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英語で「タイミング」って何て言う?「in a timely manner」など使える表現も紹介!

「タイミングよく予約できた」など、私たちは「タイミング」という言葉をよく使いますが、この表現、英語では何と言えばいいのでしょうか?この記事では、「タイミング」を表す英単語や「in a timely manner」などの実用的な関連英語表現をご紹介していきます。

もくじ

英語で「タイミング」って何て言う?

「タイミングが悪くて参加できなかった」「タイミングよく予約できた」など、私たちは日常会話の中で「タイミング」という言葉をよく使います。この「タイミング」という言葉、英語では何と言えばいいのでしょうか?

「タイミング」のように、「すでに日本語として定着しているが、いざ英会話で使おうとすると迷ってしまう英単語」を改めて調べておくことは、英語の上達において有益なことです。

英語では本来どのように使われているのかを知っておくと、日本語の感覚に惑わされずにより自然な英語表現を用いて会話を進めることができます。

この記事では「タイミング」を表す英単語や、「in a timely manner」などネイティブがよく使用する英語表現を具体的な例文も交えてご紹介していきます。

英語で「タイミング」を表す単語①基本単語

まずは、日本語の「タイミング」に値する基本的な英単語を2つご紹介します。いずれも皆さんご存知の身近な英単語です。

タイミングを表す単語①「timing」

日本人が普段使う「タイミング」は、英語の「timing」がカタカナ英語として定着したもので、「サラリーマン」のような海外では通じにくい日本人の造語、いわゆる和製英語とは異なります。

つまり「タイミング」ーあえて日本語本来の表現で言うなら「頃合い、間合い」ーは、英語でも「timing」(数えられない名詞)なのです。

例文を見てみましょう。

Hey Miranda, good timing, I wanted to ask you a question.
あらミランダ、グッドタイミング、あなたに質問があったんです。

This is bad timing, as emotions are running high.
今はタイミングが悪いです、感情が高ぶっているので。


Your timing is perfect, lunch is almost ready.
タイミングばっちりね、もうすぐ昼ごはんができるよ。


このように、「タイミングがいい」状況を「good/nice/perfect timing」、「タイミングがよくない」状況を「bad /poor timimg」と表現します。

こうして見てみると、日本語化した「タイミング」とほぼ同じ意味で使われていますが、日本人が抱く概念と100%一致しているわけではないので、ネイティブがどんなシチュエーションで使うかを学びながら感覚的に身に付けていく必要があります。

タイミングを表す単語②「time」

「時間」を意味する英単語としてお馴染みの「time」も、「timing」と同様に「頃合い・間合い、機会」を表す英単語です。

いくつか「time」を用いた定番の言い方があるので、なかでも使用頻度が高いと思われる表現を以下に例文としてご紹介します。

When is the right time for marriage?
どのタイミングで結婚するのがいいのでしょう?


〇説明
・「the right time」で「適切な時」
・「When is the right time for~(名詞、動名詞)/to~(動詞)」で「~するのによい時期はいつですか」
・「the right time」の反対は「the wrong time」で「不適切な時」

Now is the time to make up your mind.
今こそ決心する時ですよ。

〇説明

・「Now is the time」で「今がその時」
・「to+動詞の原形」を付け足して、何に相応しい時機なのかを述べる

This conference is being held at a very opportune time.
このカンファレンスは非常に良いタイミングで開かれた。

〇説明
・「at an opportune time」で「ちょうど良い、好都合の時機」
・ビジネスシーンなど、フォーマルな場面で使われる

動詞「time」の使い方

「time」は動詞として使われる場合もあります。

その場合、「①時期・時間を決める、予定時間を合わせる ②列車等の時刻やスケジュールを決定・調整する ③時間を計測する ④リズムをとる、ペースをはかる」などの意味を持ちます。

日常で使いやすい①と③の使用例を見てみましょう。

I will time my visit to suit your convenience.
ご都合に合わせてお伺いする時間を決めますよ。


Ask a friend or family member to time your laps.
友達か家族にラップタイムを計ってくれるように頼みなさい。

英語で「タイミング」を表す単語②類似表現

次に、「タイミング(頃合い、間合い)」に近い意味を持つ英単語を2つご紹介します。

「タイミング」の類似表現①「moment」

「moment」の基本的な意味は「一瞬、瞬間」で、一般的に「time」よりも短いタイミング、瞬間そのものを表す際に使います。

楽しいこと・面白いこと、あるいはひどいこと・気まずいことが起こっている瞬間や、何らかの出来事がクライマックスを迎えているような場面にたまたま居合わせた、というような状況で使われる傾向にあります。

You have come just at the right moment.
ちょうどいいところに来たね。

I seem to have come at a badmoment.
まずい時に来たようだ。

「タイミング」の類似表現➁「timely」

「timely」は「物事が適切な時期に起きる状況」を表現する形容詞/副詞です。日本語でも「タイムリーな〇〇」と言うように、ポジティブな意味で使われます。

I think he picked a timely topic, and his blog is well worth reading.
彼はタイムリーな話題を取り上げたと思うし、彼のブログはじゅうぶん読む価値がある。

★単語「timely」を含む慣用表現について
 後述のタイミング』の関連表現①in a timely manner」もぜひご一読ください。

英語で「タイミング」を表す単語③関連表現

ここからは「タイミング」の関連表現の中から、押さえておきたい便利な英語表現を4つご紹介します。

「タイミング」の関連表現①「in a timely manner」

「in a timely manner」は、特にビジネスシーンで使える表現で、日本語で言えば「時期を逃さず」「迅速に」というような意味を持っています。

We will continue striving to respond to every customer in a timely manner.
私共はすべてのお客様に迅速に対応すべく取り組んでいきます。

ちなみによく似た表現に「in a timely fashion」がありますが、これも「in a timely manner」とほぼ同様の意味で使われる表現です。

「タイミング」の関連表現➁「now or never」

「now or never」は、直訳で「今か、二度とないか」という意味で、つまり「今しかない」タイミングを表します。

今すぐに決断しなければ時機を逃してしまう、また今度では遅すぎる、、、というような差し迫った状況で使われる傾向にあります。

This is my last chance, it’s now or never.
これが最後のチャンス、今しかない。

「タイミング」の関連表現③「in time」

「タイミングを表す単語②」でご紹介した「time」ですが、単語の前に付く前置詞によっては違う意味になるのでご紹介しておきます。

「in time」は、「ある時刻より早く、遅れずに」という意味です。

I’m stuck in traffic. I won’t be able to get to work in time.
渋滞にはまっています。仕事の時間に間に合いません。

「タイミング」の関連表現④「on time」

「on time」は、「定刻・スケジュール通り」という意味です。

We arrived on time in spite of the snow.
雪にも関わらず私たちは時間通りに到着した。


バスや列車、飛行機などの交通機関が時刻表通りに運航している状況にもよく使われます。

Will this flight leave on time?
この便は定刻に出発しますか?

英語で「タイミング」のまとめ

この記事では、「タイミング」に関連する英語表現を例文を交えてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

英語では、「timing」「time」「moment」「timely」など、いくつもの表現があることをお分かり頂けたかと思います。

これらの単語は、いずれも誰もが知る身近な英単語ですが、それぞれの意味は案外深く、今回ご紹介した表現以外にも更に多くの用法があります。是非この機会に調べて、表現の引き出しを増やしてみてはいかがでしょうか。

Maho|監修者
カリキュラム責任者
慶應義塾大学文学部英米文学専攻卒。新卒で航空会社に入社し、CAとして国内線・国際線に3年間乗務。その後、海外で生活しながら本格的に英語を学びたいという想いから、夢だった大学院留学を決意。オーストラリアに渡り、応用言語学・英語教授法(TESOL)修士号を取得。株式会社プログリットで英語コンサルタントを経て、現在はカリキュラム責任者としてプログリットのカリキュラム開発を行う。

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