
岡田さん

ミランダ
確かに英語初心者の方にとって、入店からオーダー、お会計まですべて英語でやりとりをすることは難しそうに思うわよね。ただ、定番の英会話フレーズさえ押さえておけばそこまで難しいものでもないのよ。

岡田さん
そうなんですね!かっこよくスマートに振る舞えるよう、レストランで使う英語を教えて下さい!

ミランダ
もちろんよ!今回は英語初心者の方に向けて、レストランで使う英語、定番の英会話フレーズをご紹介するわ!
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レストランで使う英語や接客用語を知りたい!
みなさんは、海外のレストランで使う英語や接客用語をどれくらい知っていますか?
レストランで使う英語が分からず曖昧にやりとりを進めてしまい、注文したつもりでない料理が運ばれてきたり、店員さんから苦い顔をされ、有意義な食事の時間を過ごせないなんてことも起こり得ます。
この記事では、スムーズに気持ちの良い食事を行えるよう、飲食店やレストランで使う英語の接客用語や英会話フレーズをご紹介します。
英語の接客用語①入店した時
まずは入店時。挨拶とお出迎えをしてくれるウェイター、ウェイトレスさんとの英会話から始まります。ここで使われる接客用語はほとんど決まっているため、心配ありません。落ち着いて受け答えできるようにしましょう。
入店時に使われる英会話フレーズ

スタッフ
Hello, how are you? For how many people?
いらっしゃいませ。何名様でしょうか?

客
Table for two, please.
2名用のテーブルをお願いします。

スタッフ
Okay. Right this way please.
分かりました。こちらへどうぞ。
◯説明
まずは「Hello」「How are you」のような軽い挨拶をされます。そして、飲食店やレストランでは必ず「For how many people?」のように利用人数を聞かれます。利用人数は単に「For two」や「Three, please」のようにシンプルなフレーズで伝えることも可能です。
英語の接客用語②注文の時
飲食店やレストランで一番緊張する場面、それは注文のやりとりだと思います。
英語がずらっと並んだメニューを見て億劫になったり、ちゃんと相手に伝わるかといった不安や、どんな料理か想像ができないなんてこともあります。
そんな注文のシーンで使える英会話フレーズをご紹介していきます。
注文の時に使う英会語フレーズ①ドリンクの注文をする

スタッフ
Can I start you off with something to drink?
お飲み物はどうされますか?

客
Can I have some water, please?
水をいただけますか?

スタッフ
Sure, I`ll be right back with your drinks.
かしこまりました。すぐにお飲み物をお持ちいたします。
◯説明
着席と同時に、「Can I start you off with something to drink?」と飲み物の注文を聞かれることがよくあります。このフレーズは丸々覚えておくと便利です。
まだ注文が決まっていなければ「Can you give me a few more minutes?(もう少し時間をもらえますか?)」のように伝えます。
「Can I have...(〜を下さい)」は、飲食店やレストランで使う英語の定番フレーズですので、必ず覚えておきましょう。
注文のときに使う英会話フレーズ②料理の注文をする

スタッフ
Are you ready to order?
ご注文はお決まりでしょうか?

客
Yes, can I have a steak and potato salad?
ステーキとポテトサラダをいただけますか?

スタッフ
Alright, anything else?
分かりました。他にはないですか?

客
That's it for now.
いまのところ以上です。
◯説明
「Are you ready to order?」のように注文を聞かれますので、自分の注文をウェイターに伝えましょう。メニューを見て、もしどのような料理か分からない場合は「What kind of dish is this?(これはどんな料理ですか?)」とメニューを指差しながら聞いてみるといいでしょう。
注文のときに使う英会話フレーズ③おすすめを聞く

客
Do you have any recommendations?
なにかおすすめはありますか?

スタッフ
Our recommendation is raw oyster. This is a seasonal dish.
当店のおすすめは生ガキです。こちらは期間限定のものです。

客
Can I have that one, please. Anything else?
では、そちらをいただけますか。他には何かありますか?

スタッフ
I personally like the clam chowder. It's really good.
個人的にはクラムチャウダーが好きです。とても美味しいですよ。
◯説明
店員さんによって、日替わりのおすすめや個人的に好きなメニューなどを教えてくれます。おすすめを聞きたい場合は「Do you have any recommendations?」や「What do you recommend?」のようなフレーズを使ってみましょう。
注文のときに使う英会話フレーズ④その他
飲食店やレストランで使う英語で最も頻度が高いのは「〜を下さい」という注文の言い回しです。この「〜を下さい」はオーソドックスな「Can I have〜?」以外にも、実はたくさんのフレーズがあります。
- 「Can I get〜?」
- 「Could I have〜?」
- 「May I have〜?」
- 「I'll take〜.」
- 「I'd like to〜.」
英語の接客用語③食事が運ばれる時
お待ちかねの食事の時間です。時には間違った料理が運ばれてきたり、なかなか注文した食事がこないこともあります。ここでは、食事が運ばれる場面で、飲食店やレストランで使う英語をご紹介します。
違った料理が出てきた時

客
Excuse me, I don't think this is what I ordered.
すいません。こちらは私が注文した料理ではないと思うのですが。

スタッフ
I'm sorry, I will bring your order out soon.
申し訳ございません。すぐにお料理をお持ち致します。
〇説明
「This is not what I ordered(注文した料理ではありません)」とストレートに表現することもできますが、相手に少し無骨な印象を与えてしまいます。「I don't think...」と前置きすることで柔らかい英会話表現になります。
オーダーした料理がなかなかこない時

Excuse me, I still haven't received my order yet.
すいません。注文した料理がまだきていないのですが。

スタッフ
Sorry, I"ll go check on that.
申し訳ありません。すぐに確認してきます。
◯説明
食事がなかなかこない時や、なにか店員を呼びたい時は「Excuse me」と呼びかけて、「I still haven't received my order yet」と言いましょう。こちらも飲食店やレストランで使う英語ですので、フレーズとして覚えて、そのまま使うことをおすすめします。
水が欲しい時

スタッフ
Would you like something to drink?
何かお飲物はいかかですか?

客
Can I have some water, please?
水をいただけますか?

スタッフ
Sure, here you go.
もちろんです、どうぞ。
〇説明
日本ではあまり馴染みがありませんが、海外のレストランでは水が有料のお店もたくさんあります。
単に「water」と表現すると「Bottled water(ボトルに入ったミネラルウォーター)」「Sparkling water(炭酸水)」と捉えられ、料金が発生することもあります。無料の水を注文したい場合は、「Tap water(蛇口から出る水道水)」と伝えましょう。
食事をお持ち帰りしたい時
日本では残した食事を持ち帰ることがマナー違反とされていることが多く遠慮しがちになってしまいますが、海外、特に北米ではいたって日常的に行われています。
持ち帰りの箱を受け取って自身で詰める場合と、お店側に包んでもらう2パターンがあります。
○持ち帰り用の箱が欲しい場合
Can I have a to-go box?
持ち帰り用の箱をいただけますか?
○包んでもらいたい場合
Could you wrap this up to take out?
持ち帰り用に包んでいただけますか?
持ち帰り用の箱は「to-go box」と言います。また、包んで欲しいときは「wrap up(包む)」を使いましょう。北米の飲食店やレストランの料理は、日本と比べて全体的に量が多いので、遠慮せずに食事のお持ち帰りをお願いしましょう。
英語の接客用語④退店する時
ここでは、会計の時に使える英会話フレーズをご紹介します。
会計の時に使える英会話フレーズ

客
Excuse me, can I have the check?
お会計をお願いできますか?

スタッフ
Sure, your total is $30. Would you like to pay together or separately?
合計30ドルです。お支払いはご一緒されますか?別々にされますか?

客
We will pay together. Can I use a credit card?
一緒に支払います。クレジットカードは使えますか?

スタッフ
Absolutely, here is your charge. Thank you for coming, have a good day.
もちろんです。こちらがお釣りです。ご来店ありがとうございました。良い一日を。

客
Thank you, you too.
ありがとう、あなたもね。
◯説明
「Can I have the check?」でお会計の伝票をもらうことができます。店員に聞かれる前に「Can we have separate checks, please?(支払いは別々にお願いします)」と伝えると親切です。「Would you like to pay together or separately?」はよく使われる接客用語なので覚えておきましょう。
海外では席で会計をすることが多々あります。その際は受け取った伝票に現金、もしくはクレジットカードを挟んでテーブル上に置きましょう。店員さんが取りに来ますので、カード支払いの際は最後にサインをお忘れなく。ありがとうの気持ちを込めた挨拶をして気持ちよくお店をあとにしましょう。
英語の接客用語の決定版 まとめ
この記事では、レストランなどの飲食店で使える英会話フレーズをご紹介していきましたが、いかがだったでしょうか?レストランで使う英語を覚えておけば、店員さんとのやりとりもそこまで難しいものではありません。今回ご紹介した英会話フレーズを実践して、ぜひ海外の飲食店やレストランで素敵な食事の時間を過ごしてみましょう!
レストランで使う英語フレーズ 一覧
- ★お店側★
- 「For how many people?(何人様でしょうか?)」
- 「Right this way, please(こちらへどうぞ)」
- 「Can I start you off with something to drink?(はじめにお飲み物はいかがですか?)」
- 「Are you ready to order?(ご注文はお決まりですか?)」
- 「 I'll go check on that(確認してきます)」
- 「Would you like 〜?(〜はいかがですか?)」
- 「Would you like to pay together or separately?(お支払いはご一緒にされますか?別々にされますか?)
- 「Here is your charge(おつりです)」
- ★お客さん側★
- 「Can I have〜?/ Could I have〜?/ May I have〜?(〜を下さい/いただけますか?)」
- 「Table for two, please(2人です)」
- 「Do you have any recommendations?(おすすめはありますか?)」
- 「Can I have a to-go box?(持ち帰りの箱をもらえますか?)」
- 「Could you wrap this up to take out?(持ち帰り用に包んでいただけますか?)」
- 「Can I have the check?(お会計をお願いできますか?)
海外の飲食店やレストランで食事をする際に、慣れない英語でやりとりをするのはハードルが高く感じてしまいます。