英検2級のレベルはどのくらい?合格率など難易度から勉強法まで紹介!

英検2級のレベルはどのくらい?合格率など難易度から勉強法まで紹介!

英検2級を受験したいけれど、レベルが高く難しいのではないかと不安に思っている人もいるのではないでしょうか。ここでは、英検2級のレベル、試験内容、難易度、合格率や勉強法など、英検2級について徹底解説します。ぜひ参考にして、英検2級の受験に備えましょう!

Bee Hive

Bee Hive

カナダに在住しています。TEDを聞きながら犬の散歩をするのが日課です。

岡田さん

岡田さん

ミランダさん、僕もいよいよ英検2級に挑戦しようと思います!

ミランダ

ミランダ

素晴らしいわ!英検2級になると難易度も上がるけれど、今までの勉強の成果が発揮できるといいわね!

岡田さん

岡田さん

ただ、正直、すっごく心配なんですよ。英検2級ともなると相当難しいと思うんです。合格率も高くなさそうだし、、、。合格するには何をすればいいか教えてくれませんか?

ミランダ

ミランダ

分かったわ。英検2級に関して、知っておきたいことをできる限り教えるわね。必ず参考になるはずよ!

記事の目次

  1. 1.英検2級を受験するあなたへ
  2. 2.英検2級のレベルと概要①レベル
  3. 3.英検2級のレベルと概要②出題問題
  4. 4.英検2級のレベルと概要③合格点基準と合格率
  5. 5.英検2級のレベルと概要④英検2級とTOEICの違い
  6. 6.英検2級の効果的な勉強法
  7. 7.英検2級のレベルはどのくらい? まとめ

英検2級を受験するあなたへ

必勝のはちまきをした女性
フリー写真素材ぱくたそ

英検2級を受験することになったけれど、合格するにはどのような勉強をすればいいのかわらないとお悩みではないでしょうか?

この記事では、そんな方に向けて英検2級のレベル、試験内容、難易度、合格率や勉強法など英検2級について徹底解説します。事前準備をしっかりすれば英検2級に合格するのはそれほど難しいことではありません。是非この記事を活用して、英検2級に挑戦してみてくださいね。

英検2級のレベルと概要①レベル

マークシートする子供
Photo byF1Digitals

はじめに、英検2級の総合的なレベルについてご紹介します。

英検2級の総合的なレベル

英検2級は高校卒業程度の英語レベルとされています。

より具体的に言うと英検2級は以下のようなレベルです。

英検2級のレベル①大学入試レベル

英検2級は、大学入試や、センター試験に通じるレベルです。大学入試の優遇、単位認定などの対象になるところもあります。

英検2級のレベル②海外留学レベル

英検2級は海外留学を目指す人にとっては、英語力のレベル判定の材料になります。海外の大学の中には英検で留学できる大学もあり、そのほとんどが英検2級からとなっています。詳しくは下記のサイトをご覧ください。

海外留学のよくあるご質問 | 英検留学 | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会
海外留学に必要な英検資格、スコアレポートの発行、海外留学全般などの英検で海外留学する場合のよくあるご質問にお答えします。

英検2級のレベル③社会的な英語力の評価の対象となるレベル

一般的に履歴書に記入する英検の級は2級からと言われています。つまり、社会人の場合、英検2級は一般的な英語力の評価の対象なります。

いかがでしょうか?これで英検2級が頑張って目指すに値する級だということがお分かりになったのではないでしょうか。英語力をアピールできるのは英検2級からと言っても過言ではありません。

英検2級の英単語レベル

英検2級の単語数は、英検準2級の3600語レベルから大幅にアップした5100語に達し、難易度がぐっと高くなります。

英検2級の英文法レベル

英検準2級では中学卒業レベルから高校1〜2年で習う程度のレベルですが、英検2級は、文法項目に制限はありません。したがって難易度の高い文法もでてきますので、文法の参考書を一冊準備しておいたほうが良いでしょう。

筆記試験では文法そのものを判定される問題もあり、出題される文法項目は多岐に渡っています。中でも時制、分詞構文あたりの出題頻度は非常に高くなっています。語彙同様、難易度は準2級に比べると難しいと言えるでしょう。

英検2級のレベルと概要②出題問題

チョークをもって黒板の前で話す男性
フリー写真素材ぱくたそ

ここでは、実際に英検2級の試験ではどのような問題が出されるのかについてご紹介していきます。

英検2級の1次試験

英検2級の1次試験の内容は以下のようになっています。

筆記(85分)/リスニング(約25分)

測定技能 形式・課題 形式・課題詳細 問題数 問題文の種類 解答形式
リーディング 短文の語句
空所補充
文脈に合う適切な語句を補う。 20 短文
会話文
4肢選択
(選択肢印刷)
長文の語句
空所補充
パッセージの空所に文脈に合う適切な語句を補う。 6 説明文
長文の内容
一致選択
パッセージの内容に関する質問に答える。 12 Eメール
説明文
ライティング 英作文 指定されたトピックについての英作文を書く。 1 (英作文なので問題文はない) 記述式
リスニング 会話の内容
一致選択
会話の内容に関する質問に答える。
(放送回数1回)
15 会話文 4肢選択
(選択肢印刷)
文の内容
一致選択
短いパッセージの内容に関する質問に答える。
(放送回数1回)
15 物語文
説明文
主な場面・題材
場面・状況 家庭、学校、職場、地域(各種店舗・公共施設を含む)、電話、アナウンスなど
話題 学校、仕事、趣味、旅行、買い物、スポーツ、映画、音楽、食事、天気、道案内、海外の文化、歴史、教育、科学、自然・環境、医療、テクノロジー、ビジネスなど

1次試験では、リーディング、ライティング、リスニングの合計84点中、55点を取得できれば65%をクリアでき、合格ラインに乗ります。ただし、新スコア制導入後、55点のバランスが悪いと合格ラインから外れてしまうこともあるので、要注意です。後ほど詳しくご説明いたします。

英検2級の2次試験

1次試験に合格した人のみが、2次試験に臨みます。個人面接形式で、受験者一人、面接官一人で行われます。試験内容は以下の通りです。

英語での面接(約7分)

測定技能 形式・課題 形式・課題詳細 問題数 解答形式
スピーキング 音読 60語程度のパッセージを読む。 1 個人面接
面接委員1人
(応答内容、発音、語い、文法、語法、情報量、積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度などの観点で評価)
パッセージについての質問 音読したパッセージの内容についての質問に答える。 1
イラストについての質問 3コマのイラストの展開を説明する。 1
受験者自身の意見など ある事象・意見について自分の意見などを述べる。
(カードのトピックに関連した内容)
1
受験者自身の意見など 日常生活の一般的な事柄に関する自分の意見などを述べる。
(カードのトピックに直接関連しない内容も含む)
1
主な場面・題材
社会性の
ある話題
過去の出題例 環境にやさしい素材、オンライン会議、屋上緑化、ペット産業、新しいエネルギー、サプリメント

2次試験の合格率は1次試験に比べると高いですが、油断せずに勉強時間を確保して、しっかり対策をしましょう!

英検2級のレベルと概要③合格点基準と合格率

建物
Photo byt_watanabe

ここでは、英検の合格基準と合格率についてご紹介します。

英検の合格基準

英検の合格基準は、CSEスコアという指標で示されています。

「え、CSEスコアって何?」思われる方も多いのではないでしょうか。英検は2016年に改定され、評価の仕方が変わりました。英検がどのように評価しているかを知ることは、勉強の対策として欠かせません。受験する上で大事なことですので、ここで説明していきます。

CSEスコアとは

2016年から導入されたCSEスコアとは、級の合否に加えて国際標準規格CEFRに対応させた英検スコアで、英語力が客観的に評価できる指標となります。

4技能それぞれ650点満点、合計2600点で計算されます。合格基準スコアは1980点です。

合格基準スコアの内訳は、1次試験の3技能(リスニング、ライティング、リーディング)満点1950点中1520点、2次試験のスピーキングの満点650点中460点で、合計1980点となっています。

詳細については、下記の英検のサイトで確認することができます。

英検CSEスコア|英検|公益財団法人 日本英語検定協会
英検CSEスコアが、英検の成績表に登場!新しい英検の成績表は、国際標準規格CEFRに対応し、受験級の合否に加えてスコアが表示されるから、英語力を客観的に評価できます。

英検2級の合格率

英検は基本的には合格率を公表していませんが、2016年度の第1回は1次試験で合格率約34%(高校生の受験者のみ)、2次試験で合格率約80%(受験者全体)というデータが公表されています(「⾼校⽣ 1級・準1級・2級の受験者数、および合格率」, https://www.eiken.or.jp/eiken/info/2016/pdf/20160729_pressrelease_passrate.pdf)。

大体3人に1人という合格率です。難易度としては、簡単でもないし、かなり難しいわけでもないというイメージですね。合格するには、次の4つが学習のカギとなりそうです。

  • 現在の自分の実力を把握し、苦手分野を認識する
  • 目標と自分の実力のギャップを知る
  • 苦手分野を克服しつつ、4技能をバランスよく学習していく
  • 過去問で傾向をつかみ、対策をする

英検2級のレベルと概要④英検2級とTOEICの違い

英語の本とノート、ペン
Photo bylil_foot_

ここでは英検とTOEICの違いについてご紹介します。

英検とTOEICの違い

英検は合否の判定を受けるのに対して、TOEICは評価をスコア(10点から990点)で与えられるという大きな違いがあります。

また、一般的にTOEICと呼ばれているテストは正式には「TOEIC® Listening & Reading Test」のことで、リスニングとリーディングのみの試験です。つまり英検2級が4技能のテストであるのに対し、「TOEIC® Listening & Reading Test」は2技能のテストという違いがあります。

試験内容に関しては、英検が日常の幅広いシチュエーションから出題されるのに対して、TOEICはそのほとんどがビジネスに関係した内容から出題されています。そのため、使用される単語やイディオムも異なります。

上記のような特徴から、TOEICは基本的に社会人の受験者が多いと言われています。

英検2級の効果的な勉強法

辞書を読む男性
フリー写真素材ぱくたそ

ここまで英検2級の難易度や出題内容などを見てきました。

ここからは、英検2級に合格するには具体的にどんな勉強法が効果的かについて見ていきます。

効果的な勉強法①語彙強化

英検2級に合格するには、まず語彙力を強化しておく必要があります。そのためには、単語帳を使うのがおすすめです。英検対策用の単語帳を購入し、その1冊を徹底的に覚えきりましょう。単語を覚える時は、以下のことを意識すると定着しやすいです。

  • 初めの数回は派生語などには目を通さない
  • 一つの単語に時間をかけすぎないようにする
  • 必ず音読をする
  • 定期的に復習をする
単語の勉強時間としては、1日30分〜1時間で、学習する語数は1日60語〜100語がよいでしょう。また単語集の難易度は最初の段階で4割以上の単語がわかるものが適切です。難しい単語もありますが、がんばって覚えていきましょう!

効果的な勉強法②文法強化

英検2級に合格するには、基本的な文法は絶対に抑える必要があります。以下のことを意識しましょう。

  •  英検2級の演習問題集、過去問集で長文読解の問題を解きながら文法事項を確認していく
  • 不規則動詞の活用形、紛らわしい単語(同音異義語など)を徹底復習する
  • 文法を解説した参考書を手元に置いておき、少しでも不明と思ったらこまめに確認する癖をつける

効果的な勉強法③リーディング対策

リーディングでは、読んでスラスラわかるようになることをゴールに勉強を進めましょう。以下のことを意識して勉強時間を確保すると効果的です。

  • 知らない単語や表現は辞書で調べる
  • 構造分析をする(5文型や、品詞の理解)
  • 音読する
音読は文章の意味を理解した状態で、何度も行います。目安は10回〜15回です。その際、区切り読み(単語を意味の塊ごとに区切って読む/スラッシュリーディング)を行い、塊の意味理解から全体の意味理解へと繋げていきましょう。文章の意味がとれない場合は、日本語訳も確認すると効果的です。

スラッシュリーディングについては、以下の記事が参考になりますので、是非一度目を通しておいてください。

スラッシュリーディングのやり方とは?英語長文の区切り方を知って楽々読解! | PROGRIT MEDIA(プログリット メディア)
みなさんは、スラッシュリーディングという言葉を耳にしたことがありますか?スラッシュリーディングとは、英語を英語の語順のままで読んでいくための読解方法です。この記事では、スラッシュリーディングの効果ややり方、おすすめの練習教材までご紹介していきます。

効果的な勉強法④ライティング対策

英検2級のライティングは、2016年の英検改定で新たに導入されたカテゴリーです。どのような観点から評価されるのか、次のように明らかにされています。

  • 内容 :課題で求められている内容が含まれているか
  • 構成 :英文の構成や流れが分かりやすく論理的であるか
  • 語彙 :課題に相応しい語彙を正しく使えているか
  • 文法 :文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか

※なお、解答がTOPICに示された問いの答えになっていない場合や、TOPICからずれていると判断された場合は、すべての観点で0点と採点されることがあります。

ライティングの対策は以下のことを意識して勉強時間を取るようにしましょう。

  • 文法、構文の参考書にある例文を繰り返し練習
  • 演習問題をこなす
  • 2016年以降の過去問を解く
  • 使えそうな表現はノートにメモして定期的に見返す

効果的な勉強法⑤リスニング対策

リスニングには、ディクテーション、音読、シャドーイングなどのトレーニングが効果的です。特にシャドーイングに勉強時間を取って学習することをおすすめします。以下のことを意識しましょう。

  • ディクテーションを丹念にやる
  • 何度も繰り返し聞く
  • スクリプトと照らし合わせ、意味の確認をする
  • 特に聞き取れなかった単語や表現はそれが含まれる文全体を繰り返し聞き、音読、シャドーイングで定着させる
ディクテーションやシャドーイングのやり方については、以下の記事をご参照ください。

英語リスニングが本当に上達する勉強法とは?できない人が知るべきコツを紹介! | PROGRIT MEDIA(プログリット メディア)
みなさんは英語のリスニングはどのように勉強していますか?勉強法は沢山ありますが、文法やリーディングの勉強と比べて、上達しているのか分かりにくいと思いませんか。この記事では、そんな英語リスニングが伸び悩んでいる方へ、おすすめの勉強法をご紹介していきます。

効果的な勉強法⑥スピーキング対策

スピーキングのトレーニングとしては、瞬間英作文をおすすめします。

瞬間英作文とは、簡単な日本語を素早く英作文するトレーニングで、英語がでてくる瞬発力を鍛えることができます。1日30分〜60分の勉強時間を取って、2ヶ月ほど継続するのが効果的です。最初は難しいと感じますが、慣れてくれば1時間で100文以上英作文できるようになりますので、がんばりましょう!瞬間英作文のやり方は以下の通りです。

  1. 日本語を見て、英文を考える
  2. 英文を口に出す
  3. 答えの英文を見て音読を3回
  4. 日本語を見て音読を3回
  5. 新しい文章に移る
1の時に英文が思い浮かばない場合は、すぐに答えの英文を見てしまって大丈夫です。その上で3〜4を実施しましょう。

瞬間英作文が終わったら、過去問を利用して英検2級の出題形式で練習します。その際、自分の音声を録音して復習をすると、自分の弱点がわかるので効果的です。

効果的な勉強法⑦まとめ

以上一通りの勉強法を見てきましたが、勉強に近道はありません。しっかり勉強時間を確保して、コツコツと努力を重ねていきましょう。

ここでご紹介した勉強法は、ごくオーソドックスなやり方です。これが絶対というわけでは決してありませんので、自分にあった勉強法があれば、そのやりかたで効果を上げる努力をしましょう。

また、英検は問題形式が決まっていますので、基礎力を高めながら、英検の問題形式を把握することが重要です。できるだけ多くの過去問に触れておきましょう。

また、いきなり英検2級を目指すのは難しいかもしれないと不安に思っている方には、下の級から順に無理のない受験をして場数を踏み、試験慣れしていくというのも良い対策の一つです。現在の自分の実力に合った難易度の級から受け始めるのがおすすめです。

英検2級のレベルはどのくらい? まとめ

電球のイメージ
Photo byharishs

この記事では、英検2級のレベルや難易度、合格率など、英検2級に合格するには知っておきたい情報をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか? 

これから英検2級を目指している皆さんには、学習を進めていく上で、是非参考にしていただきたいことばかりですので、試験対策としてご活用ください。

また、英検2級に合格するのに、勉強時間をしっかり確保することも大切です。少なくとも試験の2ヶ月前くらいから、1日1〜2時間の勉強時間を確保して、毎日継続しましょう。みなさんが英検2級に合格することを祈っています!


関連記事

RANKING