海外留学せずにバイリンガルになった私の学習法

海外留学せずにバイリンガルになった私の学習法

「海外に行かないと英語は話せるようにならない」とよく言われます。この言葉は本当でしょうか?私はそんなことはないと思っています。なぜなら私自身が国内だけで学習してきたからです。この記事では、海外留学経験なしの私が日本でバイリンガルになった方法についてご紹介します。

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  1. 1私が英語を習得するまで
  2. 1.1海外旅行をきっかけに英語に目覚める
  3. 2海外留学せずにバイリンガルになった私の学習法①映画を見る
  4. 2.1私が行った映画で英語を学ぶ方法
  5. 3海外留学せずにバイリンガルになった私の学習法②完璧を目指さない
  6. 3.1Connention NOT Perfection!
  7. 4海外留学せずにバイリンガルになった私の学習法 まとめ

私が英語を習得するまで

手をつなぐ男女
Photo byFree-Photos

まずは、海外留学経験は一切なし、そして英会話教室にも殆ど通ったことがない、そんな私がどうやって英会話を習得したのかについてシェアしたいと思います。

海外旅行をきっかけに英語に目覚める

私と英語の最初の出会いは中学生の時です。
中学の頃の英語の成績は可もなく不可もなくでしたが、高校に入ってからの英語の成績は散々なものでした。


大学生の頃、初めて海外旅行をしたことが私の英語人生を変えます。
その旅行の時に現地の人と英語で繋がれる楽しさを初めて経験し、英語を習得したいと強く思うようになりました。


帰国後、英会話習得を決意した私は、英語が話されている映画を1日に5~6本毎日のように見続けました。

最初は日本語字幕で見て、だんだん英語が聞き取れるようになったら英語字幕で見ました。

これを数年繰り返したことで、英語がある程度話せるようになりました。

映画から英語を学ぶメリットは2つあります。ひとつずつ見ていきましょう。
まず、映画で英語を学ぶことで、何よりもナチュラルな英語が身につきます!
テキストから学ぶとどうしても堅苦しい言い回しや古い言い方になってしまいますが、映画であればネイティブがよく使う表現が多く使われますので、リアルな英語が学べるのです。


そして、映画で英語を学ぶことで、リアルな発音を学べます。教科書や市販の教材だと、ゆっくりはっきり発音してくれるので聞き取りやすいですが、実はネイティブはそんなにはっきり発音してくれません。
その点、映画であればネイティブが普段話すスピードで発音しているので、実際の会話に限りなく近いと言えます。


ただ、闇雲に映画から英語と学ぶと言っても少し分かりづらいかと思いますので、少し分解してご説明します。

海外留学せずにバイリンガルになった私の学習法①映画を見る

映写機
Photo byFree-Photos

では具体的に、映画で英語を学ぶ方法についてご説明します。

私が行った映画で英語を学ぶ方法

ポイントが4つあります。
①音声は英語で!

好きな映画ならなんでも良いのですが、おすすめはドラマです。なぜかというと、もしSFとか時代劇的な作品を選ぶと使われている言葉が日常からかけ離れたものが多くなってしまうからです。
英語を学ぶ理由は日常で英語を話すことですからね。

②音声は英語で!

英語が話される映画のほとんどは日本語の吹き替え音声がありますが、それは使わず、必ず英語音声に設定して映画を見るようにしましょう。
字幕を活用しよう!

最初は日本語でも良いですが、出来れば英語字幕がおすすめです。「でも内容が全然分からない」という方もいらっしゃるかもしれません。
その場合は、映画をみる前にストーリーを調べておくと良いでしょう。


④すべての字幕を読もうとしない

英語字幕を目で追うのも最初はなかなか大変ですので、全てを読もうとせずに単語の頭だけ、例えば、I think he likes you a lot. という文があったとしたらI・ th・h・l・y・a・l だけを読んでみる。この繰り返しで単語単語の切れ目が分かるようになってくるはずです。

このような点に気をつけて映画を見続けると不思議なことに英語が聞き取れるようになってきます。もし映画で50パーセント聞き取れるようになれば、事前にストーリーを調べなくても内容は大体わかるようになるでしょう。

海外留学せずにバイリンガルになった私の学習法②完璧を目指さない

的の中央に刺さったダーツの矢
Photo byTeroVesalainen

先程は具体的な学習法についてお話しましたが、ここでは心構えについてお話します。「心構え」で学習効率が変わりますので、ここでは学習法の一つとしてお伝えします。

Connention NOT Perfection!

英会話というのは「会話」です。ですから聞き取れるのは第一条件。

そしてこの次のステップがアウトプットです。

これが日本人にはなかなか難しい。私のスクールの生徒さんもほとんど皆さん仰るのが「間違えたら恥ずかしい」です。

確かに間違えないのが一番かもしれませんが、私たちにとってあくまでも英語は第2外国語。間違えて当たり前です。かく言う私もいつも間違えます。頭の中でこう言おう、と思っているのになぜか口が違うことを言ってしまったり。

あー、また間違えたな(笑)が日常です。

でも、言語って使わない限り一生話せるようにはならない。間違えながら学んでいくものなのです。だから間違えても良いのです。

誰かと英語で繋がれた(る)ことが一番大事なんです。

Connention NOT Perfection! です!

また、相手の言っていることを100パーセント理解できなくても会話は成立します。

日本語の本を読んでいても読めない字があっても大体理解できますよね?

私たちの脳は思っているよりも優秀なので、大体60パーセント位相手の言っていることがわかれば会話は成立するはずです。

そしてもし分からなかったら相手にどう言う意味?って聞き直せば良いわけですからね!

もう一つ、日本で英語を学ぶ一番のメリットをご存知ですか?

意外と皆さん気付かないのですが、日本って英語を話す人の率が非常に低いですよね?ですから間違えてもほとんど誰も気付かないんですよ。

だから間違えて恥ずかしいと思うのは自分が自分で恥ずかしいだけ。誰も気になんかしていません。積極的にアウトプットしていきましょう!

海外留学せずにバイリンガルになった私の学習法 まとめ

おしゃべりをする影
Photo bygeralt

この記事では海外留学せずにバイリンガルになった私の学習法をシェアさせていただきましたが、いかがでしたか?
 

英会話って難しい、無理!と壁が高そうに見えますが、もし生まれた国が英語圏だったら絶対に話せている言語。だから大変かもしれないけれど、絶対に無理ではないのです。
なりたい自分=英語で話している自分を目指して映画で楽しく英語を習得してみてはいかがでしょうか?
また、私が運営しているEnglish Playtimeに興味を持っていただいた方はこちらで詳細を御覧ください。サイト内でブログも執筆していますので、ぜひ読んでみてください!

Mayumi Summer Smithee

Mayumi Summer Smithee

イングリッシュプレイタイム http://www.englishplaytime.comで英会話のインストラクターをしています。 海外で学ばず、独学でバイリンガルになりました。


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