英語の動詞とは?一般動詞とbe動詞の違いや、基本動詞一覧表など!

英語の動詞とは?一般動詞とbe動詞の違いや、基本動詞一覧表など!

みなさんは、「英語の動詞とは?」と聞かれてすぐに答えることが出来ますか?基礎固めをすることは、英語学習に限らず何事においても重要です。この記事では、「動詞とは?」を中心に、名詞とは何か、形容詞とは何かについてもご紹介していきます。

岡田さん

岡田さん

英語の勉強をもう一度始めたいのですが、何から手を付けていいのか分かりません。ミランダさん、何かいいアイディアはありませんか?

ミランダ

ミランダ

それなら動詞からおさらいするのはどうかしら?動詞を勉強することは、英文法の基礎固めにも繋がるからいいと思うわ。英単語力も上がるしね!

岡田さん

岡田さん

英単語力も上がるのは嬉しいですね!動詞って、確かいくつか種類がありましたよね?

ミランダ

ミランダ

良い機会だから、今日は英語の動詞について教えてあげるわ!

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  1. 1英語の動詞とは?
  2. 2英語の動詞とは①一般動詞とbe動詞の違い
  3. 2.1be動詞とは
  4. 2.2一般動詞とは
  5. 3英語の動詞とは②一般動詞の種類
  6. 3.1知覚動詞
  7. 3.2使役動詞
  8. 4英語の動詞とは③基本動詞一覧表
  9. 4.1基本動詞一覧表
  10. 5英語の名詞とは?形容詞とは?
  11. 5.1名詞とは
  12. 5.2形容詞とは
  13. 6英語の動詞まとめ

英語の動詞とは?

英単語
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みなさんは、「英語の動詞とは?」と聞かれてすぐに答えることが出来ますか?

動詞とは、動作や状態を表す品詞で、英語の文中においてとても重要な役割を果たします。

この記事では、一般動詞とbe動詞の違いなど、英語の動詞について詳しく解説していきます。記事の最後では、名詞とはなにか、形容詞とはなにかについてもご紹介するので、基本をもう一度復習しておきたい方は是非ご覧ください。

英語の動詞とは①一般動詞とbe動詞の違い

本を読む女の子
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動詞には、一般動詞とbe動詞の2種類があります。

まずは、一般動詞とbe動詞について、それぞれの違いを理解しておきましょう。

be動詞とは

be動詞とは、原形が「be」で主語の人称や数、時制によって変化する動詞です。活用を表で確認しておきましょう。

主語 be動詞 be動詞の過去形 be動詞の過去分詞
1人称単数「I」 am was been
2人称単数・複数「You」 are were been
3人称単数「He/She/It」 is was been
1人称複数「We」 are were been
3人称複数「They」 are were been

また、be動詞は一般的に3つの役割があると言われています。例文で確認しましょう。

be動詞の役割①SV文型を作り「存在する」の意味を表す

God is.
神は存在する。

be動詞の役割②SV文型を作り「〜にある、〜にいる」の意味を表す

The books are on the table.
その本は机の上にある。

be動詞の役割③SVC文型を作り「〜である」の意味を表す

The sun is red.
太陽は赤色である。

一般動詞とは

一般動詞とは、be動詞以外の動詞で、時制によって変化する動詞です。変化の仕方は6種類あります。基本的な一般動詞の変化を確認しましょう。

原形 過去形 過去分詞 変化の形
play played played A-B-B(過去形と過去分詞が同じ/規則的活用)
keep kept kept A-B-B(過去形と過去分詞が同じ/不規則活用)
come came come A-B-A(原形と過去分詞が同じ)
beat beat beaten A-A-B(原形と過去形が同じ)
go went gone A-B-C(全部の形が異なる)
put put put A-A-A(全部の形が同じ)

一般動詞には、目的語を取らない自動詞と、目的語を取る他動詞があります。

自動詞

I walk.
私は歩きます。

We laughed.
私たちは笑った。

他動詞

I draw a dog.
私は犬を描きました。

She drunk some water.
彼女は水を飲みました。

英語の動詞とは②一般動詞の種類

本
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先程、一般動詞はbe動詞以外の動詞であるとご説明しました。つまり、ほとんどの動詞は一般動詞ということになります。一般動詞には様々な種類がありますが、ここでは「知覚動詞」と「使役動詞」についてご紹介します。

知覚動詞

知覚動詞とは、人間が何か感じたことを表す時に用いる動詞を指します。つまり、五感です。五感には「視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚」があり、この5つを表すのが知覚動詞というわけです。

また、少し分かりづらいですが「notice(気づく)」も知覚動詞なので、合わせて覚えておきましょう。今回は、具体例として知覚動詞「see」の使い方をみていきます。

知覚動詞の具体例「see」

原形不定詞を使った知覚動詞の例文

I saw Kenta cross the road.
私は、けんたが道を渡っているところを見た。


◯解説
上の例では、目的語「Kenta」の後ろに原形不定詞「cross」が使われています。このように、知覚動詞は「主語+知覚動詞+目的語(O)+原形不定詞」の形をとり、「Oが〜するのを見る」のように訳されます。



現在分詞を使った知覚動詞の例文

I saw Kenta crossing the road.
私は、けんたが道を渡っているところを見た。


◯解説
上の例では、目的語「Kenta」の後ろに現在分詞「crossing」が使われています。このように、知覚動詞は「主語+知覚動詞+目的語(O)+現在分詞」の形をとることもあり、「Oが〜しているのを見る」のように訳されます。

ちなみに、上の2つの例文は訳文が同じになっておりますが、原形不定詞を使っている場合は「横断し終えるまで全部」を見たという意味で、現在分詞を使っている場合は「横断しているところ」を見たことを意味します。

代表的な知覚動詞一覧

感覚 英単語 日本語
視覚「見る」 look at 眺める
watch 見守る
see 見える
聴覚「聞く」 hear 聞こえる
嗅覚「嗅ぐ」 smell においがする
味覚「味がする」 taste 味がする
触覚「感じる」 feel 感じる
「気づく」 notice 気がつく

使役動詞

使役動詞とは、人に何かをしてもらったり、人に何かをされる事を表現したい場合に用いる動詞です。使役動詞の使い方をみてみましょう。

使役動詞の具体例「have」

I had my mother help me to clean up my room.
私は、母に部屋の掃除を手伝ってもらった。

〇解説
上記例文の使役動詞「have」は「~してもらう」という意味を持ちます。使役動詞は「have+目的語(O)+原形不定詞」という文の構成になります。

使役動詞一覧表

英単語 主な意味
make (強制的に)〜させる
have 〜してもらう
let 〜させてやる
get (説得して、なんとか)〜させる

英語の動詞とは③基本動詞一覧表

ペン コーヒー デスクワーク
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ここでは、覚えておきたい基本的な動詞を一覧表でご紹介します。

基本動詞一覧表

英単語 日本語
arrive(at) 到着する
begin 始まる・始める
come(to) 来る
go(to) 行く
drink 飲む
listen(to) 聴く
live(in) 住む
run 走る
sit 座る
sleep 寝る
start 始める
talk(with) 話す
walk 歩く
become 〜になる
feel 〜を感じる
sound 〜のようだ
smell 〜のにおいがする
seem 〜のようだ
borrow 〜を借りる
break 〜を壊す
build 〜を立てる
clean 〜をきれいにする
cross 〜を横切る、〜を渡る
cut 〜を切る
decide 〜を決める
eat 〜を食べる
enjoy 〜を楽しむ
express 〜を表現する
finish 〜を終える
get 〜を得る
grow 〜を育てる
have 〜を持つ、〜を食べる
hear 〜が聞こえる
know 〜を知っている
learn 〜を学ぶ
like 〜を好む
love 〜を愛する
make 〜を作る
mean 〜を意味する
read 〜を読む
speak 〜を話す
show 〜を見せる
study 〜を勉強する
take 〜を取る
think 〜を考える、〜を思う
tell 〜を話す
try 〜を試す
use 〜を使う
understand 〜を理解する
visit 〜を訪れる
want 〜を欲しいと思う
watch 〜を見る
wear 〜を身につける
write 〜を書く

英語の名詞とは?形容詞とは?

本を読む女性
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ここまで動詞にスポットを当ててきましたが、他の品詞に関しても一緒におさらいしておくことにしましょう。ここでは、名詞とは何か、形容詞とは何かについて、簡単にご紹介します。

名詞とは

名詞とは、人や物事の名前を表す英単語のことを指し、5つに分類することができます。一覧表にまとめましたので、簡単に確認しておきましょう。

名詞の5つの分類

名詞の種類 説明 英単語例
普通名詞 形がはっきりしていて数えられるもの egg
集合名詞 同じ種類のものがいくつか集まっているもの people
固有名詞 特定の人や物事 Japan
物質名詞 水や紙のような物質 oil
抽象名詞 感情や概念など実体のないもの hope

形容詞とは

形容詞とは、名詞を修飾して詳しく説明する働きをする語のことを指します。人や物事の性質、状態、形、数量などを表現することができます。下記の一覧表でそれぞれの具体例を確認しましょう。

形容詞の役割 英単語例
人の性質 kind
物事の性質 difficult
状態 busy
round
数量 many

英語の動詞まとめ

本
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この記事では、動詞を中心に、名詞とは何か、形容詞とは何かについてもご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

基本をしっかり理解しておくことは、英語を習得する上でとても重要です。理解が曖昧だった方は、この機会に復習しておきましょう。

ご紹介した一覧表なども是非活用してくださいね!

sato

sato

現在、オーストラリア在住。在豪歴は8年になります。これまで現地の職場や日常生活で経験したことを記事に活かし、皆さまにお伝えしたいと思います。私自身も日々、英語を楽しく勉強中です。宜しくお願い致します。


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