英語の「提案」表現|ビジネスシーンで通用するフレーズの使い分け方もご紹介!

英語の「提案」表現|ビジネスシーンで通用するフレーズの使い分け方もご紹介!

企画や新商品など、ビジネスシーンにおいて何かを提案する場面は避けては通れません。日本語では「提案」とひとくくりにできますが、英語では場面によって適切なフレーズの使い分けが必要です。この記事では、提案をする場面でよく使われる英語表現についてご紹介していきます。

岡田さん

岡田さん

最近ビジネスの場で、プレゼンテーションや企画をする機会が増えてきたのですが、英語で何かを提案するのって結構難しくて、、、。

ミランダ

ミランダ

一口に「提案」と言っても、英語だとシチュエーションによって使うべき単語やフレーズが色々あるから使い分けが難しいのよね。

岡田さん

岡田さん

そうなんですよ。ミランダさん、ビジネスシーンで企画などの提案ができるように、それぞれの語やフレーズの使い分けについて教えてください!

ミランダ

ミランダ

もちろんいいわよ!「提案する」という英語表現から、実際にどのように提案をしていくかというところまで一緒に学習していきましょう!

記事の目次

  1. 1.英語で提案するは何て言う?
  2. 2.提案するの英語表現①propose
  3. 3.提案するの英語表現②suggest
  4. 4.提案するの英語表現③advise
  5. 5.提案するの英語表現④offer
  6. 6.提案の英語表現⑤その他
  7. 7.提案に対する返答の表現
  8. 8.英語で提案 まとめ

英語で提案するは何て言う?

男女が会議をしているシルエット
Photo byClker-Free-Vector-Images

日常会話はもちろん、ビジネスシーンではいわずもがな、英語を使って企画などを提案する機会は少なくはありません。

しかし、一口に「提案する」と言っても、英語ではニュアンスによって様々な語を使い分けて表現します。

今回は「提案する」という英語表現の場面ごとの使い分けや、実際に提案する際によく使われる表現についてご紹介していきます。

提案するの英語表現①propose

男性の部下が女性の上司に報告をしているシルエット
Photo bymohamed_hassan

「提案する」を英語で表現しようとした時に真っ先に思いつくのは「propose」ではないでしょうか。

日本語で「プロポーズ」というと「求婚」を表しますが、英語ではビジネスシーンなどで「提案する」「推薦する」という意味を表します。

では早速「propose」の使い方をみていきましょう!

「propose」の使い方

「propose」は「propose + 名詞」「propose that + S + V」「propose 〜 ing」の形で使われます。

一つずつ確認していきましょう。

「propose + 名詞」の例

She proposed a new plan for us.
彼は我々に新しい企画を提案しました。
propose」の後に名詞のかたまりである「a new plan(新しい企画・計画)」を加えて文を作成しています。


この「a new plan(新しい企画・計画)」の部分をご自分が提案したいことに変更して使用しましょう。

「propose that +S + V」の例

I proposed that the plan should be canceled.
私はその企画は中止すべきだと提案した。

「propose that」のあとに「the plan=S」+「should be canseled=V」と続いています。

「that S+V」の形はpropose以外の動詞でも使用頻度が高いですので、しっかり使えるようになっておくとビジネスシーンでも言いたいことが適切に表現できるようになりますよ。

「propose 〜 ing」の例

She proposed planning a new party. 
彼女は新しいパーティの企画を提案しました。


ちなみに、「I proposed to her.」のように提案内容を示さずに表現すると「求婚」の意味として捉えられることもあります。

具体的に何を提案しているのかを提示するようにしましょう。

提案するの英語表現②suggest

男性二人が椅子に座って向かい合って話しているシルエット
Photo byTumisu

「propose」 だけでなく、「suggest」もパッと浮かぶ「提案する」という単語ではないでしょうか。

「suggest」は「suggest to + 人 + that」「suggest that S+V」「suggest 〜 ing」の形をとります。

こちらも一つずつ見ていきましょう。

「suggest」の使い方

「suggest to + 人 + that」の例

He suggested to me that I should change the project.
彼は私にその企画を変えるべきだと提案しました。


「suggest to」の後に目的語である「私」(人物)を入れて、that 節「(私は)その企画を変えるべきである」 を加えて文を作成しています。

実際に使用する場合は、that 節にご自身の提案内容を入れ、to 以下には提案する相手を入れてフレーズを完成させましょう。

「suggest that S+V」の例

I suggest that the meeting be postponed.
私は会議を延期することを提案します。


こちらは提案相手を明記しない表現方法です。

提案相手が目の前にいる方だったり、あえて言及する必要がない場合にはこちらの表現を使いましょう。

こちらも that 節にはご自身の提案内容を入れましょう。

「suggest 〜 ing」の例

She suggested going there by bus.
彼女はそこにバスで行くことを提案しました。

SV の形を取らず、提案内容を動名詞(~ing)で表すのがこちらの表現です。

何らかの動作を提案する場合にはこちらの表現が適しています。

propose と suggest の違い

「propose」と「suggest」はどちらも「提案する」という意味の英単語ですが、ニュアンスや意味に違いはあるのでしょうか?

実は「propose」には、能動的・積極的なニュアンスがあります。

日本語でいう「プロポーズ」からも想起できるように、積極的に何かを提案する際、例えばビジネスの現場で取引先に企画を売り込んだり、明確な意図を持って他者に何らかのアクションを求める場面で使用します。

一方で「suggest」には、間接的に・相手に配慮したニュアンスがあります。

ですから「suggest」は直接的な表現を避けて、相手の意見を尊重しつつ、控えめにこちらの案も差し出す場面に適した表現です。

遠回しな言い方なので、上司など自分より目上の方に対して何か提案をするときに適しています。

また、フォーマルな「propose」と比べるとよりカジュアルに使うことのできる語で、口語でよく使われます。

提案するの英語表現③advise

男女が向かい合って握手をしているシルエット
Photo bymohamed_hassan

「advise」は「助言する」「アドバイスする」というイメージの強い語ですが、相手に対して改善点を提案する時などに使われる表現なので併せて覚えておきましょう。

「advise」は「advise + 人 + to do」「advise that S+V」の形で使われます。

例文と一緒に確認していきましょう。

「advise」の使い方

「advise + 人 + to do」の例

His manager advises him to study marketing.
彼の上司は彼にマーケティングを学ぶように提案しました。


誰かに対して、何かをするように提案する際の表現です。

こちらはビジネスシーンだけでなく、友達同士などカジュアルな場面でも使うことのできる表現です。

新しいアイディアを提案するのではなく、行動に対する助言であるということに注目しましょう。

「advise that S+V」の例

I advise that you should write a business proposal in English.
企画書は英語で書くことをお勧めします(提案します)。


こちらも同様に、何らかの行動を他者にアドバイスする際の表現です。

日本語で訳す際には、「〜を提案する」ではなく、「〜をお勧めします」「〜をした方がいいです」のように訳すと自然な表現になります。

「advise」 と「advice」 は何が違う?

良かった点や改善点を提示する際に伝えるアドバイス、正しいスペルがすぐに思い浮かびますか?

実は英語では「アドバイス」(名詞)と「アドバイスする」(動詞)ではスペルが異なるのです。

「advice」(名詞)

英語では「アドバイス」と発音し、名詞で「助言」「忠告」という意味を表します。

He gave me some good advice.
彼が良いアドバイスをくれました。 

「advise」(動詞)

英語では「アドバイズ」と発音し、動詞で「助言する」「忠告する」という意味を表します。

I advise you to stop smoking.
禁煙するよう助言します(勧めます)。

提案するの英語表現④offer

男性二人が握手をしているシルエット
Photo bymohamed_hassan

「〜を提供する」という印象の強い「offer」ですが、「~をしましょうか」と協力や支援を「提案」する時に使う丁寧な表現です。

相手が望んでいることを理解した上で、それを提案するニュアンスがあり、「propose」や「suggest」とはやや使い方が違うので注意が必要です。

「offer」の使い方

「offer」は「offer + 人 + 物」(人に物を勧める)、「offer to do」(〜しましょうと申し出る)「offer + 物」(物を提供する / 提案する)の形で使用されます。

形によって意味が異なるので注意して使い分けましょう!

「offer + 人 + 物」(人に物を勧める)の例

He offered her this book.
彼は彼女にこの本を勧めました。


先ほど登場した「advise」は「〜を勧める」と訳せるとご紹介しましたが、この例文のように具体的な物を勧めるときには「offer」を使いましょう。

「advise」 は助言をするときには使用できますが、物をお勧めすることはできません。

具体的に何かを勧めるときには「offer / recommend」などが使えます。

「offer to do」(〜しましょうと申し出る)の例

I offered to teach them Japanese.
私は彼らに日本語を教えましょうと申し出ました。


「offer」が他の提案を表す動詞と異なるのは、このように「自分の行動」を相手に提案できることにあります。

「〜をしましょうか」とも訳すことができる表現で、相手がおそらく必要としている行動を提案する際に用いましょう。

だた、この表現は少し硬めでビジネス向けですので、友人に何かを申し出る場合は以下のように「Let me 〜」を使うとより自然です。

Let me help you.
手伝わせて。

「offer + 物」(物を提供する / 提案する)の例

He offered a new plan.
彼は新しいプランを提案(提供)しました。


「offer」は冒頭でも述べたように、相手がおそらく望んでいる提案を差し出す表現ですので、受け入れられる可能性の低い提案に関しては、「propose / suggest」を使うようにしましょう。

提案の英語表現⑤その他

男性が手を広げたり額に手を当てているシルエット
Photo bygeralt

企画だけでなく、アドバイスや改善点を提案する場面も日常的によくありますよね。

ここでは、ビジネスの場で助言やフィードバックを他者にするときや、フィードバックをもらうときに使える表現をご紹介します。

また、「〜しましょう」「〜してはどうですか」という、日常会話でも使用頻度の高い提案の表現も合わせてご紹介していきます!

フィードバックするとき

遠回しにフィードバックを伝えるとき

They need to 〜
〜が必要でしょう。

It would be better to 〜
〜した方がよくなります。


間接的に今後の行動についてフィードバックする際によく使われる表現です。

相手の改善すべき点を指摘するだけでなく、良くできてきている部分を褒めた上で、この表現を使いアドバイスしましょう!

はっきりとフィードバックを伝えるとき

To be honest.
正直に申し上げると。

Candidly 〜
率直に言うと〜


直接的にフィードバックをしたいときには、このようなワンクッションを入れると相手もフィードバックを受け入れる準備が整うでしょう。

フィードバックをもらうとき

Please give me feedback on 〜
〜に対してのフィードバックをいただけますか。


We appreciate any feedback. 
どんなご意見でもお寄せください。(どんなフィードバックにも感謝します)


「appreciate」には「ありがとう」と直接感謝を述べるときだけでなく、このように間接的に感謝の意を伝える時にも使うことができます。

How about 〜 ?

「How about 〜 ?」は「〜についてどう思いますか?」「〜してはどうでしょう?」という疑問や提案を表す表現です。

ビジネスシーンだけでなく、普段使いのできる便利なフレーズです!

相手の意見を引き出したり、先に述べられた事柄に関連した質問を投げかけるときに使用します。

How about her new ideas?
彼女の新しい案についてどう思いますか?

How about staying at home today?
今日は家にいるのはどうですか?


「about」 は前置詞なので、後ろにくる動詞には 〜ing をつけて動名詞の形にしましょう。

Would you like me to 〜 ?

「Shall I 〜 ?」 をより丁寧にした表現が「Would you like me to 〜 ?」となります。

日本語で直訳すると「私に〜をしてほしいですか?」とやや不自然な表現になりますが、英語のニュアンスでは「〜しましょうか?」のように自分から何かを申し出る表現であり、ビジネスの場で良く使われます。

Would you like me to buy you anything?
何か買ってきましょうか?

Why don't we 〜 ?

「Why don't we 〜 ?」を直訳すると、「なぜ私達は~しないのでしょうか?」となります。

実はこちらは反語を表し、「(なぜ私たちは〜しないのでしょうか?)〜しませんか? /  〜しましょう」という意味になります。

Why don't we go somewhere?
どこかへ行きませんか?


また、よく似た表現に「Why don't you 〜 ?」というものもあり、こちらは「~してはどう?」とカジュアルな提案を表します。

ビジネスの場ではあまり使われませんが、親しい間柄で使われることが多い表現なのであわせて覚えておきましょう!

Why don't you come in?
入ったらどう?

提案に対する返答の表現

男性二人が机を挟んで話をしているシルエット
Photo bymohamed_hassan

ここまでで英語で提案をする際にどのように表現すれば良いのかをみてきましたが、最後に自身が何かを提案された際の返答の仕方について学んでいきましょう。

提案を肯定する表現

Sounds good. / That's interesting.
面白そうですね。


Not bad.
悪くないですね。


肯定の意思を伝えたい時には、語尾のトーンを少し高くすると、好意的な態度が相手に伝わりやすくなります。

提案を否定する表現

It could be better.
あまりよくないですね。


直訳すると「もっと良くなる」という意味ですが、改善の余地がある=現在はあまり良くない、というニュアンスの表現になります。

Yes and no.
なんとも言えないですね。


yes と no が混在した状態、つまりはどちらとも言えないということで、「なんとも言えない」というどっちつかずなニュアンスを伝える際に使えるフレーズです。

肯定/否定両方に使える表現

It's 〜.
それは〜ですね。


〜に入る形容詞を変えることで、肯定/反対それぞれの意思を伝えることのできる万能な構文です。

【肯定を表す形容詞】

英単語 日本語訳
nice 素敵、良い
good 良い
great とても良い
awesome 最高、素晴らしい、かなり良い
wonderful 最高、素晴らしい
marvelous 大変素晴らしい、信じられない(ほど良い)
amazing (信じられないくらい)素晴らしい、最高
beautiful 綺麗だ、とても良い

【否定を表す形容詞】
英単語 日本語訳
bad 良くない、悪い
awful 非常にひどい、大変悪い
boring 退屈である
dangerous 危険である
disgusting 非常に不快である
silly 馬鹿げている
terrible ひどく悪い

英語で提案 まとめ

男性がホワイトボードを指してプレゼンテーションをしているシルエット
Photo bygeralt

この記事では、「提案する」という意味の英語表現や、実際に提案する際のフレーズなどについてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

今回の記事で登場した表現を覚えて、提案する内容や、相手に合わせて適切な表現を使っていきましょう!

また、「提案する」の表現をより広げたい方は以下の記事もおすすめです。

この記事と合わせて読むことで、表現に深みがでてくると思いますので、是非ご一読ください!

「提案」の英語フレーズ|企画・改善の提案や提案書で使える表現満載!のイメージ
「提案」の英語フレーズ|企画・改善の提案や提案書で使える表現満載!
英語で「提案する」という表現には様々な言い方がありますが、ビジネスシーンにおいては、それぞれのニュアンスの違いを理解し適切な表現を使う必要があります。この記事では、「proposal」「suggestion」を始め、様々な英語の提案表現をご紹介していきます。

英語の「提案」表現 まとめ

  • propose は「積極的・能動的」な提案
  • suggest は「間接的・相手に配慮した」提案
  • advise は「改善点・助言」を提案
  • offer は「相手が望んでいるであろうもの」を提案
Haruka

Haruka

香港と日本と台湾のクォーターです。母国語である日本語の他に英語、広東語、中国語、韓国語ができます。留学経験はなく、日本にいながらにして4ヶ国語を身につけたので、その経験を踏まえて読者のみなさんが楽しく、効率的に英語を学べるような記事を発信していきます。


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