
岡田さん

ミランダ
そうねぇ、1日にどれくらい勉強時間が取れるかによるけど、決して不可能な点数じゃないわ

岡田さん
1日の勉強時間ですか…。半年で900点を取りたいんですけど、そのためにはどれくらい必要でしょうか?

ミランダ
じゃあ今回はそのへんも含めて、TOEIC900点以上を取るために必要なことを教えてあげるわ!!
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- 1TOEIC900点以上〜満点レベルを目指したいあなたへ
- 1.1TOEIC900点以上〜満点レベルの難易度とは?
- 1.2TOEIC900点以上〜満点レベルを取る理由を明確にしよう
- 2TOEIC900点以上〜満点レベルに必要な学習時間
- 2.1TOEIC900点以上〜満点レベルに必要な学習時間一覧表
- 3TOEIC900点以上〜満点レベルに必要な力①単語力
- 3.1TOEIC900点以上〜満点レベルに必要な単語力とは
- 3.2TOEIC900点以上〜満点レベルを取るのにおすすめの単語集
- 4TOEIC900点以上〜満点レベルに必要な力②文法力
- 4.1TOEIC900点以上〜満点レベルに必要な文法力とは
- 4.2TOEIC900点以上〜満点レベルを取るのにおすすめの文法書
- 5TOEIC900点以上〜満点レベルに必要な力③速読力
- 5.1TOEIC900点以上〜満点レベルに必要な速読力とは
- 5.2TOEIC900点以上〜満点レベルを取るのにおすすめの速読問題集
- 6TOEIC900点以上〜満点レベルを取るための勉強法①リスニング対策
- 6.1リスニング対策におすすめの勉強法
- 7TOEIC900点以上〜満点レベルを取るための勉強法②リーディング対策
- 7.1リーディング対策①:PART5・6
- 7.2リーディング対策②:PART7
- 8TOEIC900点以上〜満点レベルを取るための勉強法③公式問題集を使った対策
- 8.1公式問題集のやり方
- 9TOEIC900以上〜満点レベルになる勉強プラン例
- 9.1TOEIC650点の方が900点以上取るための勉強プラン例
- 10TOEIC900点以上〜満点レベルを目指すなら? まとめ
TOEIC900点以上〜満点レベルを目指したいあなたへ
「TOEIC900点以上」と聞くと、「すごいけど、自分には無理かも…」なんて思っていませんか?
でも、大丈夫です!正しい勉強法で、勉強時間をしっかり確保すれば、TOEIC900点以上は取れない点数ではありません!
この記事ではTOEIC900点以上を取るために必要なことを徹底的に解説していきますので、TOEIC900点以上取りたい方、今までどうしてもTOEIC900点以上が取れないとお悩みだった方は、是非参考になさって下さい。
では最初に、TOEIC900点以上〜満点レベルの難易度や、TOEIC900点以上を取るメリットについて解説していきます。
TOEIC900点以上〜満点レベルの難易度とは?
ここでは「TOEIC900点以上の難易度」についてご説明します。
TOEICの公式ホームページで公表されている第242回(2019年7月)TOEICテストの「平均スコア・スコア分布」によると、895点以上を取得した受験者は3505人で、全体の3.6%でした。
また、第241回(2019年6月)の「平均スコア・スコア分布」のデータでは、895点以上を取得した受験者は3517人で、全体の3.6%でした。
つまり、TOEIC900点以上は、受験者全体の上位3〜4%に入るくらいの難易度だと言えそうです。
なかなか難易度が高そうですね。
しかし、先程も書いたとおり、TOEIC900点以上は決して取れない点数ではありません。ただ、それなりの勉強時間は必要です。そのあたりについては後ほどご説明します。
TOEIC900点以上が他の英語試験と比較してどれくらいの難易度なのかが気になる方は、以下の記事もご覧ください。よりTOEIC900点以上〜満点レベルの難易度が実感できると思います。
TOEIC900点以上〜満点レベルを取る理由を明確にしよう
TOEIC900点以上〜満点レベルを取るには、それなりの勉強時間が必要だと書きましたが、継続して一定の勉強時間を確保していくには、学習へのモチベーションを維持することも非常に大切です。
そして、モチベーションを維持するには、何のためにTOEICの勉強をするのかを明らかにしておく必要があります。
みなさんは、なぜTOEIC900点以上を取りたいのでしょうか?
「900点以上はすごい感じがするから」「就活で英語力をアピールしたいから」「会社で海外赴任に必要だから」など、色々な答えがあると思いますが、大事なことは、「どうしてTOEIC900点〜満点レベルになりたいのか」を明らかにしておき、モチベーションを維持できる環境を整えることです。
ここでは、3つの場面(大学受験、就活、会社)でのTOEIC900点以上を取得するメリットについてご説明していきますので、モチベーション維持の参考になさって下さい。
TOEIC900点以上のメリット①受験で役立つ
大学や専門学校などの推薦入試やAO入試では、TOEICの点数が出願要件であったり加点要素になっていたりします。
そのほとんどが900点以下ですので、高校生のうちにTOEIC900点以上あると圧倒的に有利と言えそうです。
TOEICを入学試験に活用している学校については、TOEIC公式ホームページの「TOEIC® Tests 入学試験・単位認定における活用状況」で見ることができます。
TOEIC900点以上のメリット②就職活動で役立つ
IIBC(※)が実施した「上場企業における英語活用実態調査」によると、調査対象の7割の企業が採用時にTOEICスコアを参考にしています。また、以下のような記述もあります。
入社希望者が「資格・特技」として提出したTOEICスコアを69.3%の企業が参考にしている(「参考にしている」「参考にすることがある」の合計)。この割合は、製造業72.3%に対して非製造業64.4%とわずかな差がみられる。新入社員に期待するTOEICスコアは平均565点、中途採用社員では平均710点である。
「新入社員に期待するTOEICスコアは平均565点、中途採用社員では平均710点である」とありますので、TOEIC900点以上を取っていれば、英語という観点では就職活動で有利になることはあっても、不利になることはないでしょう。
(※) IIBCとは、TOEICを運営している団体、一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会の略称です。
TOEIC900点以上のメリット③会社内で役立つ
先程ご紹介した「上場企業における英語活用実態調査」によると、調査対象の15.8%の企業がTOEICスコアを異動、昇進・昇格の要件にしています。
また、調査対象の約3割の企業が海外出張者選抜や海外赴任者選抜にTOEICテストを利用しています。
つまり、TOEICの点数が高いと、会社内での活躍の幅が広がることがわかります。
TOEIC900点以上あれば、英語に関しては会社内で高い評価を得ることができると言えそうです。
TOEIC900点以上〜満点レベルに必要な学習時間
ここまでTOEIC900点以上〜満点レベルの難易度やメリットについてご説明してきました。
では、そのレベルに達するためにどのくらいの勉強時間を確保すればよいのでしょうか。
ここではTOEIC900点以上〜満点レベルになるまでに必要な勉強時間についてご説明します。
TOEIC900点以上〜満点レベルに必要な学習時間一覧表
上記の表は、オックスフォード大学出版局の「A Teacher's Guide to TOEIC® Listening & Reading Test Preparing Your Students for Success」という資料にある、TOEICの点数を取るのに必要な勉強時間が書かれた表です。
この表を参考にして、TOEIC900点以上を3ヶ月で達成する場合と、1年で達成する場合の学習時間を考えてみると、以下のようになります。
今のTOEICの点数 | 950点まで必要な勉強時間 | 3ヶ月で達成する場合の1日の学習時間 | 1年で達成する場合の1日の学習時間 |
250 | 1750 | 19時間/日 | 5時間/日 |
350 | 1550 | 17時間/日 | 4時間/日 |
450 | 1300 | 14時間/日 | 3.5時間/日 |
550 | 1050 | 11時間/日 | 3時間/日 |
650 | 825 | 9時間/日 | 2時間/日 |
750 | 600 | 7時間/日 | 1.5時間/日 |
850 | 325 | 4時間/日 | 1時間/日 |
例えば今TOEICが700点の人は、950点を取得するのに600時間の勉強時間が必要であり、1年かけて950点を目指す場合1日1時間半の勉強が必要となります。
現状の実力によってTOEIC900点以上を取れるまでに必要な勉強時間は異なりますので、この表を参考にしてご自分に必要な勉強時間を確認しましょう。
もちろん、ここで算出された学習時間は絶対ではありませんが、ひとつの目安として勉強計画に役立ててください。
TOEIC900点以上〜満点レベルに必要な力①単語力
ここでは、TOEIC900点以上〜満点レベルに必要な単語力についてご説明します。
TOEIC900点以上〜満点レベルに必要な単語力とは
みなさんはTOEIC900点以上取るには、どのくらいの語彙数が必要かご存知ですか?
英語教材で有名なアルク社によると、TOEIC900点を取得するには9000語以上の語彙力が必要だと言われています。
英検2級(高校卒業レベル)に必要な単語力が約5000語とされているので、TOEIC900点を狙うためにはさらに4000語を身に付けなければならないということです。
TOEIC900点以上〜満点レベルを取るのにおすすめの単語集
先程TOEIC900点以上を取るには9000語以上の語彙数が必要だとご説明しました。ここではその9000語以上を覚えるのにおすすめの単語帳をご紹介します。
おすすめの単語帳①:「究極の英単語」シリーズ
一つ目のおすすめ教材は、「究極の英単語」シリーズです。
アルクから出版されているこのシリーズは、Vol.1〜Vol.4までの4分冊になっており、アルクが定める使用頻度の高い重要単語「標準語彙水準SVL12000」のうち、1〜3000語がVol.1に、3000〜6000語はVol.2にというように、各冊3000語ずつ収録されています。
TOEIC900点を狙うには9000語程度の単語を覚えておく必要があるので、Vol.3までをしっかり暗記するようにしましょう。
おすすめ単語帳②:「キクタン」シリーズ
2つ目のおすすめ単語教材は、同じくアルク社の「キクタン」シリーズです。
「キクタンTOEIC TEST SCORE 800 」「キクタンTOEIC TEST SCORE 990」などスコアごとに単語帳が出版されています。
TOEIC900点を狙う場合、「キクタンTOEIC TEST SCORE 800 」では少し物足りません。ぜひ、「キクタンTOEIC TEST SCORE 990」まで覚えきりましょう!
おすすめ単語帳③:単語帳の選び方
ここでは、自分のレベルに合った単語帳の探し方をご紹介します。
単語帳のレベルを選ぶ場合は、自分の知っている単語が4割ほど、知らない単語が6割ほど掲載されている単語帳を選ぶようにしましょう。
自分の知っている単語が4割より多く掲載されている単語帳は難易度が低く、効率よく勉強するのに向いていません。また、知らない単語が多すぎる単語帳はレベルが高すぎ、こちらも勉強の効率を下げる要因になります。
知っている単語と知らない単語が4:6のものが自分にとってちょうどいいレベルですので、そのような単語帳を使うようにしましょう。
TOEIC900点以上〜満点レベルに必要な力②文法力
続いて、TOEICテスト900点以上〜満点レベルに必要な文法力についてご説明します。
TOEIC900点以上〜満点レベルに必要な文法力とは
TOEIC900点以上〜満点レベルと言っても、文法に関しては高校レベルの文法までで大丈夫です。
筆者はTOEIC900点以上を取っていますが、特別に難しい文法の勉強をしたことはありません。
とはいえ、中学・高校レベルの文法の基礎が身についていなければ、高得点は難しいです。
TOEICの点数が600点以下の方は、まずは中学英文法、そして高校英文法と進みましょう。
TOEIC900点以上〜満点レベルを取るのにおすすめの文法書
ここでは、中学英文法と高校英文法を学ぶのにおすすめの英文法書をそれぞれご紹介します。
おすすめの英文法書①:中学英文法
中学英文法を学ぶのにおすすめの英文法書は「Mr. Evineの 中学英文法を修了するドリル」です。
中学英文法がコンパクトにまとまっており、一冊で効率よく中学英文法の復習をすることができます。
品詞や文型、句や節などの文法用語についても丁寧に説明されているため、文法用語が苦手な人でも安心です。
おすすめの英文法書②:高校英文法
高校英文法を学ぶのにおすすめの英文法書は「一億人の英文法」です。
高校文法専用の文法書ではありませんが、カバーしている範囲はほとんど変わりません。
この文法書は問題集ではないので、基本的に「読んで、理解する」ことが中心になります。なるべくスピーディに読み切ってしまい、その後はわからない文法がでてきたときに繰り返し調べて辞書的に使いましょう。
TOEIC900点以上〜満点レベルに必要な力③速読力
続いて、TOEIC900点以上〜満点レベルに必要な速読力についてご説明します。
TOEIC900点以上〜満点レベルに必要な速読力とは
TOEICで高得点を取るためには、英文を速いスピードで読んでいく「速読力」が必要不可欠です。
なぜなら、TOEICのリーディングパートは時間のわりに問題数が多く、かなりスピーディに解いていかないと時間内に全問を解ききることができないからです。
TOEICのリーディングパートを時間内に全問解ききるには、以下の時間配分で解いていく必要があります。
PART5→1問あたり20秒✕30問=10分
PART6→1問あたり30秒✕16問=8分
PART7→1問あたり1分✕54問=57分
そしてこの時間配分で解いていくためには、WPM(1分間で読める単語数)でいうと150程度の速読力が必要だと言われています。
TOEIC900点以上〜満点レベルを取るには、このWPM150を目指して速読力を上げる練習を行っていくことが大切です。
TOEIC900点以上〜満点レベルを取るのにおすすめの速読問題集
TOEIC900点を狙うにはWPM(1分間で読める単語数)150程度が必要と言われていますが、多くの方は今まで自分のWPMを意識したことがないのでしょうか?
ここでは、自分のWPMを測定しながら、速読力を上げることができるおすすめの速読問題集をご紹介いたします。
おすすめの速読問題集①:初級者向け
TOEIC未受験、または600点以下の初級者の方には、「TOEIC L&R TEST 読解特急2 スピード強化編」をおすすめします。
比較的短い文章が数多く掲載されているので、すき間時間などでも勉強することができます。また、全文章に単語数が掲載されているので、時間を測って読むことで自分のWPMを計算することができます。
速読力を上げるには、まずはこの問題集から始めてみましょう。
TOEIC L&R TEST 読解特急2 スピード強化編
参考価格: 836円
おすすめの速読問題集②:中級者向け
TOEIC600~800点のTOEIC中級者の方には、「TOEIC L&R TEST 読解特急5 ダブルパッセージ編」がおすすめです。
こちらはTOEICのPart7で出題されるような、複数の文章を読みながら問題に答える形式の問題を、対策するのにぴったりの問題集になっています。
もちろんリーディングのスピードアップにも効果的ですので、ぜひ使ってみて下さい。
TOEIC L&R 読解特急5 ダブルパッセージ編
参考価格: 836円
おすすめの速読問題集③:上級者向け
TOEIC800点を超えるようなTOEIC上級者には、「新TOEIC TEST読解特急3 上級編」がおすすめです。
こちらはじっくり腰を据えて取り組むよりは、とにかくスピードを意識してどんどん読み進める方が効果的です。
TOEICのリーディングセクションで高得点を狙う人はぜひ試してみてください。
TOEIC900点以上〜満点レベルを取るための勉強法①リスニング対策
ここでは、TOEICのリスニング対策に有効な勉強法についてご紹介していきます。
リスニング対策におすすめの勉強法
TOEICのリスニング対策におすすめのトレーニングは、「シャドーイング」という勉強法です。
このシャドーイングとは、聞こえてくる英語の音声を、スクリプトを見ずにできるだけ発音などを真似しながら、2、3語遅れて復唱していくトレーニングです、
シャドーイングはリスニング力を上げるのに非常に効果的だと言われています。TOEICでリスニングの得点をアップさせたい方は是非取り組んでみてください。
また、シャドーイングがなぜリスニングに効果があるのかや、具体的なやり方に関してはこちらの記事で詳しくご説明していますので、参考になさって下さい。
TOEIC900点以上〜満点レベルを取るための勉強法②リーディング対策
ここでは、TOEIC900点以上〜満点レベルになるためのリーディング対策の勉強法をご紹介します。
リーディング対策①:PART5・6
PART5・6では、文法をしっかり理解しているかどうか、スピーディに解けるかどうか、この2点が鍵になります。
先程、TOEIC900以上〜満点レベルを取るには、中学英文法や高校英文法をおさえておく必要があることを伝えました。それを前提とした上で、PART5・6用の対策をすることが必要です。
PART5・6用の対策としては、以下の問題集を覚えてしまうまでやり込むことをおすすめします。
TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
参考価格: 5,521円
「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」の勉強法
「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」は以下の手順で実施しましょう。
- 問題を30問解く
- 答え合わせをする
- 間違った問題にはチェックを入れておく
- 解説を読み、理解する
- 文法でわからないものがある場合は調べる
- すべて理解した状態で3回ほど音読をする
問題を解く際は、できれば1問20秒で解くようにすると効果的です。
ただ、1問20秒で解くのがどうしても無理な場合は、時間は意識しつつも、理解重視でスピードを落としても大丈夫です。
この問題集は正解率が9割になるまで何度も実施します。目安としては、5周〜8周です。
リーディング対策②:PART7
PART7の対策は、先程ご紹介した速読教材を使用します。
具体的な勉強法については以下の記事に詳しく書かれていますので、是非ご参考になさって下さい。
TOEIC900点以上〜満点レベルを取るための勉強法③公式問題集を使った対策
勉強法の最後は、公式問題集を使った勉強法のご紹介です。
公式問題集のやり方
2019年9月現在で6冊の公式問題集がでていますが、新しい問題集のほうが最新のTOEICの傾向をおさえている可能性が高いので、なるべく新しく出版された問題集から実施しましょう。
公式問題集のやり方
TOEIC公式問題集のおすすめの使用法は
- まずは本番と同様に2時間(リスニング45分、リーディング75分)かけてテストを解く
- 解きながら、曖昧に解答した問題には印をつけておく
- 解き終わったら解答する
公式問題集を解いたあとは、必ず復習をします。復習の仕方は、リスニングとリーディングに分けてご説明します。
リスニングパートの勉強法(復習の仕方)
リスニングパートは以下の手順で復習しましょう。
- 間違ったリスニング問題の音声を再度聞く
- 間違ったリスニング問題のスクリプトを確認する
- 間違ったリスニング問題は、単語の意味がわからなかったのか、そもそも音が聞こえなかったのかを確認する
- 単語の意味がわからなかった場合→意味を確認し、何度か音読する
- 音が聞こえなかった場合→音の変化(※)を確認する
リーディングパートの勉強法(復習の仕方)
リーディングパートの復習は以下の流れで実施しましょう。
- 間違ったところを確認する
- 単語が原因→意味を確認し、3回ほど音読する
- 文法が原因→解説や文法書を読み、理解する。理解した状態で3〜10回ほど実施する
音読については、こちらの記事でもご紹介していますので、是非ご覧ください。
TOEIC900以上〜満点レベルになる勉強プラン例
最後に、TOEIC650点の方がTOEIC900点以上を取るためにおすすめの、具体的な勉強プランをご紹介します。
TOEIC650点の方が900点以上取るための勉強プラン例
まずは、ご自分が1日に取れる勉強時間から、TOEIC900点以上取るまでにかかる期間を算出しましょう。
先程ご紹介した「TOEIC900点以上〜満点レベルに必要な学習時間」の表より、TOEIC650→TOEIC950に上げていくには825時間の勉強時間が必要です。
仮に1日3時間勉強時間が確保できるとすると、以下のように計算できます。
825時間(必要学習時間)➗3時間(1日に学習する時間)=275日(TOEIC900点以上取るのにかかる期間)
期間が出せたら、具体的な学習計画を作成します。
この記事でご説明してきた通り、TOEIC900点以上を取るには、単語力、文法力、速読力が必要です。したがって、勉強項目は単語、文法、速読(リーディング対策)となります。
また、リスニング対策として、TOEICの公式問題集を使ったシャドーイングを実施します。
さらに、土日を使って公式問題集を解き、試験慣れをしていきます。
ここまでで勉強項目が決まりました。次にそれぞれの勉強項目の1日当たりの勉強時間を決めます。
勉強時間を決めたら、「TOEIC900点以上〜満点レベルを取るための勉強法」の見出しや、「TOEIC900点以上〜満点レベルに必要な力」の見出しでご紹介したテキストを、どのくらいの期間実施するのか決めます。
ここまでを表にまとめたのが下記です。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | |
単語 (1日30分) |
キクタン800 | キクタン990 | 単語ノート(※)暗記 | ||||||
文法 (1日60分) |
「文法問題 でる1000問」5周 | ||||||||
リスニング対策 (1日60分) |
TOEIC問題シャドーイング | ||||||||
リーディング対策 (1日30分) |
スピード強化 (2周) |
ダブルパッセージ (2周) |
上級編 (2周) |
||||||
公式問題集 (土日に実施) |
1ヶ月に1回は実施→1ヶ月かけて復習 |
(※)単語ノートは、文法問題集やリーディング対策、公式問題集などでわからなかった単語をメモしたオリジナルの単語帳です。900点以上を取れないのは、単語の抜けが原因である場合が多いため、学習初期からオリジナルの単語帳を作成しておき、最後の仕上げとしてその単語帳を暗記すると効果的です。
いかがでしょうか?ご自分のレベルや勉強時間にあわせて、上記のような勉強計画をたてておくことをおすすめします!
TOEIC900点以上〜満点レベルを目指すなら? まとめ
この記事では、TOEIC900点以上〜満点レベルを目指すのに必要なレベルや勉強時間、勉強法などについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか。
TOEIC900点以上〜満点レベルは難易度が高く、一般的に「すごい」と言われるレベルではありますが、この記事をご参考にしてみなさんが目標達成することを願っています!
ミランダさん、僕どうしてもTOEIC900点以上取りたいんです。今TOEIC600点なのですが、可能でしょうか?