
岡田さん

ミランダ
成果が表れないと不安になるわよね!リスニングを確実に伸ばすコツを抑えると対策しやすくなるわ!

岡田さん
是非そのコツを教えてください!

ミランダ
もちろんよ!今日は、独学で効率よくリスニング力を上げる方法を教えるわ!
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- 1リスニング力が伸びない理由、センスや環境のせいにしてませんか?
- 2英語リスニングが伸び悩む4つの原因
- 2.1リスニングの何ができないのか分かっていない
- 2.2語彙や文法の知識が少ない
- 2.3英語のスピードについていけない
- 2.4試験や実践的な場面で応用できていない
- 3英語リスニングのコツを抑えよう
- 4原因別!英語リスニングのコツ①:脳の構造を理解し、自分の苦手を把握する
- 4.1音声知覚が苦手な人の特徴
- 4.2意味理解が苦手な人の特徴
- 4.3知識データベースが少ない人の特徴
- 5原因別!英語リスニングのコツ②:効率的に知識をインプットする
- 6原因別!英語リスニングのコツ③:英語を理解するスピードを上げる
- 6.1シャドーイングとは?
- 6.2多読とは?
- 7原因別!英語リスニングのコツ④:試験や状況に合わせた応用方法を知る
- 8コツを知って英語リスニング力を効率的に伸ばそう
リスニング力が伸びない理由、センスや環境のせいにしてませんか?
英語のリスニング力は、TOEICなどの試験から実践的な英会話のシーンまで、広く求められる能力です。英語を勉強している皆さんも、リスニング力を鍛えるためにいろいろな勉強法を試してきたと思います。
しかし、いざTOEICを受験したり、外国人を前にした際に全く英語が耳に入ってこなかった経験はありませんか?
リスニング力は英語を理解する上で最も重要なスキルと言っても過言ではないのですが、どのようにリスニング力を鍛えるのかがわからず、苦手意識を持ってしまう方が多いのも事実です。皆さんの中にも、「いろんな勉強法を試したけど全く伸びなかった」「海外に行かないとリスニング力は伸びない」と諦めてしまった方も多いと思います。
しかし、英語のリスニング力向上に最も必要な要素は、センスや海外経験ではありません!
言語を習得する上で必要なことは、「コツを理解すること」「自身のレベルに合った正しい勉強方法を実践すること」です!
上記2つをしっかり押さえれば誰でもリスニング力を確実に鍛えることができます!
この記事では、リスニング力を確実にアップさせるコツを4つご紹介します。リスニングに苦手意識がある方は、是非ご覧ください。
英語リスニングが伸び悩む4つの原因
さて、では今までリスニングが伸び悩んでいた方の、英語が聞き取れるようにならない原因はいったいどこにあったのでしょうか?
原因は大きく分けて4つあります。
リスニングが伸び悩む原因
- リスニングの何ができないのか分かっていない
- 語彙や文法の知識が少ない
- 英語のスピードについていけない
- 試験や実践的な場面で応用できていない
どの原因に当てはまっていましたか?
どこで伸び悩んでいたかをご自身で把握することは、リスニング力アップへの第一歩になります。
では、ご紹介した4つの原因がどのようにリスニング力に影響を与えていたのか、詳しく見ていきましょう。
リスニングの何ができないのか分かっていない
有名な参考書を買ってなんとなく対策してみたり、とりあえず英語を聞き流ししてみるだけでは、リスニング力を鍛えることはできません。
リスニング力を上げるためには、自分がリスニングのどの部分に苦手意識を持っているかを分析し、それに合わせた適切なトレーニング方法を実施することが重要なのです。
リスニングができない理由の例
- 単語や文法が分からないため聞き取れない
- 英語のスピードに耳が追い付かない
- 日本語に訳しながら聞いているため、途中で理解が追い付かなくなる
このように、一口に「英語が聞き取れない」と言っても、その理由は様々です。また、理由が違えば、それを克服するために必要なトレーニング方法も当然変わってきます。
したがって、リスニング力を鍛えるためには、まず「なぜ自分は英語が聞き取れないのか」をしっかりと把握する必要があるのです。
語彙や文法の知識が少ない
英語を聞き取れるようになるためには、英語の基礎となる文法や単語をしっかりと理解していることが非常に重要です。
しかし、英語のリスニング力が伸びないと悩んでいる方の多くが、文法や単語をおろそかにしたまま、オンライン英会話などの実践的なトレーニングばかりをやってしまっています。
残念ながら、英語のリスニング力を鍛えるなら、この方法ではなかなか効果が出ません。英語の基本である文法や単語の知識をしっかりとインプットしないと、実践的トレーニングをしても意味はないのです。
したがって、「オンライン英会話をしても英語力が上がらない……」という方は、その前段階である単語や文法をしっかり覚えているか、自分に問い直してみましょう。
英語のスピードについていけない
学生時代は英語が得意だったという方の中には、「リーディングは問題ないのに、リスニングになると英語のスピードについていけない」というタイプの方も多くいます。
こういった方が英語のリスニングを苦手とする原因は、ハイスピードな英語の音声を聞き取る力と、聞こえてきた英語の意味を瞬時に理解する力が不足していることにあります。
これらの力は、シャドーイングや多読などの方法で鍛えることができます。
リーディングやゆっくりスピードのリスニングなら問題なくできるのに、英語のスピードが速くなると途端についていけなくなるという方は、これらのトレーニングにチャレンジしてみるのが良いでしょう。
試験や実践的な場面で応用できていない
ある程度リスニングはできるのに「TOEICなどの試験で点数が伸びない」「癖のある英語は聞き取れない」という方は、あと一歩です!
こういった方は、基礎的な英語力がついているので、あとは用途に合わせた対策をすれば、リスニングのスコアアップに繋がったり世界中の方とコミュニケーションが取れるようになります。
例えば、同じ英語試験でも、ビジネスシーンからの出題が多いTOEICと留学で使う英語力を測るTOEFLでは、まったく出題の傾向が異なります。また、一口に英語と言っても、アメリカ人の話す英語とインド人の話す英語では、発音やアクセントが異なる部分も多くあります。
「TOEICの点数が伸びない……」「外国人の取引先の英語が聞き取れない……」などの悩みを抱えている方は、英語を使うシーンに合わせた対策をとることを心がけましょう。
英語リスニングのコツを抑えよう
ここまで、リスニングが伸び悩む4つの原因についてお話ししてきましたが、自分がどこにあてはまるかお分かりいただけましたでしょうか?
この記事の後半部分では、英語のリスニング力が伸び悩んでいる原因別に、それぞれの対策方法と効果的にリスニング力を鍛えるためのコツについてご紹介していきます!
前半部分でご紹介した4つの原因で、当てはまると思った原因があれば、ぜひコツを試してみてください!
原因別!英語リスニングのコツ①:脳の構造を理解し、自分の苦手を把握する
リスニングが伸び悩む原因の一つ目として、「リスニングの何ができないのか分かっていない」があるとご紹介しましたが、これを解決するための方法は、英語を聞き取る際の脳の働きを理解して、それをもとに自分の苦手なポイントを把握することです。
その助けとなるのが上にあるこちらの、英会話におけるリスニングのプロセスを応用言語学に基づいて分解した図です。
図の通り、リスニングは「音声知覚」と「意味理解」という2つのステップにわかれており、それぞれのステップでは、以下のような処理が行われています。
音声知覚:耳から入った英語音声が、何の単語か知覚する
意味理解:音声知覚した単語が、文章全体としてどういう意味なのか理解する
そして、音声知覚でも意味理解でも、英語に関する知識が蓄積された「知識データベース」と呼ばれる脳内の倉庫への問い合わせを行うことで、英語の音や意味の情報を引っ張ってきているのです。
これらのステップ全てが滞りなく行われることで初めて、スムーズに英語を聞き取ることができます。逆に言うと、この中のどれか一つでも苦手な部分があると、英語のリスニング力は伸びていかないということです。
自分がどこに課題を抱えているのかをしっかりと分析し、それに合った勉強法をするのが、英語のリスニング力を鍛える一番のコツと言えるでしょう!
音声知覚が苦手な人の特徴
音声知覚が苦手な人の特徴
- 英語に耳が追い付かない
- ネイティブの英語が全く聞き取れない
- リーディングはできるのにリスニングができない
リスニングの中でも「音声知覚が苦手だ」という人は、英語の音を聞き取る力を鍛える必要があります。
英語の音を聞き取れるようになるには、シャドーイングというトレーニングがおすすめです。
シャドーイングについて詳しくは後述しますので、ぜひ挑戦してみてください。
意味理解が苦手な人の特徴
意味理解が苦手な人の特徴
- 英語を聞いていると、途中で分からなくなってくる
- 英語を読むとき、一つ一つ日本語に訳しながら読んでいる
- リーディングのスピードが遅い
意味理解が苦手な人は、英語を一語ずつ日本語に訳しながら理解しようとしている人が多いです。
しかし、一つ一つ訳しながら理解しようとすると、リスニングのスピードについていくことができなくなってしまいます。
これを克服するためには、多読というトレーニング方法によって、英語を英語の語順のまま理解する力を鍛えることが効果的です。
上記の特徴にあてはまる方は、多読に挑戦してみるといいでしょう。
知識データベースが少ない人の特徴
知識データベースが少ない人の特徴
- 意味の分からない単語が多い
- 学生のころから英語が苦手だった
- リーディングもリスニングもどっちも苦手
知識データベースが少ない人は、昔から英語が苦手だった人や、普段英語に触れる機会がほとんどない人に多くいます。
こういった人たちは、英語の基礎となっている文法や単語を忘れてしまっているため、英語が聞き取れないことがほとんどです。
まずは、文法や単語を効率的に復習することで、英語力の底上げを目指しましょう。
原因別!英語リスニングのコツ②:効率的に知識をインプットする
リスニングの基礎となる単語や文法の知識が、脳内の知識データベースにしっかり蓄積されていると、リスニング力も自ずと伸びていきます。
しかしその一方で、単語や文法を学習しても、いざ英語を使う頃には忘れている、なんてことありませんか?
その原因は、毎日の反復練習ができていないため、せっかくインプットした知識が抜け落ちてしまい、効率的な知識のインプットができていないことにあります。
ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスが発表した「エビングハウスの忘却曲線」によると、人は何かを学んでも1日後にはその内容を思い出すのに2倍以上の時間がかかると言われています。
つまり、単語や文法を勉強してもやりっぱなしで反復練習を怠ると、すぐに忘れてしまう上に思い出すのに時間がかかってしまうので、実践で使える英語力は身につかないのです。
しかし、毎日少しでも復習するように心がけるだけで、記憶を定着させて長期記憶にすることができます。勉強はしていたけどなかなかリスニング力が伸びなかったという方は、反復学習する癖をつけましょう!
原因別!英語リスニングのコツ③:英語を理解するスピードを上げる
リスニングの際に「英語のスピードについていけない」という悩みを抱えている方は、ずばりシャドーイングと多読のトレーニングを行うことが、リスニング力を鍛えるコツです。
シャドーイングは英語の音声を的確に聞き取る「英語耳」を、多読は聞こえてきた英語を瞬時に理解する「英語脳」を作るうえで、非常に効果的な勉強方法です。
この2つのトレーニングを重点的に行って、英語のスピードについていけるようになりましょう!
シャドーイングとは?
シャドーイングとは、英語の動画や音声をスクリプトを見ずに聞きながらそっくりそのまま、影(shadow)のように復唱していくトレーニングです。
シャドーイングでは、英語ネイティブが話す音声をできるだけ忠実にまねて発音することが求められます。また、忠実にまねをするためには、ネイティブ特有の音の変化やアクセントなど、普段は意識しない細かい点まで注意しなければなりません。
そのため、シャドーイングを繰り返すことで、英語初心者だと聞き逃してしまうような細かい音も、言葉として聞き取れるようになり、リスニング力がアップするのです。
シャドーイングの詳しい効果や効果的な勉強方法は、以下の記事をご覧ください。
多読とは?
聞こえてきた英語の意味を瞬時に理解できるようになりたいという方は、「多読」という勉強法に挑戦してみましょう。
多読とは読んで字のごとく、ハイスピードでたくさんの英語を読むトレーニングです。一単語ずつ丁寧に和訳したりするのではなく、高速で量をこなすことで、英語を英語の語順のまま理解できるようになり、理解のスピードが速くなります。
すきま時間にも取り組みやすい勉強法ですので、ぜひ挑戦してみて下さい。
原因別!英語リスニングのコツ④:試験や状況に合わせた応用方法を知る
リスニング力はあるはずなのに、英語試験や実践の会話ではなかなか聞き取れない…という方は、英語を使うシーンに合わせた対策をとるのがおすすめです。
例えば、英語試験を受ける方であれば、受ける試験に合わせてリスニングの傾向を掴むことが、試験でリスニングのスコアアップを狙うコツになります。
同じ英語試験であっても、TOEICではビジネスシーンを想定した問題が出題される一方、TOEFLやIELTSでは留学を想定したアカデミックな内容が、英検では身近な社会問題や学校生活についてが出題されるなど、一口にリスニングテストといっても出題範囲は様々です。
地力はあるのに英語試験の点数が伸びないという方は、テストに合わせた対策をしっかりと行うことが、スコアアップの一番のコツでしょう。
また、実際のビジネスシーンなど実践的な場面で英語が聞き取れないという方は、相手の英語の特徴やアクセントを知らないことが問題かもしれません。
実際にビジネスで英語を話す人の半分以上は、英語ネイティブのアメリカ人やイギリス人ではなく、私たち日本人のように英語を第二言語として習得する人々だと言われています。そのため、同じ英語でも、国によって独特の発音や言い回しがあったり、訛りのある英語だったりということが頻繁にあります。
ビジネスや留学で多様な人々とコミュニケーションをとる方にとっては、各国の英語の特徴を知ることも、一つのコツだと言えるでしょう。
コツを知って英語リスニング力を効率的に伸ばそう
ここまで、リスニング力が伸び悩む原因から対策するためのコツについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
リスニング力を鍛えるために大事なのは、自分の課題やレベルをしっかりと把握し、それにぴったりな勉強方法を実践すること。特に、多くの人々が苦手としているハイスピードな英語を聞き取る力を鍛えるには、シャドーイングのトレーニングがぴったりです!
とはいえ、自分一人でシャドーイングをするのはなかなか難しいこと。自分に適したレベルの教材を見つけ、適切な方法でシャドーイングを実施するのは簡単ではありません。
そこでおすすめなのが、自分のシャドーイングをプロに添削してもらうこと。
英語コーチングのプログリットが提供している「シャドテン」では、プロのスタッフがあなたの英語を毎日添削し、改善点を教えてくれます。
また、自分の英語力や英語を使うシチュエーションに合わせた教材を、WPMをもとにスタッフと決めていくため、自分にとってベストの教材で効率よく英語力を伸ばすことができます。
7日間の無料体験も実施しているため、「プロのアドバイスのもと着実に英語力をつけたい」「忙しいので効率よく勉強したい」という方は、ぜひ一度「シャドテン」を試してみることをおすすめします!
頑張ってリスニング対策しているのですが、一向にネイティブの英語が聞き取れるようになりません…どのように対策したらいいですか?