イタリアで英語は通じるのか?ローマやミラノなど人気都市の英語普及率が知りたい!

イタリアで英語は通じるのか?ローマやミラノなど人気都市の英語普及率が知りたい!

英語が通じるイメージのあるユーロ圏ですが、イタリアの英語事情はどうなのでしょうか。この記事では、英語能力の国別ランキングや、イタリアの主要都市と日本の主要都市の英語力比較などを通して、イタリア人の英語力について詳しくご紹介していきます!

岡田さん

岡田さん

来週からイタリアに旅行へ行くのですが、イタリアでは英語は通じるんでしょうか?

ミランダ

ミランダ

主要な観光地であれば大抵は通じるけど、挨拶などの簡単なイタリア語のフレーズは覚えておいた方がいいわよ。今日はイタリアの英語事情について教えてあげるわ!

岡田さん

岡田さん

お願いします!

記事の目次

  1. 1.イタリアで英語は通じる?
  2. 2.イタリア人の英語力① 国別ランキング
  3. 3.イタリア人の英語力② 都市別
  4. 4.イタリア人の英語力③ 発音
  5. 5.イタリアで英語が通じない時のための対処法
  6. 6.イタリアで英語は通じるのか? まとめ

イタリアで英語は通じる?

教科書を片手に悩む学生
フリー写真素材ぱくたそ

「日本人は、英語が話せない」

日本に生まれ育って、このフレーズを聞いたことがない人は恐らくいないのではないでしょうか?しかし、その他の英語を母国語としない人々が英語を使いこなしているのかと言うと、決してそんなことはありません。

確かに、フランス語やドイツ語、イタリア語などのヨーロッパの言語は、英語と似ている部分が多くあります。しかし、ヨーロッパの言語を話す人々にとっても、やはり英語は外国語なのです。観光地として人気の国でも、日本人が思っているほど英語が通じないことがあります。

この記事では、イタリア人の英語力について解説していきます。これからイタリアに旅行に行く方など、「イタリアでどれくらい英語が通じるんだろうか」と疑問に思っている方は是非ご覧ください。

イタリア人の英語力① 国別ランキング

悩む白人女性
フリー写真素材ぱくたそ

まずは、イタリア人の英語力は世界的に見てどのくらいのレベルなのかを、成人を対象とした世界最大の英語能力ランキング「EF EPI」(2018年版)を見て確認しましょう。

EF EPIとは、グローバル教育機関「EF」による英語能力試験「EF試験」を受験した成人の、国ごとの英語能力指数のことです。

このランキンによれば、イタリアの英語能力は88カ国中34位です。ユーロ圏の32ヶ国に限定して見てみると、イタリアは24位となっており、決して上位ではありません。つまりイタリアは、少なくともユーロ圏においては「英語が不得手な国」であることが分かります。

ユーロ圏においてイタリアが英語が不得手な国であるのは、義務教育に原因があると言われています。イタリアにおいて英語が義務化されたのは90年代以降で、実は比較的最近のことなのです。そのため、英語教育を受けていない年配の方々は英語を話せる可能性が低く、英語教育を受けてきた若者は英語が通じる可能性が高いと言えます。

EF EPI 2018 – EF 英語能力指数
日本 – 88か国および地域中49位 | 第8版EF 英語能力指数 (EF EPI)は世界88カ国と領土の成人を対象とした英語能力に関する調査をもとに英語を第 2 言語とする各国の英語力レベルの世界ランキングです。

イタリア人の英語力② 都市別

ミラノ大聖堂
Photo byvivianamartinelli1979

イタリアには、ミラノやローマ、ベニスなど多くの観光名所があります。ここでは、イタリアの主な都市の英語力を、日本の都市と比較してご紹介します。

下記はEF EPIによる英語能力指数を表にしたものです。イタリアの都市では、ミラノが唯一「英語能力が高い」地域に分類されており、ベローナ、ベニス、ローマ、ナポリは「標準的」とされています。

日本では東京、大阪、横浜の3都市が「標準的」で、名古屋は「低い」、福岡は「非常に低い」と分類されています。

つまり、イタリアの中でもミラノは英語が通じやすく、その他の地域は東京と同じくらいであると考えられます。また、イタリアは北部から南部にいくにしたがって英語力が低くなっていく傾向があるようです。

イタリア 指数 英語能力   日本 指数 英語能力
ミラノ 57.75 高い 東京 55.13 標準
ベローナ 57.15 標準 大阪 53.23 標準
ベニス 55.80 標準 横浜 52.61 標準
ローマ 55.33 標準 名古屋 50.25 低い
ナポリ 53.49 標準 福岡 48.12 非常に低い

EF EPI 2018 – EF 英語能力指数 – イタリア
イタリア – 88か国および地域中34位

イタリア人の英語力③ 発音

森の中で何かを教える先生と生徒
Photo bysasint

せっかくイタリア人が英語で話そうとしてくれているのに、何を言っているのか聞き取れない、、、。そんな残念な事態を避けるために、ここではイタリア人の英語の発音のクセをご紹介します。

イタリア人の発音①「h」は発音しない

イタリア語では、「h」で書かれた部分を発音しません。そのため、イタリア人は英語を話すときにも「h」を省略する傾向があります。

例えば「happy」は「アッピィ」、「hand」は「アンド」といった具合です。もしもイタリア人と喋っていて聞き取れない単語があったら、頭の中で単語に「h」を足してみると良いかもしれません。

イタリア人の発音②「r」は巻き舌になる

イタリア語ではほとんど全ての「r」をこってり目の巻き舌で発音します。例えば「supermarket」は「スゥペラマルケットゥ」に、「Where are you?」が「ウェラアラユゥ?」に聞こえるかも知れません。始めは聞き取りにくいかも知れませんが、この法則を知っていると次第に頭の中で巻き舌部分を「r」にスペル変換できるようになります。

イタリア人の発音を動画で学ぶ!

実際に、イタリア人の英語がどのような感じなのかが分かる動画をご紹介しておきます。少しコメディっぽくなっていますが、まさに「イタリア訛り」の英語ですので、是非ご参考にしてください。

イタリアで英語が通じない時のための対処法

カメラを構える白人女性
Photo bySplitShire

ミラノのように英語力が高い都市を除いて、イタリアの都市のほとんどは東京と同じくらいしか英語が通じる可能性がないと考えると、多少の備えをしておいたほうが良さそうです。

特に、小さなレストランやお店、路面店などでは、英語だけだとお手上げ状態になりかねません。

ここからは、イタリアで英語が通じないときの対処法をお伝えしますので、ご参考にしてくださいね。

対処法①よく使うイタリア語を覚えておく

英語しか喋らない人よりも、自国の言葉を少しでも使ってくれる人に好感を持ってしまうのは万国共通のようです。もちろんイタリア人も例外ではなく、むしろ非常に喜んでくれる部類の人たちです。日本からイタリアへのフライトは、直行便でも10時間以上。暇つぶしがてら、基本的なフレーズは機内で練習しておきましょう。

イタリア語 日本語訳
Buongiorno!
(ブォンジョールノ!)
おはようございます
Buonasera!
(ブォナシェーラ!)
こんにちは /こんばんは
Ciao!
(チャオ!)
やあ! / バイバイ!
Grazie!
(グラッツィエ!)
ありがとう!
Buonasera!
(ブォナシェーラ!)
どういたしまして!

イタリアでは、お店に入った際にお客さんの方も店員さんに挨拶をする習慣がありますので、このあたりはぜひ覚えておいて下さい。また、ほとんどの場合はテーブル会計になりますので、「お会計をお願いします」を意味する「Il conto, per favore」(イル・コント・ペルファボーレ)なども覚えておくと便利です。

対処法②翻訳アプリを使う

身もフタもないと言われそうですが、英語もだめ、イタリア語もだめ、身振り手振りも通じない、、、といった場合の最終手段として、翻訳アプリは使えるようにしておきましょう。トラベルイングリッシュ (この場合はイタリアンですが) は「伝われば勝ち」です。特にミラノなどの大都市以外にも行く予定があるのなら、用意しておいた方が無難です。

Google Translate
Google's free service instantly translates words, phrases, and web pages between English and over 100 other languages.

イタリアで英語は通じるのか? まとめ

自信に満ちた白人男性
フリー写真素材ぱくたそ

この記事では、イタリア人の英語力を具体的なデータに基づいて見てきましたが、いかがだったでしょうか?

結論として、「イタリアは基本的に英語だけで十分旅行できるものの、一部英語が通じづらい地域もある」ということになるかと思います。

しかし、思うようにコミュニケーションが成り立たず苦労するのもまた、旅の醍醐味です。思い切ってミラノやローマを出て、ジェスチャーや片言のイタリア語で現地の人たちと触れ合ってみるのも楽しいですよ。

「英語は通じないこともあるらしいけど、なんとかなるでしょ」という姿勢で楽しんでみてください!

Camel Brown

Camel Brown

米国にて約三年間語学を学び、帰国後は輸入商材の販売を経て某IT企業の海外部門に勤務するアラフォーのおっさん。


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