
岡田さん

ミランダ
あら素敵じゃない!お返事書かないとね。

岡田さん
本文に書きたいことはたくさんあるんですけど、肝心の宛先と宛名の書き方が分からなくて、、。宛先・宛名の書き方を教えてもらえませんか?

ミランダ
もちろん!それじゃあ今日は、メール、手紙、ポストカードの場合に分けて、宛先・宛名の書き方を教えてあげるわ。
英語で宛先・宛名を正しく書こう!
英語でメールや手紙を書く際には、宛先・宛名ももちろん英語で書く必要があります。
宛先や宛名は、正しく書かないと相手に届かない可能性もありますし、知らぬ間に失礼な表現になってしまうこともあります。
この記事では、英語で宛先・宛名の書き方を、メール、手紙、ポストカードの場合に分けてご紹介します。
英語で宛先・宛名の書き方①メール
メールの場合、宛先はメールアドレスですので、まずはこちらを正しく入力しましょう。
メールの本文に住所などは不要で、「Dear 〇〇,」と書き出すのが一般的です。ただし、メールの受取人と差出人(自分)の関係性によっていくつかのパターンがあるので、それぞれ見ていきましょう。
友人や家族の場合
相手が友人や家族の場合、「Dear+ファーストネーム,」が一般的です。更にもう少しくだけて、「Hi+ファーストネーム,」や「Hello+ファーストネーム,」という書き方もあります。
例)
Dear Ken,
Hi Tom,
Hello Keiko,
仕事関連の場合
相手が仕事関連の場合は、「Dear+Mr./Ms.+ファミリーネーム,」が一般的です。
例)
Dear Mr. Thomas,
Dear Ms. Tanaka,
敬称の「Mr./Ms.」は必ずファミリーネームにつけます。「Mr. John」のようにファーストネームにつけることはありません。また、女性の敬称は以前は既婚、未婚で「Mrs.」「Miss」と分けていましたが、現在ではどちらでも使える「Ms.」を使うのが一般的です。
仕事相手でも、何度かやり取りをして親しくなると、友人のようにファーストネームで呼び合うことが多いです。その場合はメールの書き出しも友人と同様に、「Hi Tom,」というようなカジュアルな呼びかけになることが多いです。
英語で宛先・宛名の書き方②手紙
エアメールで手紙が届くと、なんだかドキドキしませんか?たまには自分で手書きの手紙を送るのもいいですよね。
ここでは、手紙を出す際に、宛先や宛名を英語でどのように封筒に書くのか、更には手紙本文の書き出し方も見ていきましょう。
封筒の書き方
手紙の場合、まず封筒に宛先・宛名を記載する必要があります。こちらを正しく記載しないと、相手に届かないことになるので注意が必要です。
まず封筒の中心部に相手の氏名(Mr. またはMs.を記載)、そしてその下に住所を記載します。氏名→住所という順序は日本語とは逆ですね。
そして封筒の左上、もしくは裏面に自分の氏名、その下の段に自分の住所を記載します。相手の氏名、住所よりも小さめの字で書くのが一般的です。
航空便の場合は左下に「AIR MAIL」とはっきり書きましょう。こちらは、黒か青のペンで書きます。
切手は右上です。
手紙本文の書き出し方
友人や家族に書く場合、「Dear+ファーストネーム,」という本文の書き始めで問題ありませんが、正式な英文レターの場合には形式があります。
まず右側上段に自分の情報を記載します。上から、氏名、その下に住所、更には日付という順番です。
改行をし、今度は左側に相手の情報を記載します。やはり上から氏名(Mr. またはMs.を記載)、その下に相手の住所という順番です。
そして更に、数行分の改行をし空白を設けて、「Dear+氏名(Mr. またはMs.を記載),」と書き、その下の行からが本文となります。
正式な英文レターの書式には、イギリス式、アメリカ式などの違いもあるのですが、ここでは簡単にイギリス式の書式をご紹介しました。ご興味がある方は下記(イギリス式)をご覧ください。
英語で宛先・宛名の書き方③ポストカード
最後に、ポストカードの宛先と宛名の書き方をご紹介します。
ポストカードの宛先・宛名は、右側中央部分に書きます。手紙の封筒と同様に氏名(Mr. またはMs.を記載)、その下に住所という順番です。右側の下部に「AIR MAIL」としっかり記載しましょう。
左側は自由にメッセージを記載するスペースです。
一般的に、ポストカードは旅先から出すことが多いため、自分の住所を書かないケースも多いですが、書く場合は左上に書きます。
まとめ
この記事では、英語で宛先・宛名の書き方についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
下記に要点を書き出したので、参考になさって下さい。
英語で宛先・宛名の書き方まとめ
- 宛先・宛名は氏名が先、その下に住所を記載
- 敬称は「Mr.」か「Ms.」を使用
- 本文は「Dear 〇〇,」から始める
- 航空郵便の場合は必ず「AIR MAIL」と記載
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