
岡田さん

ミランダ
それは大変ね。シーンに合わせて使えるフレーズを頭に入れておくと、少しは緊張が和らぐはずよ。今日は、すぐに使えるビジネス英語のフレーズを教えてあげるわ!

岡田さん
ありがとうございます!
ビジネス英会話で使えるフレーズを知りたい!
ビジネスの場面で英語を使う機会が少ない方は、カジュアルな英会話とビジネス英会話はどう違うんだろう?と疑問に思われるかもしれません。決定的に違うのは、ビジネスでは、それぞれのシーンに合わせた丁寧な表現を使う必要があるということです。
ビジネスでシーンでは、直接1対1で会話をすることもあれば、ミーティングで大勢の前で発言することもあります。また、電話やメールで取引先とコミュニケーションを取ることもあります。
ビジネス英語が不安な方は、まずはそれぞれのシーンごとに使えるフレーズをいくつか頭に入れておきましょう。
この記事では、今日から使えるビジネス英会話の頻出フレーズをシーン別にご紹介していきます。
ビジネス英会話で使えるフレーズ①電話編
電話での会話は、直接会って話すよりも意思疎通が難しくなります。対面の会話であれば表情やジェスチャーで伝えることができますが、電話では言葉で伝えるしか方法がありません。
突然の海外からの電話にも焦らず対応できるよう、電話対応の定番フレーズを覚えておきましょう。
電話をとる
まずは、かかってきた電話に出る際に使える鉄板のフレーズをご紹介します。
例文①最初のフレーズ
Good morning. This is ABC Company. How can I help you?
おはようございます。ABCカンパニーです。どのようなご用件でしょうか。
「Good morning」は、時間帯によって、午後なら「Good afternoon」、夕方なら「Good evening」と使い分けましょう。このフレーズを頭に入れておくだけで、英語の電話をとる緊張が少し和らぐのではないでしょうか。
例文②終わりのフレーズ
I will get back to you later.
後ほどご連絡差し上げます。
すぐに回答できない案件があった場合などに使えるフレーズです。「later」を「soon」や「tomorrow」、「after the meeting」などに変えることで、様々な状況に応用することができます。
Alright, thank you very much. Bye!
それではありがとうございました。また!
「Alright」はこれから電話を切りますというまとめの合図になります。「Alright」の代わりに「Anyway」、「OK then」も使うことができます。
電話での会話は、顔が見えない分どのタイミングで切っていいのかが分かりにくいですが、「電話を切ろうとしている」という合図を出す事でスムーズに会話を終了することができます。
電話で伝言を預かる
英語の電話で伝言を預かることもあります。伝言は後から人に伝えなければならないので、聞き忘れのないように注意しましょう。
例文③相手の名前を尋ねる
May I tell him who's calling?
お名前を教えていただけますか。
直訳すると「彼に誰から電話がかかってきているか伝えても良いですか?」という意味です。「him」というのは、電話してきた相手が話したかった相手です。その相手が女性であれば「her」、複数人であれば「them」となります。
May I have your name?
お名前を教えていただけますか。
こちらも使えますが、「May I tell him who's calling?」の方が丁寧な印象で、よりビジネス英語向きです。
例文④スペルを尋ねる
Can you spell it for me?
スペルを教えていただけますか。
相手の名前を聞いたものの、スペルが分からないとメモができないですよね。そんな時には必ずスペルを聞きましょう。
例文⑤確認する
名前、会社名、電話番号、伝言など必要な情報を聞いた後、聞き取れないことがあった場合や自信がない場合には、以下のように聞き直しましょう。
Could you go over that again, please?
もう一度言ってもらえますか。
聞き取れないことがあっても焦らなくて大丈夫です。大事なのは、曖昧なままにせず、必ず確認することです。
英語の電話対応で使えるフレーズをもっと詳しく知りたいという方は、下記記事をご覧ください。
ビジネス英会話で使えるフレーズ②ミーティング編
ミーティングは複数人で話すため、話についていけないこともあれば、逆に誰も発言せずに中々話が進まないこともあります。そんな時に気の利いたビジネス英語のフレーズを知っていると、ミーティングを円滑に進めることができます。
確認する
複数人で話を進めていくミーティングでは、全員の認識を逐一すり合わせておく必要があります。
例文①自分の発言の意図が伝わっているか確認する
会議でプレゼンをした際や発言した際、自分の言いたい事がちゃんと伝わっているか不安になることもあります。そんな時は会議出席者にその場で確認しましょう。その時に使えるのがこのフレーズです。
Do you see what I mean?
どういうことか伝わっていますでしょうか。
このフレーズを使う際は、他の出席者の目を見ながら言うことがポイントです。アイコンタクトを取り、不明点がある方には質問をしてもらいましょう。
例文②他の人の発言を確認する
他の出席者が話をしている時に、正しく理解できているか不安になった場合は、躊躇せずに必ず確認をしましょう。
What do you mean by that?
それはどういう事でしょうか?
もう少し詳しく説明をしてもらいたい時には、
Could you explain that in more detail?
もう少し詳しく説明してもらえますか?
と、お願いしましょう。
ミーティングをコントロールする
ミーティングで進行する人やまとめる人が決まっていないと、無言の時間が多くなってしまったり、話が脱線してしまうこともあります。ここでは、ミーティングをコントロールするときに使える表現をご紹介します。
例文③ミーティングを始める
ミーティング開始時間になり出席者も揃ったら、このフレーズを使ってミーティングをスタートさせましょう。
Shall we make a start?
始めませんか。
英語でのミーティングでは、日本語のミーティング以上に黙ってしまいがちですが、本題以外のこういった部分でも積極的に発言していくと緊張もほぐれますので、挑戦してみてください。
例文④次の議題に移る
Can we move on to the next item?
次の議題に移ってもよろしいですか。
通常、ミーティングの終わりの時間は決まっています。時間内に全ての議題の話ができるよう、このフレーズを使って次の議題に行く合図を出しましょう。無駄な時間をなくし円滑にミーティングを進めるために効果的なフレーズです。
例文⑤ミーティングをまとめる
ミーティングの最後は、話の内容をまとめる必要があります。そんなときに使えるフレーズがこちらです。
I'd like to sum up our discussion today.
今日の話し合いをまとめたいと思います。
ビジネス英会話で使えるフレーズ③その他のシーン
その他のビジネスシーンで使えるビジネス英語のフレーズをご紹介します。
相手の時間を確保する
例文①個別で話がしたい
個別で話がしたい時には、このようなフレーズを使って話しかけましょう。
Mr. Smith, do you have a minute?
スミスさん、ちょっとよろしいですか。
直訳すると「1分ありますか?」ですが、「少しだけ話す時間もらえませんか?」という意味で使います。
スモールトークをする
ちょっとした隙間時間を埋める会話ができると、ビジネスシーンにおけるコミュニケーションを円滑にすることができます。
例文②相手の持ち物を褒める
服や靴、カバンなどを褒められて気を悪くする人はほとんどいませんよね。相手の持ち物を褒めて、そこから会話を広げていくことはよくあります。
I love your shoes. Where did you get them?
素敵な靴ですね。どこで買ったんですか?
例文③天気の話をする
天気の話は、万国共通スモールトークの鉄板ネタです。
It' such a beautiful weather today, isn't it?
今日はすごく良い天気ね!
What a sunny day!
なんて良い天気なの!
ビジネス英会話で使えるフレーズ まとめ
この記事では、すぐに使えるビジネス英会話フレーズをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
ビジネス英語に苦手意識がある方も、このようなフレーズをまとめて覚えておくと、とっさの時に役に立ちますよ。是非実際のビジネスの場面で活用してください!
私、この春から海外事業部に異動して、海外のクライアントとのやりとりが多くなったんです。でも、英語の電話やミーティングは、緊張して無言になってしまうことも多くて、、。