
岡田さん

ミランダ
それは英会話あるあるとも言えるわね。そんな時は「まだ下手ですが、頑張って勉強しています!」って伝えられるといいけど。岡田さんは「下手」って英語でどう表現するか知ってる?

岡田さん
上手は「good」で表現できるので、反対の「bad」で下手という意味になりますよね。

ミランダ
そうね!でも他にもいろんな言い方があるのよ。今日は「下手」の様々な英語表現を教えてあげるわね!
「下手」って英語で何て言う?
世の中得意なことばかりならいいですが、なかなかそうはいきませんよね。誰しも上手にできることもあれば、下手なこともあると思います。
また「お上手ですね!」と言われて、「いやいや、下手ですよ」などのように謙遜したい時、英語ではどんな表現を使ったらいいのだろうと考えることもあるのではないでしょうか。
この記事では、「下手」「へたくそ」など「下手」の英語表現をご紹介しますので、是非お役立て下さい。
「下手」の英語表現①基本表現
まずは、基本的な表現である「be bad at 〜」のご紹介をします。
基本的な表現「be bad at ~」
ご存知の方も多いと思いますが、「~が上手」と言いたい時には「be good at~」がよく使われますね。例えばこんな感じです。
英文:He is good at singing.
和訳:彼は歌が上手です。
この反対で「be bad at ~」を使えば「~が下手」と言うことができます。
英文:I am bad at singing.
和訳:私は歌が下手です。
「下手」の英語表現②度合いを伝える表現
続いては、下手の度合いを伝えたい時に使える英語表現をご紹介します。
「be not good at ~」と「poor」
日本語でも「下手」というダイレクトな言い方ではなく「あまり上手じゃない」とか「ちょっと苦手」など少し遠回しな言い方があります。そんなふうに英語でも少し柔らかく表現したい時は、「be not good at 〜」「poor」を使ってみましょう。
英文:My husband is not good at cooking.
和訳:私の夫は料理があまり上手ではありません。
英文:Her Japanese is still poor.
和訳:彼女の日本語はまだ下手です。
「awful」と「terrible」
逆に「サイアク!」「ひどい!」などのように、少し強めに表現したい時は、「awful」や「terrible」を使うといいでしょう。
英文:Look, I am terrible at drawing!
和訳:見て、私の絵ってサイアク!
英文:His handwriting is awful.
和訳:彼の字はひどいな。
「下手」の英語表現③違ったニュアンスを伝える表現
続いて、「下手」とは少し違うニュアンスを表す英語表現をご紹介します。
「awkward」と「clumsy」
「下手」と言っても、「ぎこちない」とか「不器用」のように少しニュアンスの違う表現をしたい時には、「awkward」や「clumsy」を使うことができます。
英文:she is awkward with chopsticks.
和訳:彼女のお箸の持ち方はぎこちないね。
英文:My brother is a clumsy dancer.
和訳:弟のダンスは不器用だ。
「下手」の英語表現④スラングの表現
最後にスラングで「下手」を表す表現をご紹介します。
「suck」と「crap」
前出の「awful」や「terrible」よりも強めに聞こえるかもしれません。いわゆるスラングなので使い方には注意したいところですが、友達同士の会話などで日常的によく聞く表現ですので、覚えておくと便利です。
英文:I suck at piano.
和訳:ピアノはへたくそなんだ。
英文:He is crap at soccer.
和訳:あいつサッカーは全然ダメだよ。
「suck」は動詞なので主語によって形が変化するのが他の形容詞と違うところです。
日本語でも「へたくそ」という言葉が場合によっては使いにくいように、このような表現は十分注意して使いましょう。
「rusty」
一度マスターして上手になったものでも、練習不足で下手になってしまったり、時間がたつと腕が鈍ったりしますよね。そんな時に使えるのはこんな表現です。
英文:My Spanish is rusty.
和訳:スペイン語がへたくそになった。
「rust」は「錆」という意味です。日本語で「腕が錆びる、技術が錆びる」と表現するのと同じ感覚ですね。
「下手」って英語で何て言う? まとめ
この記事では「下手」という言葉の英語表現についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
「下手」というのはネガティブな言葉でもあるので、使い方に気を付けたいのは英語も日本語も同じだと思います。場面によって使い分けられるようになるといいですね。
英語で話す時、自己紹介の内容は暗記しているのでスラスラ出てくるんですが、それを聞いて「この人英語が話せる!」って思われてしまい、その後どんどん話しかけられると困ってしまうんです、、、。