
岡田さん

ミランダ
同じことで悩んでいる人は多いわね。でも、そんな人にぴったりの単語帳があるわ。「英単語ターゲット」って知ってる?

岡田さん
あ、聞いたことあります!昔からある有名な単語帳ですよね?

ミランダ
時間がない人も効率的に英単語を学べる、とてもすぐれた単語帳よ!今日は「英単語ターゲット」の特徴や使い方を教えてあげるわ!
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- 1英語を学ぶなら「ターゲットシリーズ」?
- 2「ターゲットシリーズ」の特徴
- 2.1特徴①「出る順」に並んでいる
- 2.2特徴②英語の「一語一義」主義
- 3「ターゲットシリーズ」英語レベル早見表
- 4「英単語ターゲット1200」の対象者・使い方
- 4.1「英単語ターゲット1200」の対象者・特徴
- 4.2「英単語ターゲット1200」の使い方①中学英語レベルの単語の穴を埋めよ!
- 4.3「英単語ターゲット1200」の使い方②英語は「一語一義」主義で覚える
- 5「英単語ターゲット1400」の対象者・使い方
- 5.1「英単語ターゲット1400」の対象者・特徴
- 5.2「英単語ターゲット1400」の使い方①「一語一義」主義で、8割覚えたら次へ!
- 5.3「英単語ターゲット1400」の使い方② 英語読解中に「辞書的に」使う
- 6「英単語ターゲット1900」の対象者・使い方
- 6.1「英単語ターゲット1900」の対象者・特徴
- 6.2「英単語ターゲット1900」の使い方
- 6.3「英単語ターゲット1400」と「英単語ターゲット1900」はほぼカブってる?
- 7「英熟語ターゲット1000」の対象者・使い方
- 7.1「英熟語ターゲット1000」の対象者と特徴
- 7.2「英熟語ターゲット1000」の使い方
- 8英語はターゲットシリーズで学ぶ!英単語ターゲット1200・1400・1900の使い方とは? まとめ
英語を学ぶなら「ターゲットシリーズ」?
みなさんは、「英単語ターゲット」シリーズをご存知でしょうか。
大学受験用単語帳として多くの受験生に愛されている、
筆者も高校時代に学校で配布され使用していました。
今回はそんな超有名単語帳「英語力ターゲット」
「ターゲットシリーズ」の特徴
初版から30年以上も愛されている「英単語ターゲット」
特徴①「出る順」に並んでいる
「ターゲットシリーズ」の大きな特徴のひとつは、「英単語が大学入試に出る順に並んでいる」という点です。
単語帳に取り組んでいて「
「英単語ターゲット」シリーズは、
そんな緻密な編集のおかげで、受験生は「
特徴②英語の「一語一義」主義
「ターゲットシリーズ」全体を貫く大きな特徴として、「一語一義」主義が挙げられます。
英単語は一語で多くの意味を持つものが少なくないですが、そこに
例えば、「disrupt」という単語は以下のように掲載されています。
disrupt | を混乱させる;を分裂させる |
ご覧のように、優先的に覚える日本語の意味は赤字になっています。どの日本語の意味を赤字にするかについても「出る順」の項目で述べた旺文社独自のデータベースを利用して算出しているようですので、なかなか信頼がおけると思います。
このように、頻出の意味だけを覚えることができるので、
「ターゲットシリーズ」英語レベル早見表
ここでは、「ターゲットシリーズ」レベル早見表をご紹介します。
自分がどのレベルに位置し、どれに取り組めば良いのかが分かるかと思いますので、参考にしてみてください!
中学卒業 | センター試験 | 難関私立・国立大 | 留学やその他試験 | |
英単語ターゲット1200 | ◯ | ◯ | ||
英単語ターゲット1400 | ◯ | ◯ | ||
英単語ターゲット1900 | ◯ | ◯ | ◯ | |
英熟語ターゲット1000 | ◯ | ◯ | ◯ |
以上のようにターゲットシリーズは、中学レベルから英語をやり直したい方から、難関国立大学合格を目指す方まで、非常に幅広い英語レベルの人におすすめできる教材となっています。ぜひ自分のレベルに合ったターゲットシリーズを選び、勉強してみて下さい。
また、「留学やその他試験」とは、海外大学への留学や、それを想定したTOEFLのような試験のことです。筆者個人の感覚としては、「英単語ターゲット1900」「英熟語ターゲット1000」は、そのようなレベルにも充分に対応できると感じています。
とはいえ、「ターゲットシリーズ」は大学受験用のものであり、留学やその他試験を想定して作られたものではありません。留学やその他試験などで結果を求めているのであれば、それに特化したものを利用した方が確実です。
「英単語ターゲット1200」の対象者・使い方
ここからは、「ターゲットシリーズ」それぞれの対象者や使い方を解説していきます。まずは「英単語ターゲット1200」です。
英単語ターゲット1200
参考価格: 990円
「英単語ターゲット1200」の対象者・特徴
対象者
- 中学卒業〜センター試験レベル
特徴
- 中学卒業レベルから「英単語ターゲット1400」「英単語ターゲット1900」への橋渡しの役割を果たす単語帳
- 中学レベルの単語200、高校レベルの単語1200、
高校レベルの熟語300を収録
このように「1200」とは謳っているものの、
同シリーズで最も有名な「ターゲット1900」ですが、
「英単語ターゲット1200」の使い方①中学英語レベルの単語の穴を埋めよ!
「1200」には親切にも、中学レベルの単語が200個載っています。良い機会ですので、中学レベルの単語に穴がないか、確認作業をしてしまいましょう!写真のように、ターゲットシリーズはページの端を折り込んで見出し語だけしか見られない形にすることが出来ます。
このようにして確認テストを行い、中学レベルの単語全200個を全てチェックしてしまいましょう!なんとなくでも意味が浮かばなかった単語は、この機会に覚えてしまうことが大切です。
ちなみに、見出し語の英単語と日本語訳だけを収録した音声データは、以下のサイトでダウンロードできますので、絶対に活用しましょう!
「英単語ターゲット1200」の使い方②英語は「一語一義」主義で覚える
暗記作業の際に思い出して欲しいのが「一語一義」主義です。
一つの英単語には複数の意味が含まれることがほとんどですが、その全ての意味を覚えていたら時間がかかりすぎてしまいます。
そこで「ターゲットシリーズ」は、独自のデータベースを基に算出した「その単語の意味の中で最もよく出る意味」だけをまず覚えることを推奨しています。赤字の意味だけを覚えたら、どんどん先へ進んでいきましょう!
「英単語ターゲット1400」の対象者・使い方
次に、ターゲットシリーズで「英単語ターゲット1200」の次に位置する「英単語ターゲット1400」についてご紹介します。
英単語ターゲット1400
参考価格: 1,210円
「英単語ターゲット1400」の対象者・特徴
対象
- センター試験〜中堅私大レベル
特徴
- センター試験レベルから「英単語ターゲット1900」への橋渡しの役割
- 「英単語ターゲット1900」に収録されている単語のうち約1000語が収録されている
実は「英単語ターゲット1900」に収録されている内容のほとんどが「英単語ターゲット1400」にも収録されています(詳しくは「ターゲット1900」の項目で述べます)。「ターゲット1900」と重複している内容も多いですが、「ターゲット1400」のほうがより基本寄りと言えます。
「英単語ターゲット1400」の使い方①「一語一義」主義で、8割覚えたら次へ!
上述の「英単語ターゲット1200」と収録されている内容が違うだけで、使い方は大きく変わりません。「一語一義」主義を思い出し暗記をしてください。
一つコツとして挙げたいのが、「8割覚えたら次の段階へ進む」ことです。
単語帳を使って勉強をしていると、多くの人は完璧を目指しがちです。しかし私は、8割を覚えたら次の「英単語ターゲット1900」、または別の単語帳へ進んで良いと考えます。
全ての参考書を使った勉強で言えますが、完璧を目指すことはとても難しいです。完璧になるまでやろうと思いなかなか達成できないと、段々と次の段階へ進む意欲が無くなります。
大抵の場合、8割身につけた段階で次へ進めばレベル的には対応できます。前進してる感覚も得られることも大きな利点です。
「8割身につけたら次のフェイズへ」は、勉強全般に当てはまるコツとしておススメします!
「英単語ターゲット1400」の使い方② 英語読解中に「辞書的に」使う
「英単語ターゲット1400」からのオススメの使い方として「辞書的に使う」を挙げたいと思います。
長文を読んでいて分からない単語に出くわしたら、その単語を、英和辞書ではなく、まずは「ターゲットシリーズ」で調べるのです。
「ターゲットシリーズ」で調べることにより
・その単語が入試に出る頻度
・その単語の主要な意味
が分かるのです。
「ターゲットシリーズ」には例文も載っているので、例文での使われ方を覚えればより定着します。
このように、英語長文の学習にも「ターゲットシリーズ」を補助教材として使うやり方はとてもおススメです!
「英単語ターゲット1900」の対象者・使い方
続いて、大学受験生を中心に利用者の多い「ターゲット1900」のご紹介です。
英単語ターゲット1900
参考価格: 4,539円
「英単語ターゲット1900」の対象者・特徴
対象者
- センター試験〜難関私大、国立大
特徴
- 最後の400難単語のレベルが高く、高レベルな英語に対応できるようになる
- 一冊をやりきれば、難関私大・国立大まで対応できると言われている(※到達できるレベルには個人差があります)
筆者は英語系の専門学校を卒業後、アメリカに3年間住んでいました。その経験の後に改めて「英単語ターゲット1900」を見返した後に得た感想が「英単語ターゲット1900」をこなせば、入試はおろか留学まで対応できる単語力がつくということです。
センター試験〜ハイレベルな単語を出る順に収録しているので、まさに単語帳の決定版と呼べるでしょう。
「英単語ターゲット1900」の使い方
「英単語ターゲット1900」でも、「英単語ターゲット1200」「英単語ターゲット1400」と使い方は変わりません。
- 「一語一義」主義で効率よく覚える
- 「辞書的に」使う
- 8割覚えたら他の単語帳や次の勉強へ進む
「英単語ターゲット1400」と「英単語ターゲット1900」はほぼカブってる?
ターゲットシリーズで単語学習に取り組んだことがある人ならご存知かもしれませんが、「英単語ターゲット1400」と「英単語ターゲット1900」は、かなり多くの同じ英単語が収録されています。
厳密な数は旺文社のHPなどでも公開はされていませんが、とあるYoutuberによるとカブっている単語の数は約1000語ほどと言われています(下記に参考動画があります)。かなり多くの英単語がカブっているので、「両方やる必要はないかも?」と考えるのは自然なことです。
判断は人によって違うかと思いますが、効率を重視するなら「英単語ターゲット1400」か「英単語ターゲット1900」のどちらかだけで良いでしょう。「ターゲット1400」がより基本寄り、「ターゲット1900」がよりハイレベル寄りの内容になっているので、自分の到達したいレベルを考慮して判断してください。
もちろん、充分な時間を単語学習に割きたいのであれば、両方とも取り組んでより定着させるのもありです。
「英熟語ターゲット1000」の対象者・使い方
ここでは、「ターゲットシリーズ」の英熟語バージョンである「英熟語ターゲット1000」をご紹介します。
「英熟語ターゲット1000」の対象者と特徴
対象者
- センター試験〜難関私立・国立大
特徴
- 独自のデータベースを基に頻出熟語を算出し、「出る順」に掲載
基本的には英単語版と同じです。英熟語版はこれ一冊のみとなります。
「英熟語ターゲット1000」の使い方
「英単語ターゲット1200・1400・1900」」と使い方は変わりません。
- 「一語一義」主義で効率よく覚える
- 「辞書的に」使う
- 8割覚えたら他の単語帳や次の勉強へ進む
英語はターゲットシリーズで学ぶ!英単語ターゲット1200・1400・1900の使い方とは? まとめ
この記事では、「ターゲットシリーズ」について詳しくご紹介しましたが、いかがでしたか?
「ターゲットシリーズ」は、とても緻密に作られた単語帳です。使い方次第で、あなたの英語力を大きくレベルアップしてくれるでしょう。
当記事が少しでもあなたの英単語学習に役立ったら幸いです!
英単語って数が多すぎるし、一つの単語にたくさん意味があるし、もうまいっちゃいます...。