
岡田さん

ミランダ
本当に!洗濯物が乾かなくて困っちゃいますね。ところで岡田さん、「蒸し暑い」って英語で何っていうか知ってますか?

岡田さん
「蒸し暑い」ですか、、、?日本語ではよく使うし耳にするけど英語では知らないなぁ。そういえばその他の気候に関する表現もあまり知らないですね。

ミランダ
実は英語にも様々な表現があるんですよ。それでは今から詳しくみていきましょうね。
英語で「気候」は何ていう?
まずは暖かい・涼しい・暑い・寒いなどを表現する「気候」という言葉は英語で何というのか?というところからスタートしていきましょう。
「気候」=「climate」といいます。
「気候」と近い意味の「天気」=「weather」というのはご存じの方も多くいらっしゃるかと思います。ちなみ「気候」とは「ある地域の平均的な天気や天候の状態(暖かい・涼しいなど)」、「天気」とは「その時の天気の状態(晴れ・雨など)」のことを指します。
また、日本では日常会話で気候・天気の話は欠かせないものですが、日本のみならず他の国々も同じで、まずは挨拶とともに気候や天気の話をし、場が和んだところで本題に向かっていくことも多いです。こちらの記事ではそんな毎日の会話で話される気候に関する表現や、実際の会話でどのように取り入れていけばよいかをご説明していきます。
気候を表す英語表現① 春~夏「暖かい」「暑い」など
それではまず、春から夏にかけてよく使われる「暖かい」「暑い」などの表現をみていきましょう。
春から夏に使われる表現
日本語 | 英語 |
暖かい | warm |
過ごしやすい・快適な | pleasant, comfortable |
暑い | hot |
湿気が多い | humid |
蒸し暑い | muggy, sticky |
日本語で多種多様な表現があるように、英語にも様々な表現がありますね。
気候を表す英語表現② 秋~冬「涼しい」「寒い」など
次に、秋から冬にかけてよく使われる「涼しい」「寒い」などの表現方法を見ていきましょう。
日本語 | 英語 |
涼しい | cool |
肌寒い | chilly |
乾燥した | dry |
寒い | cold |
凍えるように寒い | freezing |
こちらも春~夏編と同じく様々な表現方法があります。
気候を表す英語表現③ その他
これまでに気候に関する表現をいくつかご紹介いたしましたが、実際の会話の中でどのように取り入れたらいいのでしょうか?まずは今日からでも気軽にすぐ使える基本的な表現をご紹介します。
現在・過去・未来の気候の伝え方
気候の話は、会話のつかみとなる気軽な話題ですので、難しく考えず定型文として覚えてしまいましょう。
現在
It’s muggy today. /It’s a muggy day today.
今日は蒸し暑いです。
◯解説
「It's」=「It is」の略です。気候や天気を表すときは、主語に「It」を使います。この「It」は形式主語と呼ばれ、「それ」と訳さない決まりになっています。
過去
It was muggy yesterday. /It was a muggy day yesterday.
昨日は蒸し暑かったです。
◯解説
過去形にしたい時は、be動詞を「was」のように過去形にします。「yesterday」のように過去を表す表現をつけてもいいですね。
未来
It's going to be muggy tomorrow./It's going to be a muggy day tomorrow.
明日は蒸し暑くなります。(蒸し暑くなるでしょう。)
◯解説
未来の場合は、「be going to 〜」を使います。「tomorrow」のように未来を表す表現をつけてもいいですね。
天気は英語で何って表現する?
みなさんは気候の話題とセットで天気についてお話しされることも多いのではないでしょうか?天気を表す言葉もたくさんありますが、こちらでは代表的なものをいくつかご紹介します。気候表現とセットで覚えて会話を膨らませてみましょう。
日本語 | 英語 |
晴れの | sunny, fine |
雨の降る | rainy |
くもりの | cloudy |
雪の | snowy |
風が強い | windy |
例文
It's quite cold today. It's going to be snowy tonight.
今日は結構寒いです。今日の夜は雪になるでしょう。
スモールトークとして発展させるには?
これまで気候・天気を相手へ伝える表現をご紹介しましたが、こちらでは更にスモールトークとして話をつなげていくための表現をご紹介します。日本語でいう「◯◯ですよね?」というような、相手の同意や意見を引き出す表現です。
こちらもとても簡単で、下線部に気候・天気を表す言葉を入れるのみで完成します。
現在・未来の場合
「It’s , isn’t it?」=「○○ですよね?」
過去の場合
「It was , wasn’t it?」=「○○でしたよね?」
それではこの表現を使って、実際どのように会話をするのかをみてみましょう。
気候・天気の会話例

It was really hot last night, wasn’t it?
昨晩は本当に暑かったですよね。

Yes, it was. I was not able to sleep well.
そうですね。だからよく眠れませんでしたよ。

Neither was I. I hope it's going to be cool tonight.
私もです。今晩は涼しくなるといいのですが。
英語で「気候」は何ていう?まとめ
こちらの記事では気候に関する表現をいくつかご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか?
今回は気軽に今すぐ使っていただけるよう、日常でよく耳にする基本的な言葉や表現方法を挙げてみました。また気候・天気については、今回ご紹介した形容詞を使った表現以外にも、動詞・名詞・イディオムなど使って様々な方法で表現することができます。
ぜひみなさんの方でも新たな表現方法を発見して、会話に取り入れてみてくださいね。
最近、梅雨に入ったからかジメジメ蒸し暑くて、毎日いやになっちゃいますね。