?


・Do you~?: ~しますか?

Do you hang up your laundry?
あなたは洗濯物を干しますか?

・Did you~?: ~しましたか?

Did you wash your hands? 
あなたは手を洗いましたか?


 

疑問詞といくつかのフレーズを覚えるだけで質問を自由自在にできるようになります。本当に基本的なレベルの簡単な英語で日常会話を深めることができるのです。

会話のきっかけになる簡単な英語の質問フレーズ

笑顔の女の子と男の子の写真。

ここから実際に質問フレーズや英文を紹介していきます。自分の生活や必要性に合わせて、適宜単語を入れ替え、オリジナルの英文を考えて実際に使ってみてください。

まずは、会話のきっかけとなる質問を紹介させていただきます。以下の質問フレーズは基本的にどんな相手でも使用しやすいフレーズになっています。友達や家族だけではなく、仕事仲間や近所の人など、あまり親しくない人にも使用することができます。

conversation starter

英語ではconversation starterという言葉があります。それは「会話をはじめるもの」として直訳されます。これらの質問は「会話をはじめるもの」として活用できるものばかりです。

英文:How are you? 
和訳:最近調子はどうだい?

○説明
相手の調子を聞くときに使います。とてもカジュアルで軽い言い方です。挨拶に近い意味で使う人も多いようです。これは日常会話の前置きや開始点としてとても頻繁に使われています。多くの人は自分の体調や近況でこたえ、同じ質問を質問者に返す場合が多いです。

英文:What have you been up to? 
和訳:最近は何をしてるの?

○説明
これは相手に最近のできことを聞くための質問です。これも非常に軽くてカジュアルな質問です。この質問の答え方としては、自分が最近したことについて話するのが一般的です。また、特に特別な出来事がない限りは、特に何もないと答えるのも一般的です。

英文:How was the movie?
和訳:映画はどうだった?

○説明
これは相手がなにかをする予定であった(この場合は映画を見ること)ことを事前に知っているときに、それがどうだったかを尋ねるときに使います。

ここで、とても入門レベルの英文を紹介しましたが、英語圏の人々と話していると、話始めるときにこの質問を本当によく使用します。質問でありながらも、挨拶のように軽い表現です。また、突然に要点を話始めると不自然な印象を与えてしまうので、英会話を自然な流れで始めるのによいフレーズです。

相手のことをよく知るための簡単な英語フレーズ

二人の女の子が話をしている写真。

相手や自分の近況について少し会話をしたら、相手のことをさらに知ることができる質問をしてみます。相手が好きなことや出身地を知ることによって、共通点を発見して、話が盛り上がるかもしれません。自分があまり知らないことについて話をすることはレベルが高いように感じるかもしれませんが、好きなことについては簡単にすらすらと話ができる場合がよくあります。

またお互いのことをよく知り合うことによって、緊張感がほぐれ、心地よく会話することができます。緊張していると、簡単なことも難しく感じる場合があるので、リラックスして話ができる環境だと安心して英文が思い浮かびやすくなります。

英文:What is your favorite animal? 
和訳:あなたが好きな動物は何ですか?

○説明
中学校や高校の英語授業で何を覚えているかと聞くと、この英文が思い浮かぶ人は多いのではないでしょうか?これは基本レベルの英文ですが、自己紹介などには欠かせない英文です。この例文のなかで「animal」の部分を「food」や「movie」に変えることによって、好きな食べ物や映画を尋ねることもできます。とても簡単な英語ですが、会話のきっかけになるので、とても便利な英文です。

英文:Where are you from?
和訳:あなたはどこ出身ですか?

○説明

これは相手の出身地を聞くときに使います。日本にいる外国人などにこの質問を聞くときは、出身国で答えるかもしれませんが、外国で現地の人に聞いたり、日本に住んでいる日本人に聞いたりする場合には、出身の町の名前など、さらに詳しい答えが返ってくるかもしれません。

英文:What do you do for fun? 
和訳:あなたの趣味は何ですか?

○説明
これは直訳すると、「あなたは楽しみのために何をしますか?」という意味です。あなたが「楽しいからすること」は何かを尋ねる英文になります。楽しいからすることは大抵の場合、趣味と重なるので、多くの人は趣味でこたえます。

相手の意見を聞くための簡単な英語の質問フレーズ

男の子と女の子と犬が走っている写真。

当たり前ですが、自分一人で英会話することはできません。会話は一方通行ではないので、自分の意見や好きなことについての話をするのではなく、きちんと相手の意見も尋ねることができるように備えておきましょう。
 

英文:How about you? 
和訳:あなたはどうですか?

○説明
これはあなたがコメントしたあとに、「あなたはどうですか?」と相手に聞く場面で使います。相手の意見を聞く時だけではなく、「私は今から食べにいくけど、あなたはどう?」というような日常会話の中でもとてもよく使う、使い勝手の良いフレーズです。

英文:What made you think that? 
和訳:あなたはなぜそう思ったの?

○説明
これは相手が自分の意見や考えたことを述べたあとに、それをさらに深く説明してもらうためによく使うフレーズです。

英文:Why not?
和訳:なぜそうじゃないの?

○説明
相手が何かをしない、または好きじゃないというような否定する文章を言ったときに「なぜそうじゃないの?」と尋ねるときにこの英文を使います。

英語のレベルよりもやる気が大事

犬と女の子の写真。

簡単な英語でも日常会話のレベルは成り立ちますが、ど忘れしたり、自分が知っている英文だけでは表現できない場合があります。しかし、このような状況でも焦る必要はありません。やる気さえあればなんとでもなります。

簡単な英語だけでインタビュー

これはプロ野球選手の川崎宗則選手のインタビュー動画です。彼はアメリカ人のレポーターからインタビューを受けているのですが、自分が知っている数少ない単語で自分が伝えたいことを伝えることに成功しました。彼がそれをすることができたのは一生懸命に伝えようとする意欲があるからです。

彼は入門レベルの英文法と必要最低限の英単語だけで、「サルはバナナをよく食べて脚や腕を攣らないから、自分も攣らないようにバナナをよく食べている。」ということを説明しました。

川崎宗則選手は伝えようとする意欲が大好評で、アメリカで人気を集めました。

これからわかることは、伝えたいという意欲が大切だということです。相手に伝えたいという気持ちがあれば、難しいレベルの英語を知らなくても、簡単な英語だけでコミュニケーションをとることができる場合があります。

逆に考えると、難しい英単語やフレーズを知っていても、話したくないような態度で話をすると非常に印象が悪いということです。それによって聞き手も聞きたいという気持ちがなくなります。

失敗を恐れない

英会話は簡単な英語だけで成り立ちます。しかし、それを知っていてもなお、英語を難しいと感じる人が多くいると思います。その原因は主に「慣れていない」ということと、「失敗したくない」という不安だということを覚えておいてください。何事も慣れないうちは緊張してうまくできないものです。しかし、そこで失敗を恐れてやめてしまうと、そこで終わってしまいます。はじめのうちは「たくさん失敗してたくさん学ぼう。」というくらいの気持ちで頑張ってください。あなたが全力を尽くせば、あなたの失敗を笑ってバカにする人はいません。

そしてコツコツと練習して自信をつければ、いつか必ず不安がなくなる日がきます。

まとめ

たんぽぽの写真。

ここで日常会話でよく使う簡単な英語での質問フレーズを紹介しましたが、いかがだったでしょうか?日本語での会話と同じで、英会話も日常会話で使用する単語やフレーズは少ないです。簡単なレベルの英語で十分に英会話が成り立つことがわかってもらえたと思います。

さらに、ハンドジェスチャー、表情、質問などを有効活用すると英語での日常会話はさらにスムーズで簡単なものになります。
また、わからない英語の表現があったとしても、一生懸命に伝える気持ちがあれば、言いたいことを汲んでもらえるかもしれません。

英会話も他のものと同じように、慣れるまでは大変ですが、慣れれば意外と簡単です。諦めずにどんどん簡単な英文やフレーズを使って、英語で話をしてみてください!

みなさんも簡単な英語でペラペラの英会話ができるようにちがいありません!

Annabelle

Annabelle

こんにちは。日本産まれのアメリカ育ちです。今は日本で英語を教えています。英語フレーズや文法など毎日使う英語をわかりやすくどんどん紹介していきたいと考えています。よろしくお願いします。


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