英検1級対策の決定版|試験時間・難易度・合格率なども詳しく紹介!

英検1級対策の決定版|試験時間・難易度・合格率なども詳しく紹介!

英検1級は合格率が低く、準1級とは比べものにならないほど難易度が高いと言われます。しかし過去問を分析して試験内容を把握し、勉強時間を確保して対策すれば独学でも十分合格することができます。この記事では英検1級の試験内容や対策について、徹底的に解説していきます。

yonnie

yonnie

大手メーカーの技術者として、海外顧客を相手に日々英文メールや技術資料と格闘しています。幼少期に3年間イギリス滞在経験があるものの、残念なことに大して英語を喋れないまま帰国。中高時代はあれこれ試行錯誤しながらがむしゃらに英語を勉強しました。趣味はサーフィン!人生の大切なことは海から教わっています。

岡田さん

岡田さん

社会人になるとTOEICの点数ばかりが注目されますけど、英検1級も合格率の低い難関試験と聞きました。

ミランダ

ミランダ

たしかに合格率は毎年低いらしいわね。独学で合格するにはしっかりと対策しなければいけない難関試験よ!

岡田さん

岡田さん

そうなんですね。今度英検1級を受けようと思っているんですが、独学で合格できるのか不安です。

ミランダ

ミランダ

大丈夫!英検1級がどんな試験なのかをしっかり把握していれば、独学での合格も可能よ!それじゃあ今回は、英検1級の試験内容と対策についてみていくわね!

記事の目次

  1. 1.英検1級に合格したいあなたへ
  2. 2.英検1級の試験情報
  3. 3.英検1級のレベル(難易度)
  4. 4.英検1級の合格基準・合格率
  5. 5.英検1級対策①リーディング(単語)
  6. 6.英検1級対策②リーディング(長文問題)
  7. 7.英検1級対策③ライティング
  8. 8.英検1級対策④リスニング
  9. 9.英検1級対策⑤スピーキング
  10. 10.英検1級対策のまとめ

英検1級に合格したいあなたへ

目を閉じる女性
Photo byPexels

英検1級に挑戦しようと思っているけれど、「どのような対策をすればいいのかわからない」「どのくらいのレベルなのよくわからない」という方は多いのではないでしょうか。特に独学の場合だと不安になりますよね。

この記事では英検1級について、試験の内容(試験時間・難易度・合格率など)から対策の仕方まで詳しくご紹介します。英検1級を受験予定の方必見の記事です!

英検1級の試験情報

testと書いたボード
Photo bygeralt

合格率が低くレベルが高いと言われる英検1級ですが、しっかり情報を集めれば、独学でも適切な対策を立てることができます。まずは、英検1級の試験内容について確認してみましょう。

英検1級の試験日程

英検1級は年に3回、夏・秋・冬にそれぞれ1回ずつ実施されます。参考までに、2019年度の試験日程を以下に示します。

第1回検定 - 終了 -
受付期間

3月15日(金)~ 5月9日(木)

書店受付締切日は4月26日(金)、書店申込書類の協会必着日は4月30日(火)

一次試験

本会場:6月2日(日)
準会場(すべての団体) :6月1日(土)、2日(日)
準会場(中学・高校のみ):5月31日(金)

二次試験
  • A日程 :6月30日(日)
  • B日程 :7月7日(日)
第2回検定
受付期間

8月1日(木)~ 9月12日(木)

書店受付締切日は9月6日(金)、書店申込書類の協会必着日は9月10日(火)

一次試験

本会場:10月6日(日)
準会場(すべての団体) :10月5日(土)、6日(日)
準会場(中学・高校のみ):10月4日(金)

二次試験
  • A日程 :11月3日(日)
  • B日程 :11月10日(日)
  • ※お申込内容に応じて日程が適用されます。詳しくは「二次試験のAB日程の区分けについて」をご覧ください。
第3回検定
受付期間

11月22日(金)~12月12日(木)

書店受付締切日は12月6日(金)、書店申込書類の協会必着日は12月10日(火)

一次試験

本会場:2020年1月26日(日)
準会場(すべての団体) :2020年1月25日(土)、26日(日)
準会場(中学・高校のみ):2020年1月24日(金)

二次試験
  • A日程 :2020年2月23日(日)
  • B日程:2020年3月1日(日)
  • ※お申込内容に応じて日程が適用されます。詳しくは「二次試験のAB日程の区分けについて」をご覧ください。

英検1級の構成と試験時間

英検1級は1次試験と2次試験が別日程で実施されます。それぞれ、試験内容の詳細は次のとおりです。

1次試験
試験時間:筆記(100分)/リスニング(約35分)

測定技能 形式・課題 形式・課題詳細 問題数
リーディング 短文の語句
空所補充
文脈に合う適切な語句を補う。
(問題文の種類:短文、会話文)
25
長文の語句
空所補充
パッセージの空所に文脈に合う適切な語句を補う。
(問題文の種類:説明文、評論文など)
6
長文の内容
一致選択
パッセージの内容に関する質問に答える。
(問題文の種類:説明文、評論文など)
10
ライティング 英作文 指定されたトピックについての英作文を書く。 1
リスニング 会話の内容
一致選択
会話の内容に関する質問に答える。
(放送回数1回)
問題文の種類:会話文
10
文の内容
一致選択
パッセージの内容に関する質問に答える。
(放送回数1回)
問題文の種類:説明文
10
Real-Life形式の内容
一致選択
Real-Life 形式の放送内容に関する質問に答える。
(放送回数1回)
問題文の種類:アナウンスなど
5
インタビューの内容
一致選択
インタビューの内容に関する質問に答える。
(放送回数1回)
問題文の種類:インタビュー
2
(参考URL:英検, https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_1/detail.html)

2次試験
試験時間:英語での面接(約10分)

測定技能 形式・課題 形式・課題詳細 問題数
スピーキング 自由会話 面接委員と簡単な日常会話を行う。
スピーチ 与えられた5つのトピックの中から1つ選び、スピーチを行う(2分間)。 1
Q&A スピーチの内容やトピックに関連した質問に答える。
スピーキングは個人面接で、面接委員は2人です。スピーチ・応答の内容、語彙、文法、発音の正確さなどの観点で評価されます。
(参考URL:英検, https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_1/detail.html)

英検1級のレベル(難易度)

わからないという素振りをみせる女性
フリー写真素材ぱくたそ

TOEICに換算すると950点相当とも言われる英検1級のレベルですが、実際どのような点が難しいのかを見ていきます。

リーディングのレベル(難易度)

リーディングには単語問題と長文問題がありますので、それぞれの難易度をご紹介します。

単語問題の難易度

英検1級のレベルの高さを決定づけるのは、単語問題です。勉強時間の大半は単語につぎ込むことになるでしょう。過去問から一例を挙げてみます。

When presenting Isabella with the Employee of the Year Award, the president said that she (            ) the company's value of hard work, honesty, and cooperation.

1. foreshadowed             2. epitomized
3. extricated                    4. maimed

これらは、普通に英語を勉強しているだけではあまり目にすることはのない、レベルの高いものです。さらに、全25題を5分程度で答えきる速さが求められます。

長文問題のレベル(難易度)

長文問題では、単語問題で問われるような難易度の高い単語はそれほど現れません。

全5題の内、2題が空所補充、3題が内容理解を問う内容です。長文の多読に慣れていて、文章を普通に理解できるレベルに達していれば、さほど難しくは感じないでしょう。

ライティングのレベル(難易度)

ライティングでは、与えられたトピックに沿って、200〜240語のショートエッセイが課されます。グローバルな問題がトピックになるのが特徴です。ライティングの評価は中身そのものよりも、構成やロジック、表現や語彙、文法が対象になります。その点を意識して普段から書く練習を重ねていれば、さほど難易度が高いとは感じないでしょう。

リスニングのレベル(難易度)

リスニングは「Dialogue」「Passage」「Real-Life」「Interview」の4つのパートから構成されます。後半のパートに進むにつれ、読むスピードが速くなります。Part4の「Interview」に関しては、英BBCニュースなどを普通に聞きこなせるレベルが必要です。

また、リスニングの放送は一度しか聞けないので、試験時間35分の間は集中力が特に求められます。そのような点でも、難易度はかなり高いと言えるでしょう。

スピーキングのレベル(難易度)

スピーキングでは、入室後、まず簡単な日常会話を挟み、その後5つのトピックを与えられます。その中から1つを選び、1分間頭の中で話す内容を組み立て、それからスピーチするという流れです。

スピーキングに対して苦手意識を持っている人は多いかもしれませんが、後で説明するとおり、実はもっとも対策が立てやすいパートの1つです。試験時間も10分と比較的コンパクトなので、しっかりと勉強時間を取って対策をしておけば、難易度はさほど気にする必要はないでしょう。

英検1級の合格基準・合格率

円グラフ
Photo byOpenClipart-Vectors

英検1級で本当にレベルが高いのは単語問題とリスニングで、その他は比較的対策しやすいということがわかりました。

ここでは英検1級の合格基準と合格率についてご紹介します。

英検1級の合格基準

英検は、CSEスコアという採点方式を採用しています。英検1級の場合、リーディング、ライティング、リスニングそれぞれを850点満点(合計2550点)とし、2028点を1次試験の合格基準としています。つまり、1次試験の合格基準は「約8割」です。また、2次試験のスピーキングでは602点(満点850点)、つまり「約7割」が合格基準となります。一般的には6割程度が合格ラインの試験が多い中で、7〜8割が合格ラインであるということが英検1級の合格率が低い一因かもしれません。

英検1級の合格率

日本英語検定協会のHPでは、近年の合格率は非公表となっています。しかし過去に公表されていた合格率のデータによると、英検1級の合格率は、約10%程度となっています(JQOS.jp日本資格取得支援, https://jqos.jp/minkan/jitsuyoeigoginokentei)。

元々英語レベルの高い人たちが受験する中での合格率10%ですから、いかにハードルが高い試験かがわかると思います。

英検1級対策①リーディング(単語)

電車の中で単語を暗記する女性
フリー写真素材ぱくたそ

英検1級の鬼門は何と言っても単語です。見たこともない単語のオンパレードで、正直辛くなることもあるかもしれません。日々少しずつでも勉強時間を確保し、暗記を進めていくことが大切です。

単語問題対策①市販の単語帳を使う

過去問を眺めればわかるとおり、単語問題の選択肢で与えられる単語は、日常ではほぼ目にしません。そのレベルのものを、即答できるようにインプットしておく必要があります。

そのためには、出題実績のある単語に照準を絞って、効率よく暗記できるようにまとめられた市販の単語帳を使う必要があります。以下はおすすめの単語帳です。どちらも定評がある単語帳ですので、是非一度手に取ってみて下さい。

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単語問題対策②知らない単語に集中する

単語帳の中でも既に覚えている単語はスキップし、知らない単語のみに的を絞ってなるべく勉強時間を有効に使いましょう。また、なかなか覚えられない単語は別途書き出すなどして、集中的に覚えることが重要です。限られた勉強時間の中で合格率を高めていくには、自分に欠けている部分に集中して対策しましょう。

英検1級対策②リーディング(長文問題)

洋書の長文
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英検1級を受験する人は大前提として、試験時間のあいだ集中力を切らさないくらいに長文の多読に慣れている必要があります。単語問題に比べれば、出てくる単語のレベルはさほど高くなく、文章全体を理解できていれば回答できる問題がほとんどです。

長文問題対策①過去問で分量に慣れる

まずは過去問を通して、難易度と分量を体感することがスタートです。独学で何より重要なのは、戦う相手をよく見ることです。出来不出来は気にせず、まずは実際の試験時間で過去問を解き切りましょう。到達すべきレベルに対して、自分が現状どの程度かを把握することで、限られた勉強時間を効率よく使うことができます。

長文問題対策②過去問を分析する

試験時間を計って過去問を解き終えた後はじっくり長文問題の分析に勉強時間を割いてください。まずは自分の目で、過去問で何が問われているのかを分析することが大切です。

たとえば、2019年6月に実施された試験の過去問を見てみましょう。

It often results in conspicuous changes in a district's character and culture, and the term generally carries a rather negative implication because it is associated with (   26    ) . In the majority of cases, gentrification occurs in two stages, with those who comprise the first wave typically living alongside the neighborhood's less prosperous inhabitants and blending into the community with few difficulties. The second wave of new residents, however, consists of well-off citizens whose demand for trendier shops and upscale apartments leads to price escalations, resulting in evictions and involuntary relocations of longtime inhabitants. 

1. the loss of historic landmarks
2. crimes against newcomers
3. the original residents being forced out
4. a decline in property values

もしこの問題を難しいと感じるとすれば、どこがネックかを分析します。単語なのか、前後のロジックなのか、それによって対策が全く変わってきますし、何に勉強時間を割くかという戦略も変わってきます。独学の中で、自分なりの視点で弱点を分析しましょう。

英検1級対策③ライティング

鉛筆で何かを書く人
Photo byFree-Photos

普段あまり英文を書く機会が少ないとライティングを敬遠してしまうかもしれませんが、前述のとおりライティングは比較的対策しやすいパートです。

ライティング対策①回答パターンを身につける

2019年6月に実施された試験の過去問を見てみましょう。

  • Write an essay on the given TOPIC.
  • Give THREE reasons to support your answer.
  • Structure: instruction, main body and conclusion
  • Suggested length: 200-240 words
  • Write your essay in the space provided on Side B of your answer sheet. Any writing outside the space will not be graded.
TOPIC
Agree or disagreeInfectious diseases will become a bigger problem in the coming decades

たとえばこの問題では「agree」か「disagree」かを問われています。仮に本当はagreeでもdisagreeでもない中間なんだよなあ、、、と思っていたとしても、必ずどちらか一方の立場に立って記述するようにしましょう。

たとえばagreeの立場で書くとすると、回答の大枠は次のようになるでしょう。

  • agreeである
  • なぜなら
    • 論拠(理由)1の概要
      • 論拠(理由)1の詳細
    • 論拠(理由)2の概要
      • 論拠(理由)2の詳細
    • 論拠(理由)3の概要
      • 論拠(理由)3の詳細
  • よって、agreeである(まとめ)
骨組みはこのように、非常にシンプルな方が良いです。あとは、この骨組みに対応する典型表現を身に着けておけば、試験時間を目いっぱい使って、中身の補強に集中することができます。典型表現の一例を示します。
  • I agree that ...
  • I have three reasons to support this.
    • Firstly, ...
    • Secondly, ...
    • Thirdly, ...
  • For these reasons mentioned above, ...
このような典型表現を押さえておくことで、試験時間を最大限活用することができます。ライティングにかける時間は試験時間100分のうち20分程度だと考えておきましょう。

ライティング対策②予想問題を自分で作り練習する

日頃から時事問題や社会問題について考える機会が特にない場合は、意識的な対策が必要です。

具体的には、過去問を参考にしながら自分なりに予想問題を作り、自問自答を繰り返します。ライティングの勉強時間の大半はこれに割きます。グローバルな社会問題がネタになることが多いため、できればBBCやCNNなどから社会性の高い記事を参考にすると良いでしょう。

自分の主張に対して論拠を示すためには、日頃から自分の頭でひねり出す練習をしましょう。たとえば、「英語を学ぶことは大切だ。理由は3つあって、、、」のように、主張に対して論拠(理由)を常に考えるようにします。

回答内容は、立派なものである必要はありません。あくまで評価されるのは、文章の構成、ロジック、語彙、表現、文法などであって、中身の高尚さではありません。常識で考えられる範囲で無難な回答をする、ということに日頃から勉強時間を割くのが良いでしょう。

英検1級対策④リスニング

リスニングする女性
Photo byPublicDomainPictures

日頃から英語の音源に多く触れるのは英検1級受験者の大前提です。その上で最短で英検1級に合格するためには、過去問の分析が欠かせません。問題ごとに対策をみていきましょう。

リスニング対策①Part1「dialogue」

Part1は、会話を聞いた上で、内容に合ったものを4つの選択肢から選ぶというものです。

まず重要なのは、放送を聞く前に選択肢に目を通し、トピックの方向性について推測しておくことです。あらかじめ話の概要を把握して聞くと、何に注意して聞くべきかもわかり、精神的にも落ち着いて対処できます。たとえば、以下の例をみてみましょう。

1. She thinks she will not get the job.
2. She has doubts about the president.
3. She thinks the job would be too stressful.
4. She is disappointed about the salary.

「she will not get the job.」や「the job would be too stressful」などの記載から、「採用段階の話かな」と想像できます。実際に音源を聞いてみると、冒頭から「job interview」というキーワードが飛び込んできます。選択肢を冷静に眺めれば、会話の内容、方向性を前もって捉えることができるのです。

リスニング対策②Part2「Passages」

Part2は5題から構成されていて、それぞれ一節を聞いた後、2つの質問に答えます。Part1と同様、選択肢が4つ与えられていますが、やはり選択肢の内容から、トピックのおおよその内容を推定することができます。たとえば、以下の例をみてみましょう。

No.11
1. They are sometimes discovered by nonscientists.
2. They are rarely found close to water sources.
3. The rules for categorizing them have become stricter.
4. Their discovery often depends on new technologies.

この例では、「Theyは誰か?」ということが一つの着眼点になりますが、「discovered by nonscientists」や「found close to water source」といった記載から、水辺の生物の話ではないかと推測できます。実際に問題文を聞いてみると、微生物の話だとわかります。Part2もPart1と同様、選択肢を先読みして話の方向性をあらかじめ掴むようにしましょう。

また大前提として、長めの英会話を理解できるだけのリスニング力が必要です。Podcast等を利用して、BBCやCNN、Discoveryなどを普段から聞く習慣をつけておくと良いです。

リスニング対策③Part3「Real-Life」

Part3は、日常生活に関わる内容を1分程度聞き、質問に答えるものです。音声の速さはPart2に比べると一段階速くなります。しかし、Part3はSituationと質問文が問題用紙に示されているため、選択肢の先読みをせずとも、話の概要を掴むことができます。また、質問も1つだけなので、質問内容に集中して話を聞くことができます。音声の速さについていければ、Part1やPart2よりも対策は容易かもしれません。

まずは3年分の過去問と向き合い、Situationで話の概要を掴み、質問文の内容に集中しながら話を聞く、という流れに慣れるようにしましょう。

リスニング対策④Part4「Interview」

Part4は、4分程度のインタビューを聞いて、2つの質問に答えるというものです。会話の速度はほぼネイティブのものなので、普段からネイティブ級の会話に耳を慣らしておく必要があります。McKinsey PodcastやDiscoveryがおすすめです。特に前者はまさに、ビジネスのトピックに関して有識者にインタビューする内容なので、Part4対策にはうってつけの教材になるでしょう。

英検1級対策⑤スピーキング

向き合って会話する二人
Photo byTumisu

おそらく多くの人が苦手としているのが2次試験のスピーキングでしょう。スピーキング自体の試験時間は2分ですが、お題について回答を考える時間は1分と短く、入念な事前対策が必要です。

スピーキング対策①回答パターンを身につける

実はスピーキング問題の対策は、ライティング問題への対策とほぼ同じです。agree/disagreeまたはYes/Noで回答するいずれかのパターンが大半で、それぞれ立場を決めた上で、論拠を述べ、最後に話をまとめるという構成で回答すればよく、この点はライティングと全く同じです。よって、典型的な構成を頭に入れた上で、実際に声に出して練習するということが基本になります。独学では声に出さず頭で考えて終わりになってしまいがちですが、実際に声に出して練習しましょう。

スピーキング対策②予想問題を自分で作り練習する

2つ目の対策も、ライティングの場合と全く同じです。トピックとしては、必ずしもグローバルな問題とは限りません。日本英語検定協会のホームページで示されているスピーキングのサンプル問題を参考にしながら、何でも良いので日頃から自分で問題をつくり、それに論拠を付けて即答するような練習を心がけましょう。

英検1級対策のまとめ

掌に描かれた世界地図
Photo bystokpic

この記事では英検1級の試験情報(試験時間・難易度・合格率など)と対策についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

英検1級は合格率が低く、難易度が高い試験ですが、合格するために勉強時間をしっかり確保して対策していきましょう!
 

英検1級の対策まとめ

  • 単語問題:市販単語帳を活用し、単語を見た瞬間意味がわかるようになるまで暗記する
  • 長文問題:まずは過去問で分量に慣れ、自分の弱点を知る
  • ライティング問題:回答パターンを身に着けた上で、自分で予想問題を作り実際に書いて練習する
  • リスニング問題:日々の多聴は基本。その上で、選択肢先読みで話の大枠を前もって掴む
  • スピーキング問題:回答パターンを身につけた上で、自分で予想問題を作り声に出してみる

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