この英語、実は間違い?日本人が間違えやすい英語の表現・文法はこれだ!

この英語、実は間違い?日本人が間違えやすい英語の表現・文法はこれだ!

みなさんは、英語を話していてネイティブスピーカーにきょとんとされた経験はありませんか?日本人が使う英語の中には、実は間違いだと気づかずに使っているものが多くあります。今回は、日本人がやってしまいがちな間違い英語を、英語の表現と文法に分けて詳しくご紹介します。

Chopin

Chopin

シドニー在住、2児の母。中学・高校英語教師資格、小学校英語教師の資格あり。現在、現地で働きながら翻訳についても勉強中。英語教員の経験と現地での数々の失敗体験から、日本人がつまずきやすい部分をわかりやすくお伝えできたら、と思います!

岡田さん

岡田さん

この間、イギリス人の友人に風邪で病院に行ってきたことを言おうと思って「I went to a hospital this morning.(今朝病院に行きました。)」って言ったら、すごくびっくりして心配されたんです。何か僕、変なこと言ったんでしょうか?

ミランダ

ミランダ

あはは。「hospital」は日本語で「病院」だけど、英語では「重大な病気やケガをした際に行く大きな病院」を指すのよ。軽い風邪なら、「I went to see a doctor.(医者に診てもらいに行きました。)」と表現した方が適切ね。

岡田さん

岡田さん

ええ、そうなんですか!ミランダさん、他にも間違えやすい表現を教えてくれませんか?

ミランダ

ミランダ

もちろん!

記事の目次

  1. 1.意外と多い!?英語の表現と文法の間違い
  2. 2.英語の表現の間違い
  3. 3.英語の文法の間違い
  4. 4.(番外編)和製英語に注意!
  5. 5.日本人が間違いやすい英語の表現・文法まとめ

意外と多い!?英語の表現と文法の間違い

黒板に英字の写真
Photo bygeralt

日本人が話す英語の文章には、ネイティブスピーカーにとって違和感があったり自然な英語に聞こえないことがあります。

なぜそのようなことが起きるのでしょうか?

それは、英語には、日本語にない語彙や文法、日本語と異なるニュアンスがあるからです。日本語で英文を考えてしまうと、英語の概念に当てはまらずぎこちない英語に聞こえてしまうことがあります。

では、実際にどのような英語の間違いが多いのでしょうか?

この記事では、日本人が間違えやすい英語表現や文法をご紹介していきます。より自然な英語をマスターしたいという方は、是非ご覧ください!

英語の表現の間違い

男性と女性がコーヒーを飲みながら話をしている写真
Photo byrawpixel

英語と日本語の概念が違うことから、先の岡田さんとミランダの会話に出てきた「hospital」のように、英語と日本語がイコールで繋げないことはよくあります。ここでは、日本語の概念で英語を考えてしまうと間違えやすい表現を見ていきましょう。

単語の間違い

英単語と日本語の意味をセットで覚えている人は多いと思いますが、その単語がどのような場面で使用されるのかを知らなければ、正しく使うことは出来ません。いくつか例を見てみましょう。

友だちと遊びに出かけるときの表現

「来週また遊ぼう!」
Let's catch up some time next week!
✕Let's play some time next week!


日本語では大人同士でも、「今度遊ぼう~」と言いますが、英語の「play」は「子供が遊ぶ」際に使われます。大人が「play」を使うと違和感がありますので、使わないようにしましょう。
友達と遊びに出かけるという意味では他にも「hang out」や「chill out」などの表現があります。

相手の趣味を聞くときの表現

「趣味は何ですか?」
What do you do in your free time?
△What's your hobby?


こちらは、中学生の時に例文を習った記憶がある方も多いと思いますが、日本語をそのまま英語にすると、少し違和感があります。なぜなら、「hobby」(趣味)は、切手集めや編み物など、「凝った趣味」を表すからです。
間違った聞き方ではありませんが、こういった「凝った趣味」は誰もが持っているとも限りませんので、上記のように「暇なときは何をしていますか?」と聞くのが自然です。
「watching movies(映画鑑賞)」や「reading books(読書)」、「sleeping(寝ること)」は「hobby」とは言いませんので気を付けましょう。

相手の元へ行くときの表現

「今行きます。」
I'm coming.
✕I'm going.


こちらも日本人がやりがちな間違いです。日本語では、話している相手に向かって「行く」と表現しますが、英語では相手視点になるので「come(来る)」を使いましょう。

「ちょうど」の表現

「ちょうど3000円です。」
It's going to be 3000 yen even.
✕It's going to be just 3000 yen.


「just」=「ちょうど」という意味から、このように間違った使い方をする日本人は多いのですが、正しくは「even」を使いましょう。

表現の間違い

同じ内容を伝える文章であっても、日本語と英語では表現の仕方が異なります。ここでは、日本人が間違えやすい表現をいくつかご紹介します。

丁寧にしすぎた表現

「ご不便おかけし、申し訳ありません。」
I’m sorry for the inconvenience caused.
△I’m sorry for your inconvenience caused.


「the inconvenience(不便)」を「あなたにご不便をおかけした」という日本語の感覚で「your inconvenience」としてしまうのは、間違った使い方です。丁寧な謝罪としてこちらのフレーズを日本人は多用しがちですが、本当に重大なミスや過失に対してのみに留めるとよいでしょう。

日本語と違う疑問視を使う表現

「オーストラリアの首都はどこですか?」
What is the capital of Australia?
✕Where is the capital of Australia?


「どこ」=「where」と日本語をそのまま英語に置き換えてしまうのは間違いです。「首都の名前」が「何か」という意味ですので、「what」を使います。

「どう思う?」
What do you think?
✕How do you think?


「どう」という日本語から「how」を使ってしまったパターンで、日本人が間違えやすい英文です。
「How do you think?」だと、「どうやって考えるの?」と違和感のある文になってしまいますので、相手の「意見」や「考え」を聞く際には「what」を使うと覚えておきましょう。

英語の文法の間違い

英語の辞書の写真
Photo byPDPics

英語には、「前置詞」・「定冠詞(不定冠詞)」・「複数形」など日本語に存在しない文法がいくつかあり、そういった文法はどうしても間違えやすくなってしまいます。どのような間違いが多いのか、日本人が間違えやすい文法を見ていきましょう。

よくある冠詞の間違い

「週末はビーチに行ったよ。」
I went to the beach last weekend.
△I went to a beach last weekend.


「the sun(太陽)」「 the sea(海)」「the horizon(地平線)」など、天体や地理に関する名詞には通常「the」がつきます。

よくある複数形の間違い

「ぶどうが好きです。」
I like grapes.
✕I like a grape.


「a grape」は「ブドウ一粒」という意味になってしまいますので、「ブドウー房」を表す複数形の「grapes」が適切です。
また、「リンゴが好き」や「猫が好き」という場合、それぞれ「I like apples.」「I like cats.」と複数形で表すことも抑えておきましょう。

「情報量、多すぎだよ。」
We have too much information here.
✕We have too many informations here.


日本人がやりがちな間違いですが、「information」「knowledge」「advice」などは、「s」をつけて複数形にすることはできません。また、数えられませんので「many」ではなく「much」を使います。

よくある動詞と形容詞の間違い

「退屈です。」
I am bored.
✕I am boring.


動詞「bore」は「~を退屈させる」という意味です。「私」は「退屈させられている」立場なので、受け身形「-ed」で表します。「退屈な」という意味の形容詞「boring」を使ってしまうと、「私は退屈な人間です。」と宣言してしまうことになりますので気をつけましょう。

「私は混乱した。」
〇I was confused.
✕I was confusing.


動詞「confuse」も「~を混乱させる」という意味なので、受け身形を使って「混乱させられた」と表します。「confusing」だと、「私は紛らわしい人間です。」という意味になります。

よくある目的語の間違い

「とても楽しかったです。」
I enjoyed it very much!
✕I enjoyed very much!


「enjoy」という動詞は必ず目的語を取りますので、「it」や楽しかった対象を後ろに置かなければ間違った英文となります。「enjoyed talking with them(彼らと話をして楽しかった。)」など具体的に何が楽しかったのかを述べるのもおすすめです。また、「楽しかった」の別の言い方として「I had a great time!」という言い方もあります。

「この場所が好きです。」
I like it here.
✕I like here.


この英文も実は間違いです。「here」は副詞ですので、「like」の目的語になりません。必ず「it」を入れましょう。

よくある前置詞の間違い

「そのことについて、もうちょっと話そうよ。」
Let's discuss it further.
✕Let's discuss about it further.


不要な前置詞をつけてしまった間違いです。「discuss」は「~について議論する」という意味で、すでに「about」(~について)という意味を含んでいます。

(番外編)和製英語に注意!

グローブとボールの写真
Photo bycpastrick

和製英語は、日本人が作った英語っぽい単語であって、あくまでも英語ではありません。カタカナをそのまま英語にしても通じないので注意しましょう。

「コンセント、どこ?」
Where is an outlet?


「コンセント」は英語ではなく、そのまま英語に置き換えてしまうのは間違いです。

「英語のレベルアップしたいな~。」
I want to get better at English.


日本のゲームの影響で、「level up」と言えば何のことか分かる外国人の方もいるかもしれませんが、この表現は間違いです。正しくは「get better」を使います。

「キャッチボールしよう!」
Let's play catch!


野球用語には和製英語が多いので気を付けましょう。

「クレームをつけるべき?」
Should I make a complaint?


英語の「claim」は、「主張する・要求する」という意味ですので、「Should I claim?」としてしまうのは意味に沿わない間違った使い方です。「クレームをつける」は「complaint(不平・不満)」という名詞を使い、「make a complaint」とします。

日本人が間違いやすい英語の表現・文法まとめ

メモを取りながら会話をする人たちの写真
Photo byStartupStockPhotos

日本人が間違えやすい英語、いかがだったでしょうか?「なぜ間違えるのか」を詳しく分析して頭で理解しておくことも大事ですが、間違いのパターンをいくつか暗記しておくだけでも間違った使い方を防ぐことができるので、是非今回ご紹介したような例を覚えておいてください。

より自然な表現をマスターして、ネイティブの英語に近づきましょう!

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