英語力アセスメント【GBC】の概要を一瞬で理解!問題形式や評価方法、レベルなど

英語力アセスメント【GBC】の概要を一瞬で理解!問題形式や評価方法、レベルなど

会社から「GBC」という英語力診断テストを受験しろと言われたけれども、一体「GBC」って何?という方に向けて、GBCについて徹底的に解説した記事です。この記事を読むことで、GBCの概要を知ることができます。英語力アセスメントGBCを受験予定の方必読!

記事の目次

  1. 1.英語力アセスメント【GBC】とは?
  2. 2.英語力アセスメント【GBC】はインタビュー形式のスピーキングテスト
  3. 3.英語力アセスメント【GBC】でよく聞かれる4つの質問カテゴリ
  4. 4.英語力アセスメント【GBC】のスコアは上げるのが困難
  5. 5.英語力アセスメント【GBC】の評価項目は44項目
  6. 6.英語力診断テスト【GBC】とは? まとめ
岡田さん

岡田さん

ミランダさん、先日会社からGBCという英語力診断テストを受けろと言われたんですが、GBCってどんなテストなんでしょうか?

ミランダ

ミランダ

GBCはベルリッツが提供している英語力診断テスト(アセスメント)で、ビジネスパーソンが受験することが多いテストよ。

岡田さん

岡田さん

なるほど!もう少し詳しく教えてくれませんか?

ミランダ

ミランダ

もちろんよ!GBCの概要について説明するわね!

英語力アセスメント【GBC】とは?

女性と男性の手
Photo byAymanejed

GBCはTOEICや英検などに比べると、あまり知られていない英語力診断テスト(アセスメント)です。

しかし、外資系のコンサル会社や製薬会社、金融機関などにお勤めの方で、会社から受験するように言われた方も多いのではないでしょうか?

GBCを受験するにあたって、その概要を知ることで、対策方法も見えてくるはずです。

この記事では、GBCを初めて受験する方に向けて、その概要をお伝えします。

英語力アセスメント【GBC】の提供元

GBCは国内大手英会話会社のベルリッツ・ジャパンが、企業・法人・官公庁を対象に提供しているアセスメント(テスト)です。

そのため、GBCは個人で受験することができず、ベルリッツと提携している企業のビジネスパーソンがその受験者となります。

また、GBCは「Global Business Communications 」の略称で、米国のInteragency Language Roundtable Testing Committee(ILR)の情報を応用して、ベルリッツが独自に開発したアセスメントです。

英語力アセスメント【GBC】はインタビュー形式のスピーキングテスト

はてなマークを持った人
Photo byAnemone123

GBCはスピーキング能力を測るテスト(アセスメント)で、テスト時間は約20分です。

テストはインタビュー形式で実施されます。基本的にはインタビュアーの質問に対して回答していく形式を取ります。

また、インタビュアーは1人で、一問一答形式のような形でテストが進んでいきます。

インタビューは録音されており、後ほど複数のアセッサーと呼ばれる採点官によって採点されます。

では具体的にインタビューではどのような質問がされるか詳しくみていきましょう。

英語力アセスメント【GBC】でよく聞かれる4つの質問カテゴリ

テスト用紙と鉛筆を持つ手
Photo bytjevans

GBCでよく聞かれる質問は大きく4つのカテゴリに分けることができます。

一つずつ詳しくみていきましょう。

質問カテゴリ①:一般的な内容(出身、ペットなど)

GBCでは、出身やペット、思い出に残っていることなど一般的なことを質問されることがあります。

例えば、以下のような質問です。

Where are you from?/Where is your home town?
どこの出身ですか/故郷はどこですか

Could you describe more?
詳しく説明していただけますか

What would you like to change about your home town?
故郷に変化して欲しい部分はありますか

質問カテゴリ②:仕事に関連するビジネストピック

あなたの仕事に関係した質問もされます。

ここは、上記の個人に関する質問よりもややレベルが高い質問が多くなります。

What is your company?
どの企業にお勤めですか。

What is the difference between European companies and Japanese companies?
ヨーロッパの会社と日本の会社ではどんな違いがありますか。

How does your company's culture influence you?
会社の文化はどのようにあなたに影響を与えていますか。

質問カテゴリ③:一般的なビジネストピック

一般的なビジネストピックでは、以下のような質問をされます。

What is a solution to solve generation conflict?
世代間の軋轢を解決する方法は何ですか。

What can we do to overcome cultural differences in international jobs?
国際的な仕事において文化の違いを克服するために私達には何ができますか。

How can cultural differences be overcome in international business?
国際ビジネスにおいて文化の違いをどのように克服できますか。

質問カテゴリ④:抽象的なトピック

抽象的なトピックに答えるには、日頃からニュースなどに目を通し、自分の意見を持っておくことが大切です。

例えば、以下のような質問をされることがあります。

How will AI change our society?
AIはどのように私達の社会を変えるでしょうか?

What can be done by AI?
AIは何をすることが可能でしょうか?

英語力アセスメント【GBC】のスコアは上げるのが困難

何かを書いている女性
Photo byStartupStockPhotos

GBCのアセスメントは、0.0〜5.0のスケールで評価されます

また、後ほど詳しくご紹介しますが、英語力に加え、情報伝達能力やジェスチャーなどの非言語の部分も評価項目に含まれており、ネイティブスピーカーでも5点満点中、3点台前半のスコアが平均だと言われています*。

そして、日本人で英会話スクールなどに通っている方は1.5〜2.5点のスコアを取ることが多く、0.1ポイントを上げるのに、約半年かかることもあるようです*。

*ここでご紹介している平均点や、0.1ポイントを上げるのにかかる期間については、筆者がGBC受験者に聞き取りをして得た情報を元にしており、ベルリッツの公式見解ではございません。

英語力アセスメント【GBC】の評価項目は44項目

オリジナル

続いて、GBCの評価項目についてです。

GBCの評価項目

GBCは、米国のInteragency Language Roundtable Testing Committee(ILR)が開発した評価基準に基づいて採点されており、客観性や公平性が保たれているのが特徴です。

GBCでは、英語力とともに、情報伝達力などのビジネスに必要な能力も測定(アセスメント)されます。

したがって、GBCで高得点を取るには、レベルの高いビジネススキルが必要となります。

ここではGBCの評価項目44項目について、詳しくご紹介します。

評価項目を大きく整理すると、以下のようになります(上記の図もご参照ください)。

①「Communication of Information(情報伝達力)」
②「Delivery(伝え方・話し方)」
③「Language Areas(言語能力)」

なんと評価項目のうち2つは、英語力とは関係のないビジネススキルの測定です。

③の言語能力では、リスニング力、語彙力、文法の正確さ、流暢さ、そして発音の5つの項目で評価されます。

では、それぞれ具体的にどのようなポイントで評価されるのでしょうか。詳細をみていきましょう。

なお、これからご紹介する項目のA〜Gについては、ベルリッツが公表しているテスト結果のサンプルを参考にして作成しております。

A:Communication of Information(情報伝達能力)

まずは、「Communication of Information(情報伝達能力)」についてです。

項目詳細 日本語訳
Lacked ability to use various types of logic 様々なロジックを使用する能力が不足している
Did not expand on his/her point 要点を詳しく説明することができない
Lacked clarity/variety in expressions 表現に乏しい、表現の明瞭さに欠けている
Used only indirect logic 間接的な証拠のみで会話している
Could not defend positions effectively 発言の正しさを主張できない
Lacked transitional phrases in addition、as a resultなどの「転換語」が使用できていない
Did not produce timely responses タイミングよく返答できていない
Failed to use supporting evidence 主張の裏付けとなる証拠を示すことができていない
Discourse was incohesive 発言の一貫性に乏しい

この「Communication of Information」の項目で見られる能力は以上の9つです。

日本語でもなかなか難しい項目もありますよね。これだけ確認しても、GBCのレベルの高さが伺われます。

B:Delivery(伝え方・話し方)

続いて、「Delivery(伝え方・話し方)」について詳細をみていきましょう。

項目詳細 日本語訳
Gestures were weak or non-existent ジェスチャーを効果的に使用できていない
Eye contact was sporadic アイコンタクトが不適切である
Overused non-words 無意味な語を多用している
Displayed nervousness 緊張感があらわになっている
Lacked vocal clarity 発声の明瞭さが乏しい
Did not show animation/enthusiasm 生き生きとした様、熱意が感じられない

こちらも受験者のビジネススキルのレベルを測定する項目です。

普段から意識している方であれば自然にできると思われますが、なかなか意識できていない観点も多いのではないでしょうか?

これらの観点を普段話す時に意識しておくことも、GBCの得点アップにつながるかもしれませんね。

C:Listening

さて、ここからは言語能力すなわち英語力をみられます。まずは「Listening」です。

項目詳細 日本語訳
Misunderstood even basic questions 基礎的な質問内容でも誤って捉えてしまう
Needed simplification of questions シンプルな質問にする必要がある
Required repetition at a slower pace ゆっくりと繰り返し話すことを求める
Required rephrasing of questions 質問を別の表現で言い換えるよう求める
Did not ask for clarification when needed 必要に応じてわかりやすく説明するように求める

ビジネスで英語を使うとなると、実はスピーキング能力よりもリスニング能力のほうが大切です。

なぜなら、相手の話を理解して初めて議論ができるからです。

したがって、スピーキング力だけでなく、リスニング力を向上させるトレーニングも忘れずに実施するようにしたいものです。

リスニング力を向上させるトレーニングとしては、シャドーイングが効果的です。

プログリットでもシャドーイングを取り入れており、多くの受講生の方がリスニング力を向上させています。

シャドーイングのやり方を詳しく述べた記事とシャドーイングの効果についてのプログリット受講生インタビューを下記に掲載いたします。

リスニング力を向上させたい方は是非ご参考になさってください。

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D:Vocabulary(語彙)

続いて、「Vocabulary(語彙)」についての詳細です。

項目詳細 日本語訳
Lacked basic words/phrases 基礎的な語・フレーズが不足している
Struggled to find the right word 適切な語を探すのに苦労している
Used the wrong form of the word 誤った語形を使用している
Selected ineffective vocabulary 効果的な語が選定できていない
Lacked business/practical expressions ビジネスもしくは実用的な表現に乏しい

英単語を覚えるのが苦手な方は、以下の記事も是非ご参考になさってください。

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E:Grammar/Syntax(文法/統語)

続いて、Grammar/Syntax(文法/統語)です。

項目詳細 日本語訳
Misused prepositions/articles 前置詞や冠詞を誤って使ってしまう
Omitted prepositions/articles 前置詞や冠詞を落としてしまう
Added prepositions/articles (不要に)前置詞や冠詞を追加してしまう
Struggled with subject/verb usage 主語・動詞の使用に問題がある
Confused singular/plural usage 単数形・複数形を混同している
Made errors in verb tense selection 時制(動詞)の誤りがある
Could not sustain tense in longer utterances 発話が長くなると、時制の一貫性が保たれなくなる
Struggled to form basic SVO sentences 基礎的なSVO文をスムーズに構築できない
Struggled to form complex sentences 複雑な文をスムーズに構築できない
Confused countable/uncountable nouns 加算/不可算名詞の区別ができていない

文法の項目では、正しい文法知識とその運用能力がみられています。

文法を覚えるインプットだけでなく、それを使えるようにアウトプットをして、可能であれば添削を受けると効果的です。

プログリットでは、「スピテン」というスピーキング添削サービスを提供していますので、アウトプットの練習をしたい方はぜひお試しください。

F:Fluency

続いて、「Fluency(流暢さ)」についての詳細です。

項目詳細 日本語訳
Paused to search for words 言葉選びのためにつまってしまう
Spoke haltingly つっかえながら発話している
Spoke in fragmented sentences 文を途切れ途切れに発話している
Used awkward/inaccurate phrasing 文の構築にぎこちなさや正確性に欠ける部分がある
Failed to fill pauses smoothly 会話中の"間"をスムーズに解消できていない
Did not show flexibility of speech 柔軟に発言できない

G:Pronouciation(発音)

最後は「Pronouciation(発音)」です。

項目詳細 日本語訳
Had problems with vowels 母音の発音に問題がある
Had problems with consonants 子音の発音に問題がある
Used unnatural intonation patterns 不自然なイントネーションとなっている

英語の発音は、日本人にとって非常にハードルの高いものの一つです。

しかし、発音をしっかり勉強することによって、リスニング力の向上に加えて、より聞き手に負担なく情報を伝えられるようになりますので、意識的に学習されることをおすすめします。

発音学習の第一歩は発音記号を身につけることです。下記の記事は発音記号について詳しくご説明していますので、是非ご覧ください。

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外国人の日本語を聞き取りづらいと思ったことはありませんか?同じように、英語話者も日本人の英語の発音を聞き取りづらいと感じることがあります。相手に伝わる発音ができれば、今よりスムーズにコミュニケーションが取れますよね。英語の発音が上手くなりたい方必見の記事です!

英語力診断テスト【GBC】とは? まとめ

meetingをする男女
Photo byFree-Photos

この記事では、GBCについて詳しくご紹介しましたが、いかがでしたか。

まずは受験するテスト内容を知って、対策を立てていくことが大事です。

もし対策の仕方がわからない、自分で取り組むのに自信のない方は、是非プログリットの無料カウンセリングにお越しください。

プロのカウンセラーがあなたの英語レベルを診断し、適切なカリキュラムをご提示します。

また、プログリットで実際にGBC対策としてどのようなトレーニングを実施しているかを知りたい場合は、以下の記事をお読み下さい!

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