英単語の効率の良い覚え方はある?暗記方法のコツから英単語帳の使い方まで解説!

英単語の効率の良い覚え方はある?暗記方法のコツから英単語帳の使い方まで解説!

英語で話すにしても、文章を読んだり書いたりするにしても、英単語を覚えていることは非常に重要です。しかし単語を覚えるのは難しく、覚え方がわからない方は多くいると思います。ここでは、英単語の効率のいい覚え方をいくつか紹介していきます。

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  1. 1英単語を覚えることの重要性
  2. 2「継続」が英単語の最高の覚え方
  3. 3英単語帳を使った英単語の覚え方
  4. 3.1どの英単語帳を選べばいいの?
  5. 3.2自分だけの英単語帳の作り方
  6. 3.3英単語を使って英単語を覚える基本
  7. 4書いて身につく英単語の覚え方
  8. 4.1スペルを覚えるための勉強方法
  9. 4.2書いて意味を理解する覚え方
  10. 5話して身につく英単語の覚え方
  11. 5.1使う英単語を決める
  12. 6自分に合った英単語の覚え方を見つける
  13. 7まとめ

英単語を覚えることの重要性

ノートとペンの写真

中学校や高校で多くの人が頑張って英単語を暗記した記憶があるのではないでしょうか?中学校や高校で英語を勉強した方はわかると思いますが、英単語を覚えるのはとても時間がかかり、難しく、非常に面倒な作業です。ヨーロッパの国々の言語だと英語と似ている単語もありますが、日本語は英語とは起源が全く異なるため、英単語を読んだり聞いたりしても、それがどういう意味なのかの想像がつきにくいと思います。

日本人がとても苦労して覚える英単語ですが、なぜ英単語を覚えることが大切なのでしょうか?

その最も大きな理由は、単語が文章を構成する最小単位だということです。日本語を含める全ての言語にこれは当てはまりますが、文章は何百も、何千もの単語を組み合わせることによって構成されています。単語を知らなければ、話したり聞いたりして理解することはもちろん、文章を読むことさえもできません。


また、英単語をたくさん知ることによって、表現の幅が広がります。外国語を話しているとき「言いたいことがあるのに言えない。」という状況をほとんど全ての人が経験したことがあると思います。このような状況では、もちろん文法も大切ですが、やはり単語が一番重要になってきます。文法を知らなくても頑張れば単語だけでコミュニケーションはとれますが、文法を知っていてもある程度の単語を知らなければコミュニケーションはとれません。

英単語を暗記することの重要性はご理解いただけましたでしょうか?


それでは、英単語の効率のいい勉強法と暗記法、英単語帳の使い方について解説していきます。

「継続」が英単語の最高の覚え方

積み木の写真

英単語を暗記することにおいて多くの人が怠りがちなのが「継続」です。しかし、この「継続」こそが英単語の暗記において非常に重要なコツになります。

「継続」の大切さを説明するために、マラソン大会のためにランニングトレーニングをしている人に例えてみましょう。マラソン大会に出場するためには、大会の何カ月も前から地道なトレーニングを続ける必要があります。週末に1週間分まとめて5時間ランニングをするのではなく、毎日1時間ランニングする方が簡単なだけではなく、効果的で効率のいいトレーニング方法であることは言うまでもないでしょう。

英単語もこれと同じで、多い量を少ない頻度で暗記するよりも、少ない量でも高い頻度で暗記する方が効果的で効率のいいトレーニング方法になります。毎日繰り返して少しずつ暗記すること、そうすることで英単語がしっかりと記憶に残るようになるのです。



自分に合った学習方法を見つけることができても、毎日地道にコツコツとやることを怠れば、成果を出すのは非常に難しいです。そして、結果がなかなか見えないことで自分に合わない方法だと勘違いしてしまい学習をやめてしまうという負のスパイラルに陥っている人は多いものです。

そのような負のスパイラルから脱するために、まずは毎日決まった時間に決まった量学習することをオススメします。英単語の暗記に長時間費やす必要はありません。特にはじめのうちは少しずつ確実に実践できる目標の量を設定することが大切です。バス停での隙間時間や、寝る前の10分間など、自分のスケジュールや日常生活にうまく英単語の暗記を取り入れてみましょう。

英単語帳を使った英単語の覚え方

本の写真

英単語を覚えなければならないシチュエーションに置かれた際、ほとんどの人がまず英単語帳を手に取ると思います。英単語を暗記することにおいて英単語帳は非常に重要な役割を担います。効率のいい方法で英単語を暗記しようとするならば、英単語帳は必須のツールでしょう。
 

どの英単語帳を選べばいいの?

英単語帳が大切ということは分かりますが、書店にはたくさんの英単語帳が並び、どれを選べばいいのかとても悩むと思います。

悩んだときはまず、自分がなぜ英単語を覚えるのかを思いだすことです。英検、英会話、長文読解など、英単語を覚えようと思った理由は人それぞれだと思います。自分の理由に合った英単語帳をピンポイントに探すと、より簡単に自分に合った英単語帳を選ぶことができます。

英検のために英単語を暗記しようと考えているのであれば、書店で英単語帳を購入するのが手っ取り早くて確実ですが、もっと特別な理由で英単語帳を探しているのであれば、自分のノートなどを利用してマイ英単語帳を作るのもひとつの方法です。

長文読解や英会話において必要な英単語の数は非常に多く、自分が必要としている単語がのっている英単語帳を見つけることは困難かもしれません。自分の知っている単語と知らない単語が混ざって並べられている書店の英単語帳では効率のいい暗記が少し難しくなります。

しかし自分で自分のノートに英単語帳を作ることによってこれらの問題が解決するだけではなく、英単語帳を作る作業自体が英単語を覚えるための助けとなるので、とても効率のいい勉強法といえます。

自分だけの英単語帳の作り方

ここでは英単語帳の作り方について説明します。必要なのはノートと、自分が勉強に使用している教材です。教材は長文などを読解することが目標なら長文、英会話なら海外ドラマなどで大丈夫です。また、自分に合った教材が何かわからない場合は、書店の英単語帳やインターネット検索による英単語のリストを使うことができます。自分に合った英単語帳をノートで作ることが目的なので、自分にとって馴染み深い教材を使用するのが最善の方法です。

教材とノートが準備できたら、いよいよ英単語帳を作っていきます。英単語帳をノートで作るのは意外と簡単なので、難しく考えずとりあえず作ってみることがコツです。

自分の準備した英語教材にざっと目を通し、わからない英単語があれば全てノートに記録していきます。自分にとってわかりやすく、効率のいい勉強方法につながるノートを作成することが目的なので、単語に限らず気になったフレーズや連語もピックアップしてみましょう。

ある程度わからない英単語をリストアップしたら、次は英語の意味調べにとりかかります。意味調べは自分が使いやすい辞書を使用していいのですが、英語の意味をひたすらノートに写すだけではなく、きちんと意味を考えて、英単語と関連づけながら書き出していくのが効率のいい勉強方法です。

また、発音記号や例文など、付け足すことで自分にとってさらにわかりやすくなると思うポイントがあれば、それも書き足しておくと後から見てわかりやすい単語帳ができあがります。

英単語を使って英単語を覚える基本

ここでは英単語帳を使った効率のいい勉強方法を紹介します。

上で述べたように、英単語を覚えるにあたって最も大切なのは「継続」です。英単語帳を使った勉強方法にもこれは当てはまります。

英単語を勉強しようと思ったら、まずは英単語帳を毎日開ける習慣を身につけてください。毎日、覚える英単語の数を決めます。そして声に出してその英単語を読み、考えながら意味も確認します。そして時間があれば、同じ単語を見直し、一回目で自分がどれだけ覚えることができたかを確認します。

一つの単語を1分かけて1回覚えるよりも、反復的に同じ単語を覚えるのが英単語の勉強方法のコツです。

書いて身につく英単語の覚え方

ペンを持って人が書いている写真

英単語を覚えるための勉強方法やコツはたくさんありますが、そのうちの一つが「英単語を書く」という方法です。ここでは書いて覚える英単語の勉強方法を2つ紹介します。

スペルを覚えるための勉強方法

単語のスペルを覚えるのは、人によって得意不得意が大きく別れます。しかし、自分に合った勉強方法さえ見つけることができれば、効率のいい方法で単語のスペルを暗記することが可能になります。

単語のスペルを覚えるために効果的な勉強方法は「書く」ということです。漢字と同じで、頭ではなく体で英単語を覚えるのがコツです。


1回目は英単語帳を見ながら確実にスペルを書きます。その後は何も見なくても書くことができるか、試してみます。なかなか覚えるのが難しい単語は勉強方法を少し変えて、10回書くなどして体で覚えるといいかもしれません。

また、できるだけ多く単語を書くことが目的ではなく、何も見なくても単語を書けるようになるのが目的なので、考えながら一つ一つの単語を書くのがコツです。
 

英単語を覚える作業は、多くの人にとって一番面倒な作業の一つとして捉えられがちですが、コツコツと続けることが成功につながるので、地道に頑張ることがとても大切です。

書いて意味を理解する覚え方

英単語の意味を覚える効率のいい勉強方法は人によって大きく異なりますが、一つの方法として覚えたい英単語を使って英語の文章を書くというやり方があります。記憶に残りにくい英単語でも、実際に使用することによって格段に記憶に残りやすくなります。

自分が使用している英単語帳に目を通し、見るだけでは意味を暗記しにくい単語を見つけだします。
そしてその英単語を使った文章を自分で考えてノートに書きます。文章の中で実際に英単語を使用すると、目で覚えるよりも記憶に残りやすくなります。

また、この勉強方法で勉強すると、単語の意味が記憶に残るだけではなく英作文の練習にもなり、一石二鳥ですね。

話して身につく英単語の覚え方

書くということ以外の勉強方法を探している人には話して覚える勉強方法がオススメです。

最近では地元に英会話教室がなくても、スカイプなどで受講できるオンライン英会話などがあるので、誰でも気軽に外国の人と話ができます。

また、会話をする以外にも、一人で音読するなど声に出して覚える方法はたくさんあるので、安心してください。

使う英単語を決める

英単語は日常生活のなかで使えば使うほど記憶に残りやすくなります。なので、確実に英単語を記憶に残すため、日替わりで絶対に使う単語を決めるのがオススメです。

「今日はこの単語を絶対に使う」という単語をいくつか決め、その英単語を正しく会話に取り入れられるように意識します。
会話をする機会がない場合には、一人で声に出すだけ、頭の中で思い浮かべるだけでも良いです。

話す、声に出すという方法は書くということよりも楽しい場合が多いので、継続しやすいです。

自分に合った英単語の覚え方を見つける

English

ここでは効果的な英単語の勉強方法をいくつか紹介しましたが、どの方法が合うかは人それぞれです。読むだけで記憶に残る人もいれば、何度も書かないと覚えられない人もたくさんいます。

自分の強みと弱みをしっかりと理解して最善の勉強方法を見つけることが大切です。結局は自分に合った方法が一番効率のいい方法になります。

まずは自分にあった方法を見つけてみましょう。

まとめ

湖の写真

ここでは書く方法、話す方法など、英単語の覚え方をいくつか紹介しましたが、自分に合いそうな勉強方法を見つけることはできましたでしょうか?

繰り返しになりますが、英単語を覚えるにあたって継続は非常に重要です。勉強方法を試行錯誤している間も継続し続けることを忘れないようにしてください。

また、小さな積み重ねを大切にしてください。英単語を勉強していて、ある日突然分かるようになった!なんてことは絶対にありません。しかし、ほとんど目に見えない毎日の成長が積み重なって、ある日自分の成長に気づく日は訪れます。英単語を書く一回一回が、声に出す一回一回が、自分の成長につながっていると信じて、頑張ってくださいね。

Annabelle

Annabelle

こんにちは。日本産まれのアメリカ育ちです。今は日本で英語を教えています。英語フレーズや文法など毎日使う英語をわかりやすくどんどん紹介していきたいと考えています。よろしくお願いします。


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